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漆黒因子の狂想曲戦記  作者: 叶瀬囲炉裏
1章
1/8

伝説

誤字脱字など色々ありますがご了承ください



暗く、暗く、マッチ一本の明るさよりも、暗く淡い炎の松明が照らす、暗い迷宮


そこには、鉄すら溶かす毒を全身に持つムカデ。

岩をも軽く指一本で持ち上げ、砕く大きな猿。

固い鱗を持ち地面をも焼き溶かす暴風の炎を口から吐くトカゲなど様々な異常な力を持つ猛獣達が沢山住まう恐ろしき場所



そして、暗く猛獣達が住まう迷宮の最奥


カキン、カン、ドァオン、バァアアッ


迷宮の最奥には他とは違い燃え盛る明るい松明がいくつも壁に設置されてある。

そして、そこには血と漆黒を混ぜ合わせた様な鱗を持ち高さ五十メートルの大きな龍とその龍に神々しい剣を何度も切りかかる青年と自身の一回り大きい盾を使い、龍の鉤爪の攻撃を防ぐ男性。


その後には杖を使い龍に様々な魔法を打ち込む女性とメイスと宝玉を持ち、剣の青年と盾の男性を宝玉に祈り、回復をさせている女性。

そして、最後に影に潜み龍の隙を狙い、攻撃をする少女がいた


「ロックス、あとどれ位いける!」


剣士の青年は龍と戦いながら盾を持つタンクの男性、ロックスに聞く


「流石にこりゃキツい、アスト俺でもあと十分だ!」


そう言いながら龍の爪を受けながら、剣士の青年、アストに答えるクロック


そして、龍はアストに尻を振りかぶる


「わかった、はぁっ!、よし、レーネ、超級魔法の詠唱のはあとどれ位だ!」


「あと十秒。その炎は、大地を焼き尽くし…」


「了解」


「アスト様こちらも、回復と強化を同時かけできます!」


「わかったありがとうシルビアなら、ここであれを使い龍を仕留める!」


振り被られた尾を剣さばきで流しなているアストに答えたのは杖を使い詠唱をしている魔法使いの女性、レーネとレーネの後に準備万端の報告をする女性、シルビア


そして、 龍と交戦攻防をする事を十秒後レーネの詠唱が完了し動き出す


「よし、今だレーネ!」


「わかったわ」


アストの合図とともにレーネが後ろから魔法を発動するその時


ヴォァアアアアッ!


龍は叫び、喉に力を入れ黒い炎をブレスを吐こうとするが…


「やらせませんよ!」


ブレスを吐く直前、天井から双剣を持つ少女が龍の左眼のまぶたを斬る


ヴォァアアガァッ!


左まぶたに傷を受けた龍はブレスは喉の中で暴発し、そして、爆発の威力を使い少女は布を広げこちらに移動し布をしまい地面に着地する


「よっ、と…ふぅ、ギリギリセーフでした」


「イリスありがとう」


「いえ、お礼よりも、今がチャンスですアストさんレーネさんシルビアさん!」


そう言い、アストのお礼を跳ね除けたのはシーフの少女イリス


「わかった、シーネ!」


「わかったわ、焼き尽くせ《トワイライトエクスプロージョン》!」


トゴォオオーン


シーネが唱えるとシーネの杖からは五つの光の玉が発生し龍に向かい不起訴な移動をしながら向かい着弾し、龍を飲み込むほどの魔法の円柱が発生し


グヴァアアアッ!


飲み込まれた龍は前進にダメージを喰らいながらもがく声を発する


「シルビア、今のうちにアストに!」


「わかりました、《オールプロテクション》《パワーライズ》」


宝玉を掲げシルビアが唱えると二つの光がアストを包む


「ありがとう、行ってくる!」


アストはそう言い、剣を構え龍に向かい駆け走る


「絶対倒せよ、アスト!」


「アスト、ここが正念場よ!」


「アスト様頑張ってください」


「アストさん、あなたなら行けます!」


「勿論だ!」


四人の応援を駆け走りなが、叫び答えたアストは龍との距離が十メートルに縮むと剣を掲げ叫び唱える


「聖なる光を闇を穿て、聖剣エクスカリバー!」


アストが唱えるとアストのもつ聖剣エクスカリバーは聖なる光を生み出しエクスカリバーに纏い、その大きさは龍を越した


「これで、終わりだァアア!」


グヴァアアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!


叫びながアストはエクスカリバーを、振り下ろし、そして、龍は最後の叫びを上げた後、龍をの首を切り裂かれた




こうして、インクルス歴400年、漆黒の迷宮は攻略され、世界は救われた


しかし、その後インクルス歴1000年までの歴史は消失し、1000年以降の殆どの人々はこの漆黒の迷宮の攻略の物語一つだけしか知られていない、そして、この物語も5人の英雄が、世界崩壊の原因の黒龍を討伐数としたと、知られているだけだった



お読みいただきありがとうございます


そして、良ければ参考に誤字脱字などのコメント

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