プロロォーグッッ!!
※この物語は、フィクションであり実際に団体、地名、その他もろもろは関係ありません。
また、童話を少しお借りしております。
昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんがすんでおりました。おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
《》↑check!↑《》
「ここっ!!ここでモモッ!!わかったか?おまえら!!じいさんが山に行って、ばあさんが家出た。くらいから流せよ!!桃っ!!バカっおまえそれ桃じゃなくて柿じゃねぇかっ!!」
――皆さんは知っているだろうか?
御伽話と言うものは、『めでたし、めでたし』になるまでに、これでもかと言うほど【御都合主義】と言うものが存在し、また、主人公達は沢山の困難や苦難を乗り越えて初めて、ハッピーエンドを手に入れているのだ。
だが、主人公達は本当に"自らの力のみ"でエンディングを手にしているのだろうか……?
否。
戦国で暗躍した"忍者"がいるように。
世界の影に蠢く"殺し屋"がいるように。
御伽話にも"黒子"が存在するのである。
これは、そんな"黒子"にスポットをあてた物語――。
人は彼らの事をこう呼ぶ。
【童話の黒子】
"ストーリーバックボーイズ"
『SBB』と――。
「速報ッッ!!!隊長ッ!!キジが逃げましたッ!!」
「バカ野郎!だから鍵かけとけって言っただろ!!」
つづくッッ!!
《SBB構成図》
隊長…みんなのまとめ役。
伝令…物語の世界を駆け巡り、みんなに情報の伝達を行う。
動物係…動物担当。
社員いち…雑務なんでもやります。
社員に…↑と同じ。
その他数名。都合に応じて増えたり減ったりします。
ちなみに月収は22万ほどだそうです。そこそこいいやんけ❗(´・ω・`)✨きゅぴーん