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59話 楽器屋さんに行く

日曜日。

 夫と2人でショッピングモールへ行った。お盆が明けたからすいてるかと思ったのにそうでもない。私たちと同じですいていると思ってお盆明けを狙って来る人も居るのかも知れない。

 実は秋服の勉強の為のウインドウショッピングなのである。色んな服のデザインを見たり触ったりして構造をしっかり頭に入れた。もちろん紳士服も。構造は頭に入ったのだけれど、普通の服にあまり興味が無いので、帰るまで覚えていられるだろうかと不安だったけれど、どうもスキルの中に蓄積される様である。調べた知識が私の服飾フォルダに入っていく感覚というのだろうか。

私は閃いたらいきなり布を切ったりしてしまうけれど、本物のデザイナーさんの様にきちんと手順を踏んでデザインを書こうとスケッチブックを何冊か買った。今後もし私からスキルが無くなった時に正規の作り方をしておかなければ何も残らないのだ。

 ちなみに色んな服の良いところを混ぜて私の体型に合う秋服を作りたいと目論んでいるのだけれど、そううまく行くかも不明である。なにせ変な混ぜ方をしたら超絶ダサくなる。その辺のバランスが私にはまだ身についていない。ファッションって本当に難しい。多分苦手分野なのだろう。


手芸屋さんに行ってゴムなど私が作れない物も購入した。

「最近は裁縫もするんだね。唯芽がまた新しい事を初めて楽しんでいるのを見るのは僕は嬉しいよ。結婚する前以来だからね。」

「ごめんね。家事は疎かにしないから。」

「謝らないでいいよ。君は好きな事を楽しんでいる方がいい。」

ゴムとプラスチックは素材を買わないと異世界の素材だけでは難しい。


 その後楽器屋さんにも寄った。ピアノの構造が知りたかったんだ。夫を放置して一通り触ったり弾いたりして気付いたらギャラリーが結構居てびっくりした。夫はもっと驚いた顔をしていた。

「君は楽器も弾けたんだね。初めて知ったよ。」

「えへへ、高校でちょっとだけね。今の家になってから気にせず弾けるから、お金貯めて始めたいなーなんて。」

 ごめんなさい。嘘です。楽器とかやった事とかないです!マジでごめんなさい。しかも買う気とか全く無いです。私、作れちゃうんで。

 

それから、タンシチューを食べて、有名な大福屋さんで水饅頭をお土産に買って帰った。今日は売っていなかったけれど、私はバナナ大福がイチオシ。

 素材解析を覚えたから技術向上の為にもたまには外で美味しいものを食べてしっかり勉強したい。食費や被服費が減ってちょっとずつ貯金が増えてきたのだ。

 


 唯花はお留守番の間も聖域で楽しんでいるみたいだ。考えてみたらゴーレムは眠らなくて良いのはチートだと思う。じゃあ私も寝てないからチートじゃないか。今初めて気付いのだが早死にしたりしないか心配だ。

 

 そしてココなのだけれど、少しずつ羽根の色が変わって尾も足も長くなってきた。すごい。トサカはないけれど鶏に近くなってきてどこかあの親鶏に似た美しさというか気品が出て来た。だけどちょっと成長が早すぎる気がする。聖域パワーかも知れない。

 

 可愛い時期はもうすぐ終わるねー。さみしいー。あっ!つつかないで!可愛いから!ココちゃんはずっと可愛いからね!


 資材置き場にレンガと柵を大量に作った。ストックしておけば、ノームさんが区画を増やしてくれるというので。無くなったら多めの補充を心がけよう。

 

今日は聖域にピアノを作ります!

 息子の時計は手作りしたけれど、楽器作りはあまり興味がないのでサクサク錬成しようと思う。ちなみに日本に持って帰る予定は全く無い。

 ピアノとドラムセットを作ると唯花がちょっと泣きそうになっていたので、唯花用の小さいサイズも作ってセッションしたりしました。同じ構造でも小さいと音の響きが全然違うのね。少し狭くて自分用は置いておけなくてアイテムボックスにしまった。ピアノを持ち歩く人って私ぐらいだと思う。


その後、秋服のスケッチをして、デザインを変えていくつか作った。消耗品の靴下や下着を錬成したり、夫の秋冬物のスーツもお直しした。

最近異世界でかなり時間が余る様になってきた。


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