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41話 おうち焼き鳥とドール天国

日曜日

 今日はお庭でおうち焼き鳥である。

夫がピザパーティを羨ましがっていたので楽しんでもらおうと張り切っています!


「昨日に引き続き朝からすまないね。僕にもできる事はあるかい?」

「いい!部屋で待っててー。」

私は1人でお料理している時間が一番楽しい。


「母さん楽しそうでホント良かったよな。」

「ああ。そうだね。じゃあ唯芽、後で声をかけてくれるかい?」

「はーい。今日はアラームセットしたから大丈夫!」


 かまどで立って焼いても良いのだけれど、今回はこっそり作ってあった七輪を物置きから出して庭のテーブルに置き、網を乗せて各自座って焼ける様にした。自分で焼き鳥を焼ける機会などそうは無い。息子には色々な事を経験させてあげたい。ちゃんとした母親として。


 七輪の横にツボに入った焼き鳥のタレと塩コショウをスタンバイ、ビールとジュース、ハーブティーと野菜スティックも置いて焼き鳥パーティ開始!

「婆ちゃんとこ焼き鳥もやってたよな?俺もやってみたかったんだ。自分でやっても良い?」

息子はバイトの事もあってもともと焼き鳥に興味があったらしい。だから仕込みを覗きに来たのか。

「もちろんよ!今日は各自焼くスタイルよ!律樹さん、面倒だったら私が焼くから言ってね。」

「僕も自分でやってみるよ。和樹には負けていられないからね。」

夫は穏やかに笑った。


 かまどには鉄板を置き、ウインナーとパンと、その横にはフォンデュ鍋(自作)も置いてチーズを溶かして、頃合いを見てテーブルに持ってきてチーズフォンデュで味変もした。


 お昼に長時間食べすぎたせいで全員夕食が食べられなかった。

夫と息子がすごく喜んでくれた。

「これからは日曜日はお庭ご飯も良いね。」

かくして初めてのお庭焼き鳥は大成功をおさめた。

 

 

今日は異世界農園。

 

 野菜の育ちが早く、もう収穫です!にんじん、ブロッコリー、キャベツ、レタス、大根と白菜!植物魔法でぜーんぶ収穫した。


 あいたスペースに残った葉や茎を乾燥させ、無魔法で粉砕し聖域の土を混ぜたものを積み上げた。水魔法で湿らせ、植物魔法を軽くかけて放置。これで雑草堆肥を作る。


とうもろこしは一株あたり実を2本残してあとはヤングコーンを収穫し、植物魔法をかけたけれど、もしかしたらここの土でなら間引かなくても全部育ったりして。

 さつまいもはつる返し。かなり生い茂ってるから気をつけないと芋が小さくなる。普通は。だがここの土だからもしかするとつる返ししない方が収穫量が良いかも知れない……。とにかく、やらずに失敗して実がならなかったら後悔するので今回は日本のやり方で育てると決めたのだ。

野菜は適当な大きさにカットして、ココの餌にした。


 その後は熊の解体だ。

ブラックベアを浄化してから解体、魔石は赤かった。私が必要な部分を収納すると、野菜を食べていたココが凄い勢いで走って来て残り物を貪り始める。

「あれー、ココちゃんはお野菜よりお肉の方が好きなのかなー?」

「ピィー!」

お肉が好きなんだね…。魔物だものね…。

 

 今回も毛皮は要らないので全部革にした。無魔法でローラーして均一な厚みにしたら以前作ったものよりも出来が良い。


 そして味見である。ドキドキ。

 熊肉は高級食材らしい。旬は冬と春らしいのだけど、夏の熊はどうなのか。簡易かまどを作って薄切りにして焼いてみた。

「ふわぁー。美味しい。全然臭くないし硬くもない。」

 これ、私とココちゃんだけで食べるの罪悪感あるな……。でもどうしよう。普通の家は熊肉なんか出てこないよ。

 

 ココが食べたい感情を念話で訴えながら私の足を結構強めにつついてきたので熊肉をどっさりあげた。

 


月曜日 

今日から息子がお母さんの居酒屋でバイトである。

作務衣と鱒の入った保冷バックを持たせて送り出す。

息子はとても口が悪いので、接客は心配な部分もある。けれど息子は優秀だから昔から何を教えても何もかもすぐ覚える子だった。きっと何とかなるだろう。


 そして初ちゃんの家にお邪魔した。ドールを見せてもらう約束をしていたのだ。

 初ちゃんのドール部屋の一角は撮影スペースになっていて、カメラや三脚、光を当てる機材など色々な物が置いてあった。日が当たらない様に被せていたカバーを取っ払って見せてくれたのは、透明のディスプレイケースに入った4体のドール。

 27センチと60センチの男の子一体ずつと、40センチの男の子と女の子だった。

「これが本物……目が綺麗、肌が凄い、何この透明感みたいな」

可愛いというか美しい。

「ケースから出すから実際に触ってみてよ。」

「いや、待って美しくて触るのが怖い。私の穢れがうつる!」

「いやうつらないし。私の穢れに比べたら唯芽さんだいぶピュアだから。」


 そして初ちゃんにインターネットでカタログを見せてもらいながら、パーツの説明を受けた。初ちゃんは本当に楽しそうに嬉しそうにドールの事を語る。

メイクは注文もできるし自分でもできる。人気アニメや歌手とのコラボ商品もあるし、自分で選んで細かく指定する事もできるらしい。

パーツを買って自分でカスタマイズできるという所にすごく惹かれる。


 どうしよう……めっちゃ欲しい……!


 

 困った。ドール欲求がめちゃくちゃ高まっておる……。

 何となく作ったメイク道具でマネキンにメイクをしてみたり、マニキュアをしてみたり。

 

「触らせてもらったから、多分作れそうな気がするんだよなぁー。いや、ダメダメ、それはダメ!絶対パクっちゃダメ!それは犯罪だよ!」


 自分が敏感肌でメイクをできないから人形にメイクできる事に幸せを感じてしまう。世の中の女性はこんな楽しい事を毎日してるのだ。(個人の感想です)

 ん?自分でメイク道具作れるという事は、超敏感肌用のメイク道具も作れるのでは……。


 結果的には作れてしまった……。

 でも気付いてしまった。

 ドールだからこそふつくしい……。

 いやー素材が私じゃねぇ……悲


 久我 唯芽

 名前 久我 唯芽 くが ゆめ

 レベル28

 HP 972

 MP 2566

 力 281

 体力 486

 素早さ 195

 器用さ 718

 魔力 1283

 運 46

 常時発動スキル 

 スキル習得率アップ 気配察知 夜目

 

  任意発動スキル

 特殊スキル

 アイテムボックス 鑑定 浄化 調教 テイム 


 探索系スキル

 遠見 千里眼 隠密 索敵

 

 生産系スキル NEW!

 錬金術(解体 素材操作 調薬 木工 鍛治 服飾 料理

 建築 彫金 宝石加工 魔道具作成 地図作成

 文書作成 発酵)

 農業

 

 戦闘系スキル

 身体強化 魔力感知 魔力操作 体術 投擲

 

 魔法スキル

 土魔法 水魔法 火魔法 風魔法 氷魔法

 雷魔法 無魔法 光魔法 闇魔法

 治癒魔法 結界魔法 転移魔法

 付与魔法 植物魔法 神聖魔法 空間魔法


 名前 ココ レベル9 唯芽の従魔

 ビッグジャングルフォールの幼体 メス 

 HP 350

 MP 192

 力 88

 体力 175

 素早さ 148

 器用さ 63

 魔力 96

 運 25

 特殊スキル 浄化

 戦闘系スキル 

 身体強化 体術 挑発

 魔法スキル  水魔法 光魔法 治癒魔法

 


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