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27話 忍び寄る沼

今日は日曜日。夫はゴルフに行った。私から見たら2日連続で遊びに行くのに、今日の夫は物凄く嫌そうだった。

「今回はちょっと断りきれなくてね。」

いつもは残業も出張も断っているのだが、今回は大切な得意先の人に夫が個人的に気に入られてしまい、断れなかったらしい。

上司の人に一度だけと頼みこまれたとか。

一体何故上司が夫に頭を下げるのだろうか。すこぶる謎である。パワハラと言われない為か?


休みの日に会社の上司や得意先の人と接待ゴルフなんて、インドアの夫にしてみたら嫌だろうというのは分かる。お金を払って仕事に行く様なものか。しかも自分の車で迎えに行かなくてはいけないそうだ。現地集合ではないのは、終わった後でビールを飲むからだ。今日は夫の帰りは遅い。


 今日は以前のパート先で一緒だった子、高橋初たかはしういちゃんに連絡した。なんとフリマアプリのお客さんである。住所と名前を見て初ちゃんだと確信し、すぐにメッセージを送ったら折り返し電話をくれた。

「久しぶりー!唯芽さん元気だったー?!唯芽さんがドール服作り始めたなんて意外だよー!あの時全く興味なさそうだったもん。」

 興味が無かった訳ではない。欲しくならないように自制して情報を遮断したのだ。やばそうなものは遠ざけるに限る。


 初ちゃんとはそんなに仲良しでは無かったのだけれど、久々に話せて嬉しいと本当に嬉しそうな声で言った。9歳も歳上のこのおばさんに対してである。若いのによく出来た子だとは思う。声や言葉で嬉しそうだと言っても違う事を考えている人間が多くいるのは知っているので、私はその社交辞令を本気にしている訳ではない。一番近くに居る夫がその良い例だ。


だが夫は極力嘘はつかない。美味しくないご飯には味以外の事を褒め、美味しいものには美味しいとか素晴らしいとか言う。具体的コメントが出るのは感動の証である。加えて言葉のバリエーションが非常に多い。私もあんな頭の良い人になりたい。目標は遠すぎる。

 

 初ちゃんには、一緒にドールイベントに行こうと誘われたけれども、私は肝心のドールを持っていないのだ。お金が貯まったらお迎えを考えても良い気はするけれど、私の性格からしてハマると出費がとても怖い。二度と戻って来られない気がする。

 

「じゃあ明日」

私は初ちゃんと会う約束をして久々の長電話を切った。


シャワーを浴びていると、玄関の音がしたのでいそいそと支度をしてお風呂のお湯をためなおし、脱衣所から出てキッチンへ。

「おかえり。お風呂今入れてるからちょっと待ってね。」

「ただいま。唯芽。だし巻きいただいてるよ。ありがとうね。」

夫はゴルフ場で食事をしたらしいけど運転手だったのがよほどストレスだったのか、浅漬けとだし巻き卵でビール飲んでいた。そうだと思って油性ペンで「おつまみ 律樹さん」と書いたマスキングテープを貼って冷蔵庫に作って入れてあったのだ。

皆私の物は触らない様気を付けてくれるが、こうして書くと遠慮せず食べてくれるのだ。

「やっぱり家が一番だ。美味しいよ。唯芽。」

嬉しい事を言ってくれるね。


 

 さて、異世界。魔石を使い切ってしまったので取りに行きたい。その為には攻撃手段が必要だ。

 

 使い慣れたチェーンソーは血が出るから嫌だ。窒息戦法は相手が動いていると無理だ。

火は燃えると素材がめちゃくちゃになるし火事が心配だ。

 

なので、スタンガンみたいなものを考えたい。それで意識を奪ってから窒息させる戦法だ。練習では危ないのでバングルは収納した。

そして持ってきたのは下敷きである。

これで頭をごしごし。髪の毛が逆立つ。

「静電気起きろ静電気〜」

バチッ!!!

 

「ぐあ!!ってぇー。うわ!HP減ってる!治癒治癒!毛根は無事か?!」


ちょっとしたアクシデントはあったものの、何とか雷魔法を習得した。


 名前 久我 唯芽 くが ゆめ

 レベル16

  レベル16

 HP 402

 MP 1462

 力 160

 体力 201

 素早さ 90

 器用さ 479

 魔力 731

 運 34

   常時発動スキル 

 スキル習得率アップ 気配察知 夜目

 任意発動スキル

 アイテムボックス

 鑑定 浄化 遠見 千里眼

 解体 錬金術 調薬 木工 服飾 料理

 建築 彫金 宝石加工 魔道具作成

 身体強化 魔力感知 魔力操作 素材操作

 土魔法 水魔法 火魔法 風魔法 氷魔法

 雷魔法 無魔法

 光魔法 闇魔法 治癒魔法 結界魔法 転移魔法

 付与魔法 植物魔法 神聖魔法 空間魔法

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