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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

転生したらダンベルだった拳(これはひどい)



▼▼▼▼▼▼▼▼


DEF:主人公はケモミミマッチョを見ると心拍数が倍になる。


▼▼▼▼▼▼▼▼



マッチョ!


 私はベルル、ダンベルさ。ケモ耳マッチョの美女人形をモフモフしながらズボンにこすりつけてたら、通りマッチョの手刀で後頭部を刺され、目が覚めたらダンベルだった。


 ダンベル、つまり金属の塊。

 なんでだよ! ケモミミ(マッチョ)をモフモフしたかったのに。はぁ〜。


 という事で、ダンベルから上腕二頭筋を生やしてケモ耳モフモフストーリーマッチョマッチョマッチョマッチョマッチョォォォォォ! げほげほ


 さて、ダンベルに転生した私はまず、洞窟に野生のキュートな女装マッチョ団がマッスルポーズを取り続けているのを背後から撲殺してマッチョ経験値を得てミスリルダンベルに進化したマッチョ。


 モフモフしたい。


 次に封印されし可愛いマッスルドラゴンと筋友になり、内なるインナーマッスルと友情合体してドラゴンダンベルに進化したマッチョ。


 モフモフが足ない。


 洞窟から出ると、猫ゴブリン(マッチョ)たちが飢えて見る影もなくガリガリに痩せこけていたニャァァァァァ!!!


ベルル「イヤッホウ! ひょいひょいひょい!」

猫ゴブ「にゃ?」

猫ゴブ「にゃーん?」

猫ゴブ「にゃにゃ!」


 ようしプロテインをやろう。怖い顔の餓狼マッチョをミンチにしてプロテインとして飲ませたら、全盛期のちょっと爆乳大胸筋の肉体をとりもどし感謝されまくってケモ耳美少女(マッチョ)ハーレムができたのだマッチョ!


 フォォォォ! モフモフムキムキモフモフムキムキモフモフモフモフモフモフ!!!!!


 ケモ耳、そう、ケモ耳(マッチョ)だよイヤッホウ!


猫ゴブ「ベルル様ー」

猫ゴブ「キャー、ベルル様ー♪」

猫ゴブ「ナイスバルクー」

ベルル「おう、スクワットがんばれよー」

猫ゴブたち「「「はーい」」」


 はぁ〜かわいい


ゴブ子「ベルルさまー、もう全身バキバキですぅ」と、サボる口実

ベルル「モフモフ」

ゴブ子「ニ゛ャー」しっぽピーン


 モフモフ モフモフ


 うむ。みんな素直でモフりがいのあるマッチョだ。かわいいマッチョ。

 今や私は分裂してから500人みんなの肉球のプニプニぐへへへへー……おおっと。


 とにかく、やる気もパワーもバッチリだ、筋トレ術の覚えもいい。将来きっとゴリゴリマッチョの団体さんだな。フーン!



◯次の日


 腹減った。見渡す限り木ばっかり。くそう。

 プロテインが足りない。ジムが恋しい。


ベルル「そうだ、ゴリエルフを拉致って搾乳」

猫ゴブ「さすがベルルさまマッチョ」

猫ゴブ「いってらっしゃーい」

ベルル「お前も来るんだよ」

ゴブ子「うにゃー」


 そうと決まれば強襲じゃー!

 モフモフ モフモフ モフモフ モフモフ


 北北西の武装国家ムキルモンの腹筋タピオカプロテインバーのマッチョお姉様にマッスルポーズを見せつけて、マッチョ大臣とマッチョ王にもマッスルポーズを見せつけて、みんな魅力しマッチョマッチョマッチョ。とにかくマッスルポーズで解決。


 モフモフ モフモフ モフモフ モフモフ


ゴリエルフ姉「プロテインの時間よぉ〜❤︎」

ベルル「やったな!」

ゴブ子「ふにゃぁ」


 ダンベルカール! ふんふんふん。いえーい! 将来きっとゴリマッチョ! フーン!



◯次の日


 村が大炎上!


マッチョさん「キャー!」

マッチョ精霊「ウウあぁー!」


 なんだあの謎のマッチョは。せっかく筋トレしてたのに。

 魔法でバーベル作って投げているのか!? マッチョの風上にもおけん。


雑魚マッチョ「あ゛あ゛ー」

雑魚マッチョ「待て待てあ゛ー」

猫ゴブ「イヤー、来ないでー」

猫ゴブ「助けてベルルさまー」

ゴブ子「げふっ」


 ゴブ子ォォォォォ!


ベルル「オラァ、筋肉チョップ」


 スパスパスパァァァァァン! (チョップは遠隔斬攻撃)


敵マッチョ「ぐわぁぁぁ」


 南無三(マッチョ)。死してプロテイとなれ。

 猫ゴブリンたちはよりいっそうの上腕二頭筋を得たマッチョ。


ゴブ子「ふえーん」

ベルル「よしよし」


 モフモフ ぬちょモフ ゴブかわいいマッチョ。激しめにモフってやろうモフモフモフモフモフモフ



◯次の日


 オーク(マッチョ)の軍勢

 筋肉ムキムキテッカテカ✨

 マッスルポーズは忘れない。


 オーク(マッチョ)オーガ(マッチョ)の頭をバリバリ食べている。


ベルル「ケモ耳じゃない」


 どうでもいい。

 そんなことより筋トレだ


ケモ娘「はーい」


 うむ。ダンベルを振りながら左右に揺れるオオカミ尻尾を眺めて筋細胞が断裂する音で正気に戻り、モフモフして少女を幸せな気持ちにする。平和だ。


ゴブ子「ぬわーーーー」

ベルル「ゴブ子ォォォォォ!」


 欲情したオーク(マッチョ)に押し倒されるゴブ子(マッチョ)。許さん!


ベルル「ハリケーンチョップ!」

オーク「」ずびゃしゃぁぁぁ


ゴブ子「ふえぇ、ベルルさまぁ」

ベルル「もう大丈夫だぞ」


 号泣ゴブ子かわいいマッチョ。


 ついでにオーク軍10万匹を裂いて良質なタンパク質になってもらった。



◯次の日


 暴走ロリ(マッチョ)がやってきた。


ロリ「村を滅ぼすのじゃー」

ベルル「ハチミツプロテインアタック!」

ロリ「うんめえ!」


 一緒に筋トレした。疲れた。


ベルル「お前、ケモないのか?」

ロリ「ないよー」


 ダメだこりゃ。ゴブ子を愛でてやる。


ベルル「あ゛あ゛あ゛ーーー」

ゴブ子「んひゃあー」


 うへ、うへ、うへへへへー


 モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ


 ゴブ子をモフると安心して心がバクバクするマッチョ。


 モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ



◯次の日



ケモ野郎「俺様はぶふぉぉ!?」


   ドゴォォォォン!


ロリ「うるせえ」

ベルル「うるせえ」


 可愛くないマッチョは要らない。


ケモ野郎「獣王カオリン様に言いつけてやる、覚えてろよ!」


 え、まじで! モフモフ王!?



◯次の日


 ライオンの美少女マッチョに一目ぼれ!

 丸耳、金髪、鋭いシャドウ。強者の眼光、ハートに刺さる。

 肉球、尻尾、魅惑のウィスパーボイス…

 耳元で、ささやく


カオリン「よぉ、昨日は部下が世話になったな」

ベルル「はう、かわいい❤︎」


 ああああん、ゾワゾワするよぉ♪

 手の形がくっそ好みなんだけど!

 あ、あの肉球で持たれてみたい!


カオリン「んー、どれどれ」

ベルル「ふえ?」


 あ、私のボディが、ちょっと乱暴に持ち上げられて、肉球がぷにっと……


カオリン「軽いな、パワーが足りねぇ」

ベルル「ガーン!」

カオリン「だが伸び代を感じる。大魔王の波動をな」

ベルル「わかった。大魔王になってカオリンと結婚する!」

カオリン「いいぜ、待ってるからな」チュッ❤︎

ベルル「!!!!!」


 カァァァァァァァァ!

 ウィスパーボイスからの吸引力キッス、しゅごい❤︎


ゴブ子「うわぁぁあ! 私がメインヒロイン枠だと思ってたのにー」

ベルル「えへ、えへ、えへへへへ〜❤︎」

ゴブ子「しっかりして、私をモフるのよ」ベシベシ

ベルル「モフモフ」

ゴブ子「にゃぁん❤︎」


カオリン「それじゃあねー」

ゴブ子「もう来るな、このダンベル泥棒!」



◯1週間後


 大魔王になるには、人間100万人を虐殺しなければならない。


ベルル「よーしヤルか」

ゴブ子「待ちなさいよ」ギャーギャー


 と、グダグダしてたら人間の聖騎士が来て村壊滅。よーしやるぞ!


 ノリノリで帝国の1000000人を生贄にして、大魔王になって獣王をねじ伏せて嫁にした。モフモフ。ゴブ子とカオリンがペチペチ合戦中


ゴブ子「ぐぬぬ」ペチペチ

カオリン「フッw」ペチペチ

ベルル「モフモフ」

ゴブ子「ふええ」

カオリン「ふええ」


 こんな感じでダンベルガールは日に日に攻撃力を増すのでしたとさ。


 めでたし、めでたし

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― 新着の感想 ―
[一言] また、怒涛の追撃のような短編! まさかの魔王になるまで行きつくとは、思わなかった。 やはり、マッチョですなᕙ( ˙-˙ )ᕗふむっ! そして、まさかのラブシーン。。。 盛りだくさんでした。
[良い点] 元があるからという点も大きいですが、ストーリーに流れがあるのがいい。加筆して中編くらいにしたら面白いかも?(ますますアレに近づくかもですが……) [気になる点] 主人公がダンベルである必然…
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