あとがき
最初に、私の稚作を最後まで読んでくださいましたことに、深く御礼申し上げます。
完結につきまして色々と言いたいことがあるのですが、まず、反省点から。
文章の書き方、途中で2回くらい変えてます。
””とか『』とか、使ったり使わなかったりしてます。
エリー視点だけの文章のはずが、エリーの登場するシーンでも第三者、言わるゆる神様視点で書いたりしています。
もう滅茶苦茶です。小説を書き始める前に書き方を勉強してこれです。いえ、最初は勉強して覚えたことに忠実だったと思うのです。ですが書き始めてしばらくして、”これじゃ読みにくいかな”とか思ったり、単純に憶えたことを忘れたりして、色々間違えた結果、これです。
本当に情けない。
でもとりあえず完結させよう。
私自身の納得できる完結のさせ方をしよう。
そう思って、”ダメダメだなぁ”なんて思いながら書き続けました。エリーにやらせたいことを全てやらせました。こう言う風にやられて欲しいという欲望も吐きだしました。
強いて言えば今まで全く語られていないエリーの生い立ちなんかをマーシャあたりに語らせたかったとか、ヴァンパイア時代のエリーの大人の姿をマーシャに見せてみたいとか、ゼルマとマーシャがエリーを取り合ってもめて、最終的にエリーが何か理不尽な酷い目にあって泣いて欲しいとか、ギドの部下たちと一緒にボーンパーティで暴れまわるのを書きたいとか、モンドとステラが本格的に恋人になっていくのを書きたいとか、そのくらいはありますが、でも大体私の妄想は文章化できました。
後悔はありません。
301部のあとがきでも書きましたが、この後エリーはヘレーネを捕まえて魅了を掛け、自分を人間にするように要求しようとしています。
これがどうなるのかは、私も想像していません。
想像したら書きたくなっちゃうのです。
ですが、書いてしまうと、もう終わらなくなってしまいそうなのです。
もう私の中の虐待関係のレパートリーは尽きています。
私は自分の作品の読みどころは、エリーが酷い目に合うシーンだと思っているのですが、これ以上書いても、新しく自分を、そして読者の皆様の琴線を刺激できるような虐待方法は、思いつけそうにありません。そんな中、これ以上長引かせると、エタる。
絶対にエタる。
そう思いました。
ですが何より、存分にエリーを苛め抜けたという気持ちが、完結に至った一番の理由です。
作者は大変満足しています。
わけのわからない短編を出したり、もう1つ連載作品を投稿してほっぽり出した私ですが、半ヴァンパイアの冒険者の完結は、私にとってとても大きな1歩となりました。
書き始めて、そして書き終わって、頂いた感想やレビュー、評価を見るたびに、私は嬉しい気持ちでいっぱいになってしまいます。
最後に設定や世界観なんかを投稿し、完全な完結といたします。
最後になりましたが、改めてお礼を言わせてください。
ご愛読ありがとうございました。
感想もブックマークも、評価も必要ありません。
もし、もしまた私の稚作を読みたいと思っていただけたなら、いつでも読んでください。
あと誤字報告はいつでも受け付けております。
多分まだまだ残っているので、見つけた時に気が向いたら、ご報告いただけますと嬉しいです。
ちょくちょく確認して、直しておきます。
ありがとうございました。
ごめんなさいやっぱり感想ほしいです。
面白かった。つまらなかった。なんでもいいので、気が向いたら書いてください。
私が小躍りして喜びます。