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7.コーディネート


あの後、白いランタンスリーブ?のシャツとベージュのスカンツ?っていうのを自分で選んでみた。この2つも自分で合わせて試着させてもらって、麗叶さんからは褒めてもらえたけど……手放しで褒められると本当に似合っているのかと少し不安になってしまった。麗叶さんが嘘をついていないと信じたい。


それにしても……服って袖の形とか裾の長さとかそれぞれに呼び方があって難しいね……


今度は麗叶さんの服選びということで男性服のコーナーに移動した。


う~ん……麗叶さんにはどんな服がいいだろう。

今いるのは洋服が並んでいる区画だけど、やっぱり和装の方ががいいかな……?見慣れているからというのが大きいかもしれないけど、和服の方が日本を守護している神族らしい神聖さのようなものを強く感じる。それに、麗叶さんは普段を和装で過ごしているから……


でも、洋服はいつもの麗叶さんとは違った魅力を引き出しているように感じるし、また今日みたいに地上に出掛ける機会があるかもしれないから、そう考えると洋服の方がいい? ……麗叶さんは忙しい方だし、今日みたいな機会はないか……


「──何やら悩んでいるようだが……何かあったか?」


「……麗叶さんは洋服と着物のどちらがいいとかありますか?」


「なんだ、我のことを考えていてくれたのか?」


「っは、はい……」


麗叶さんが少し照れた様子で微笑んだ。今までに見たことがない表情……いつもと違う雰囲気なのも相まって恥ずかしくなってしまった。


「そなたが選んでくれるならばどちらでも嬉しいぞ?……しかし次のことを考えると、洋装の方がよいかもしれぬな」


「次?」


「あぁ、次に今日のように出掛ける時のために。……またこうして二人の時を過ごしたくはないか?」


「……! す、過ごしたいです……」


『またこうして』……私だけじゃなくて麗叶さんも次回のことを考えてくれてるんだということが堪らなく嬉しい。


「我は現代の者達が日常で着るような服は持ち合わせていなくてな……これも急いで用意させたものなのだ」


「そうだったんですね……」


麗叶さんは自分の着ている服を示しながらそう言った。今日麗叶さんが着ているのは、上は白のサマーニットと黒い七分袖のカーディガン、下はスッキリとした紺のパンツとシンプルだけど、とても似合っている。シンプルだから、服だけみれば他にも着ている人が多そうだけど、麗叶さんが纏う雰囲気が他とは一線を画した印象を与えている。


洋服か……麗叶さんは何を着ても似合うと思うけど、シンプルな服の方が麗叶さん自身がもつ魅力を変に邪魔することがないと思う。

よし、展示されているマネキンを参考に、どんな感じがいいか考えていこう。



──あっ、あんな感じなんていいかも。


ニットベストか……合わせやすくていいかもしれない。

形はゆったりしていて、色は白、黒、グレー、ベージュ、ブルーグレーがあるみたい。

……ブルーグレーがいいかな。下に重ねるのは今麗叶さんが着ているみたいなサマーニットとか、普通の白いTシャツかな?

ズボンは黒いストレートのデニムパンツで……


──こんな感じかな……?



「麗叶さん、選んでみたんですけど……どう思いますか……?」


「洋装には詳しくないが、全体のまとまりが良く、先程そなたへと選んだ服とも色味の系統が似ていて良いと思う。……何より、そなたが我のことを考えながら選んでくれたというのが嬉しい。ありがとう」


「喜んでもらえたなら私も嬉しいです。どんな感じになるのか気になるので試着してもらってもいいですか?」


「もちろんだ。少し待っていてくれ ─────咲空、どうだ?」


「は、早かったですね」


「待たせてはいけないと思ってな」


麗叶さんは少し待つように言って試着室に入っていったけど、すぐに私が選んだ服を着て出てきた。


「それで、どうだ? 着てみたが……」


「か、格好いいと思います……」


やっぱり麗叶さんの洋装は見慣れないけど、和装だと分かりにくい足が長さやスタイルの良さも際立って、本当にかっこいい。


「そなたにそのように思ってもらえたならば良かった。このまま着ていきたいくらいだが……それは次回の楽しみに取っておこう」



お会計をして、まだ時間的に余裕があるからということで和装のコーナーに移動した。こっちは洋服ほど商品の種類は多くないけど、洋服と和服を融合させたような形のものもあったりして面白い。まぁ、私は着こなせる気がしないけど……

そんなことを考えながら視線を移していくと並んで立つ2つのマネキンに目が留まった。


「ほう……」


麗叶さんも同じ方向を見て反応を示している。……同じ事を考えているのかもしれない。


私達が見つけたのは、男女ペアルックの着物。


「咲空、あれも買わないか?」


「私も二人で着てみたいって思いました。……お願いしてもいいですか?」


「あぁ」












読んでくださりありがとうございます(*^^*)


お察しの方もいらっしゃるかと思いますが、夜野はファッションに関する知識が皆無です(* ̄∇ ̄*)

上を白T(Tシャツじゃなくてもとにかく白)にしておけば、下は何を合わせても大きな違和感はないだろうと考えてコーディネートし、靴は1年365日を同じスニーカーで過ごしてます( ̄▽ ̄;)

そんな感じですので、作中に色々と書いてはいますが、咲空ちゃんと麗叶様の服については皆様のお好きな服をイメージしてお楽しみいただければと思いますm(。_。)m


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