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黄昏の園  作者: シャオラン
エルーダとキーラー
13/15

閑話:自己紹介できなかった

「…………………………………………。」


「………………………………………………………………………。」


2人は佇んでいた。


「リルルスさん」


「言いたいことはわかる」


しょぼくれた顔のお姉さんと、無表情の少年は新しく組織入りした少年を見つめていた。


「クロードくん、だったかな」

「確かそう。ケフィアは何か言いたかったのか?」


しょぼくれ顔のお姉さんーーケフィアは、んー…と唸った。


「あの子は強そうです。ちょっと戦いたいなと思いまして。」

「ケフィアはまたそういう。本気出したアンタには勝てない。アンタのその一言で付き合って、まだ戦線復帰してないやつもいる、そういうことを軽々しくいうな。」

無表情の少年ーーリルルスはそう言った。


「第一、そういうのはリーダーにいってほしいんだが。」

「………………そうですよねぇ」


リーダーの声がかかるまで、2人は佇んでいた。

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