登場人物紹介(第4章)
〇ミカネ
リアリティアの住人で世界的人気歌手。
歌だけでなく作詞作曲もしており、女優、モデルまでこなしている。
歌も演技も評価が高いが、普段の本人は天然丸出し。
〇サモレン
リアリティアの住人。ミカネの秘書 兼 マネージャー。車の運転も務める。
ミカネの公式動画のトークにつっこみ役で出ることが多いため、ファンからすでに認知されている。
「サーモン」とミカネから毎回呼ばれるが、この呼び名は好きではない。
〇リマネス・ロミート
リアリティアの住人で、ユアの同級生。
社長令嬢で、執事やメイドと屋敷で暮らしている。ユアを里子して引き取るが、何故か彼女が嫌がることばかりをする。
〇ヴァートン
リアリティアの住人で、リマネスの屋敷のメイド長。
リマネスの言うことにすべて従い、ユアを見下している。
〇ダトリンド・インベクル
インベクル王国国王でフィトラグスの父。
正義感が強く厳格な性格で、躾けるためならまだ六歳のノティザにも怒鳴る。
現在、フィーヴェで最大の権力を握っている。
〇クイームド・インベクル
インベクル王国女王でフィトラグスの母。
厳しいダトリンドとは違い穏やかな性格で、相手を理解しようと努める。
〇ノティザ・インベクル
フィトラグスの歳の離れた弟。六歳。兄からの愛称は「ノッティー」。
フィトラグスとは仲が良いが、父・ダトリンドからはよく怒られる。
好奇心旺盛で何でも知りたがり、勉強が大好き。
〇リビム
リアリティアの住人で、グロウス学園の利用者。十三歳。
ユアが空想の世界に行った話を誰も聞かなくなった今でも、熱心に聞いてくれる。空想の世界はどこかに存在していると信じている。
イマストシリーズの大ファンで、Vで好きなキャラはディンフル。
〇園長
児童養護施設「グロウス学園」の園長。
普段は穏やかで、元気のない子にプリンを手作りしてくれる優しい年配女性。怒ると怖い。
ユアがプリン好きになるきっかけを作った人物。
〇アレルト
リアリティアの住人で、グロウス学園の職員。
明るくてフレンドリーで体を鍛えるのが好きで、ディンフルからの第一印象は「オプダットみたいだ」とのこと。利用者からも人気がある。
〇エンヴィム
名前だけの登場。
「イマジネーション・ストーリーIV」のキャラクター。
本来死ぬ設定では無かったが、フォウル(イマストIVの舞台となった世界)に来たユアをラスボスから庇って命を落とした。
〇カタリスト
フィーヴェの住人で、ディファートの孤児。十三歳。
追われていたせいか人間に激しい警戒心を持っており、出会い頭オプダットを睨みつけた。
ディンフルを知っており、彼を「ディン兄ちゃん」と呼んでいる。
〇ロミート社長
リアリティアの住人で、リマネスの父親。たくさんの会社を持つロミート財閥の社長。
一人娘のリマネスに後継者になって欲しくて、幼少期から「英才教育」と言いながらスパルタに育てて来た。
会社しか見ていないため、娘の思いにはまったく気付いていない。