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本当に彼女なんて、必要なモノなのかね? 俺には必要ないように思えるけどな。

作者: 七瀬







俺は女を見る目がない!

散々騙されてきたし、尻の軽い女も何人かいたんだ。

俺がどんなにその女に愛情を注いでも、その女は直ぐに他の男と

ヤッて帰って来る。

もういい加減にしてほしんもんだ!

お金がない女は、俺をATMぐらいにしか思ってないのか?

直ぐに俺の顔を見れば、“お金貸して”とウザイぐらい催促してくる。

俺だって金が無いのに、俺は人がいいのか? この女の事がまだ好きなのか?

簡単に財布からお金を出して渡してしまうんだ。

女も俺に遠慮ひとつしないから、小銭まで全部! 持って行く始末。

俺って本当に、“女運がないわ!”




だったら? 彼女なんて作らなければいいと想っていても。

俺から金の臭いがするのか? 女が俺に寄って来る!

“俺に寄って来た女は、みんな訳アリ女ばかりだ。” 

俺がどこか優しく、見捨てられないと知っているからなのか?

いつも俺は付き合った女に捨てられる。

最後は俺は生ゴミのように捨てられるんだよ!



本当に彼女なんて、必要なモノなのかね? 

俺には必要ないように思えるけどな。


あんまり上手くいかないとそう思うようになった!

全然、一人でも楽しいし、気が楽というか?

たまに仲のいい男友達と飲んで騒いで歌って、それぐらいが丁度いい

んじゃないかって!

それに俺は一人で何処へでも行くし、晩ごはんも一人で食べに行く。

居酒屋だって、カウンター席で一人で飲みにも行くよ。

だったら? “彼女なんて必要ない!”

好きな子ぐらいは居てもいいけど、付き合わなくても問題ないと思う!

女に騙されるぐらいなら、俺は彼女なんて要らないよ!







 *





・・・1年ぐらいは、ずっとそう想ってたのに。

本気で好きな子がデキると? やっぱりそうもいかなくなるよな。

どうしても俺は彼女と付き合いたいと思うようになってしまった!





『“今度さ、二人でどっかに行かない?”』

『えぇ!? 二人で?』

『嫌なら別にいいよ、他の奴らも誘ってさ!』

『“別にいいよ、ただ急だったから? ビックリしただけ!”』

『あぁ、そう! 良かった。』

『“一瞬! 私に嫌われてると想った?”』

『・・・えぇ!? あぁ、ううん、』

『そうだよね! 返事の仕方が悪かったね、ゴメンね。』

『そんな、別にいいよ。』

『南田クン、優しいから直ぐに許してくれるもんね!』

『そうなんだよな、俺は変に優しいみたいで、』

『“女性に騙されやすいんじゃない?”』

『あぁ、ううん、でもなんで分かったの?』

『女の子は優しい男の子好きだけど、南田クンはなんでも言う事聞いて

くれそうだから! 騙されやすいのかなって、、、。』

『そう! よく付き合った女の子にも騙されて!』

『例えば? どんな女性に、、、?』

『・・・えぇ!? そうだな、嘘つかれたり、お金せびられたり、』

『最悪! 私だったら絶対にそんな事しないのに、、、!』

『ユリちゃんいいね!』

『“じゃあー初めてのデート楽しもうね!”』

『うん!』









・・・あれだけ、彼女なんて必要ないと想っていた俺が!

ユリちゃんという彼女と本気で付き合いたいと心から想えた。

彼女なら俺に嘘もつかないだろうし、お金もせびって来ないと思う!

彼女なら、絶対に俺は彼女と付き合いたいと思う気持ちが強くなっていく。




“これが最後の恋でもいい! 最後にユリちゃんと付き合わせてくれ!”



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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