現役時代
僕が通っていた高校はそこそこの進学校で、校則も緩いので自他ともに認める公立進学校だったのだろう。
新型コロナウイルスによる休校で、高校二年の一学期がほとんど潰れたのでその間に志望校について考え、京都大学理学部理学科を目指すこととした。
秋くらいから休日は通っていた自習室で勉強するようにし、その時間も伸ばしていって、冬休みも春休みも返上して受験生並には勉強したつもりである。
誇れることは理科を高二の冬にはあらかた習い終えたことくらいだ。他はあまり先取りはしていない。
三年生は授業終わりは10時まで自習室にこもり、休日は開館時間から閉館時間まで勉強をした。
夏は数学だけをやった。というか、やれなかった。僕は河合塾マナビスに通っていて、その数学の講座を夏に丸々終えようと思ったがこの問題が難しく、他に手は回らなかった。ただ、一学期にしっかり固めたので理科の内容を忘れることは無かった。英語、国語はややボケたが。
夏のオープン模試はD判定。
実戦は受けていない。
秋からは過去問を初め、添削システムや解説講義で解き方を覚えていった。
理系教科に自信を持って臨んだ秋のオープンはC判定。実戦はEだった。
学校の二学期の授業が終わり、冬休みになってからは共テ対策をしていった。
2022年の共テは例の数学ショックとやらがあり、結果は下の通り。(得点開示での点数)
地理B 74
国語 132 現62 古36 漢34
英語R 85
英語L 70
数学I 74
数学II 79
物理 88
化学 69
合計 671
理学部の足切り点630を超えれば受けると決めていたので出願。前期京大、後期神戸大理学部物理学科のみの出願だ。
直前期は過去問を中心に勉強した。
前期試験では数学で全く頭が働かず、試験後は不合格を確信した。かと言って神戸大に行く気にもなれず、後期試験の勉強をせず、過ごした。
前期の合格発表で自分の番号がやはりないことを確認し、わかっていたが、絶望的な気持ちで神戸に行き、後期試験はそこそこの手応えだったが、不合格。
得点開示の結果は下の通り。
前期京大(換算前)
国語 34/100
数学 65/200
理科 121/200
英語 80/150
後期神戸大
数学 105/150
物理 265/400
京大は合格最低点から約100点足りず、神戸大は不合格者の中では上位10人に入ったらしい。