───あるしょうじょたちのきんだんのおはなし
───2人の少女は大変、仲良しである。
片方は赤い髪の凛々しい10歳の女の子。もう片方は青い髪、優しい細い瞳の女の子である。少女達は幼なじみで、親友である。少女達には夢があった……王国の騎士になって名声を残したい……。
★★★★★★
そして、数ヵ月後……少女達は持ち前の力量、子どもながら大人の男性兵士を圧倒した事を認められ、特例として王国から騎士見習いとして迎え入れた……。
あの時、少女達は部屋の中で分かち合い、物凄く喜んだ……。お互いの夢に一歩近づいたから。
───しかし、その日の夜だった……。場所はとある部屋の中、拘束用の寝台の上だ。
───ッ!!
何やらモゾモゾと異変に気づき、目を覚ます赤い髪の女の子は、その光景に驚愕した……。何故なら、猿ぐつわを装着され、ベッドの上で両手両足を手錠を掛けられ、下着一丁で拘束されていた。状況が、全く理解出来ない。
「ふふふ……」
そして上から眺める青い髪の女の子は、何かに目覚めたような快感な表情でポッと顔を赤くし、鳥の羽を持つ。微笑みを浮かべる赤い髪の女の子の脇の下にゆっくりと狙いを定める……。
やめてくれ。と、赤い髪の女の子は戦慄した表情で訴える。しかし、それで止まる青い髪の女の子ではない。
───ッ!!
赤い髪の女の子は、全身をスリスリとくすぐられ、猿ぐつわを固定されながらもガタガタと身体を跳ねて、思いきり叫んだ……。しかし、外には聞こえない……何故ならここは、城の尋問室であり、防音機能がある。赤い髪の女の子は、ぴくぴくと身体を震わせ、次第にドキドキとした気持ちにさせる。
★★★★★★
───それから……。
ことあるごと、何か(ドS)に目覚めた青い髪の女の子は、就寝中の赤い髪の女の子を人気の無い部屋に連れ出し、拘束する。最初はくすぐったり、ロウソクのろうをポタポタと落としたり………エスカレートして尻をムチで叩かれたり、口で説明アウトな事や、ハイヒールでグリグリと踏んづけたり……。
地下尋問室には、青い髪の女の子のサドな笑い声と赤い髪の女の子の快楽な声が響き渡るが、外には全く聞こえない……。
やめろ……やめろ……やめ……ああ、なんて幸せ、心地良い……。
───最初は抵抗していた……。
プレイ後、朝になったら元の青い髪の女の子。部屋を変えて、何度も鍵を付けたが、それでも……青い髪の女の子は施錠し、ドアを開き、実行をしたのである。
赤い髪の女の子は諦め、これ(ドM)にハマッてしまい、それが快感になった。




