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F・F 異世界の神になった少年の話   作者: やませさん
自分に出来ること6
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第69話 看病?





───そして………時刻は夜。


───〈宗平の部屋〉───


 宗平そうへいは、ベットで寝たきりの状態であり、全身打撲により身動きが取れない。少しでも身体を動かそうとすると、ピキッピキッ………と、イナズマのような痛みが全身に行き渡る……。今の身体の状態では、嫌でも安静しなければならない……。こんな状態だから気が滅入ってしまう。


「はぁ……」


 宗平そうへいは、シクシクと憂うつになりつつもタメ息を吐く。何故なら……。


「病人には、栄養のある野菜サラダに決まっているっ」


 エイダは、皿に乗った新鮮な野菜サラダを持ち、キリッと議論。


「いや、スタミナと精力をつける為、肉に決まっています、宗平そうへいさん、あーん……」


 リアは、エイダの野菜サラダをスッと払い退け、そしてジューシに焼けた骨付き肉を宗平そうへいに差し出す。2人の間に割って入るかのように。


「いーや……フルーツに決まっておるっ。優しい甘さで、さらに栄養があるのじゃッ!!」


 アリシアは、骨付き肉をガブッと食べ、フルーツの盛り合わせを宗平そうへいに差し出す。フルーツは、各地域から献上された特産品、水々しくて栄養がある。


「ニィーッ!!」


 ニィーはフルーツの盛り合わせをバクバクッと平らげ、ぴちぴちの生魚を宗平そうへいに差し出す。


「何を言っているのですか?……。食べ物では、力が蓄えられる訳ないでしょう?……。ここは、私のか・ら・だ・で……」


 エヴァンは、ボッと炎の魔法で生魚を焼却し、香ばしい匂い。誘惑な声で上半身の服を脱ぎ、ぷるっと胸を揺らし、トップレス。そしてベットの上に乗り、関係を作ろうと、ジロリと宗平そうへいを眺める。


 エヴァンの行動を見て、皆は反発して黙ってはいられない。


───どさくさに紛れて何をやっているかッ!!


 みんなは、トップレスのエヴァンを宗平そうへいから引っ張り出す。


───そして、女の子達は、宗平そうへいに何を食べさせるか、バチバチと意見を激しく対立させ、議論を白熱させる。


(あああ……)


 宗平そうへいは、ベットの上でシクシクとタメ息を上げる。これでは治るケガも治らない……。自身を心配してくれるのはありがたいが、せめて議論は静かにしてほしいモノだ。そして宗平そうへいは皆の議論から耳を塞ぐかのように、布団を被り、逃避するのである。しかし、そうは問屋も降ろさない。


「こら、宗平そうへいも逃げるでないっ!!お主も議論に参加するのじゃっ!!」


 アリシアは布団を払い除け、宗平そうへいを議論に参加させる。


 俺………一応、病人なのにナニユエ?


 差し入れをどれにするか………皆の圧が押し迫り、突きつけられる。



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