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F・F 異世界の神になった少年の話   作者: やませさん
自分に出来ること4
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第61話 今日の仕事は中止




───〈宗平の部屋〉───


 朝、宗平そうへいはグイッと背伸びをし、ベットから起き上がり、起床した。あのおかしな夢は見なかった為、良い目覚めだ……。初めは働いたら事による筋肉痛は無い為、体調は良い位だ。おそらく仕事に慣れたのだろう………。働いたら活力が上がり、性格が前向きにるらしい。働くって楽しい……。


───さて、今日も頑張ろう……。


 ★★★★★★


 宗平そうへいは、パッと気持ちを切り替える。会食室にて、いつものメンバーと朝食を済ませ、仕事に向かう。いつもの朝食だったが、美味しく感じた……。いざ、出勤。城下町にて仕事しているロペスの所に向かうのである。


───城門の鉄橋にて。


「それじゃ行ってくる」


「行ってらっしゃいおにーちゃん」


 ニィーは元気よく手を振り、宗平そうへいを見送る。


「行ってらっしゃいませ」


 リアも軽く手を振り、仕事に向かう宗平そうへいを見送るのである。

 

 ★★★★★★


───〈城下町・中央広場〉───


 宗平そうへいは現場に駆け付ける。


「えっ?」と、宗平そうへいは残念な様子。


「ま、今日の仕事は中止だ。強い風と雨が降るから、現場に補強シートを張るだけだ……」


 ロペスは腕を組み、告げた。空全体はくもり曇が広がり、気分を憂うつにさせる。何時、雨が降ってくるか、分からない……。雨が降ってきたら滑る為、風が吹けば身体が揺れる為、危険であり、最悪の場合、事故で命を落とすからだ。


「そうか……わかった」


 宗平そうへいは少し残念な気がするが、納得した。なお、風と雨が止み、天候が戻り次第、仕事を再開させるらしい……。


───それから3時間。ロペスと宗平そうへいは現場の建物に補強シートを迅速に張り、倒壊しないように補強の杭を固定し、今日の仕事は終了した……。休みなのに、何故か残念に思う自分がいる。けど、天候が相手だから仕方ない。


 ★★★★★★


───〈城下町・中央表通り〉───


 宗平そうへいは、歩いていた。それからポツポツと雨が降り、それに合わせるように強風が発生。さらに弱い雨から強雨に変化し、豪雨となって降り注いで黒く染まり、看板、傘、ゴミが物凄いスピードで空中から地面に転がり、マトモに直撃したら、かなり危ない。過去の現実世界で自分が死んだ時もこんな天気だったが、思い返さないようにする。


(うわ、降ってきたな……)


 宗平そうへいは、地面に水しぶきを上げ、走るのである。城に帰ったら、ニィーの勉強に付き合うのも悪くない。そうなれば、ニィーも喜ぶし、あとはエイダとリア、アリシアやエヴァンと一緒に1日を過ごすのも楽しいかな………。

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