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F・F 異世界の神になった少年の話   作者: やませさん
パート2
39/153

第31話 討伐後の洞窟




「お主にそんなアブノーマルな趣味があったとはな……」


 アリシアは腕を組み、宗平そうへいに対し、たいへん理解できない性癖を考える。


 コイツら何か勘違いしている……。と、困惑する宗平そうへい。しかし、自分にはゴリラよりデカいトロールに欲情してしまう趣味はない。説明をしなければ変な人間として認識されてしまう。


「いや、これはだな……」

 

 宗平そうへいは返す言葉、そして説明を考える。今、一緒にいる女の子の話をしている所だが、何故か変な話に発展している。一方、例の捕らわれていた女の子は、宗平そうへいの後ろに隠れている。


宗平そうへいさん、トロールに捕まっている間に、何て可哀想そうに……」


 リアは哀しい様子。


「女性に飽きたらず、トロールにまで手を出すかッ!!この生き物なら、何でも良いのかッ!!」


 ビキニ姿のエイダは喝の一言。先ほどトロールの快楽から、何とか帰還出来た……。エイダの発言に宗平そうへいは。


「これは誤解だッ!!この子は、俺と一緒に捕まっていた子で、トロールとは変な関係になってないッ!!。それに、君には言われたくないんだが……」


 宗平そうへいは、エイダに視線を向ける。


「何をッ!!、貴様、私には言われたくないって、どうゆうつも……」


───ふぅっ……。


 リアは、エイダの耳穴に息をスッと吹き掛け、エイダの言葉を中断させる。


「ああっ……」


 エイダはトロけるような喘ぎ声を上げ、コロコロと地面に寝転ぶ。エイダは特異な性癖を持ち、拘束されたり、罵られたり、尋問道具を見たら興奮してしまうのだ。


「エイダ、伏せ」


「わん」と、エイダはリアの言葉に伏せの体勢。


「エイダ、お手」


「わんわんっ」と、エイダは犬座りの体勢、手をリアにポンと、置く。

 

「いい子、いい子〜~~」


 リアは息を荒く興奮し、犬を手懐けるように、ヨシヨシとエイダの頭をスリスリと撫でる。楽しい、楽しい……エイダちゃんをこうやって弄ぶのは、ある意味快感である。


(………)


 もう、何て言ったら言いか……宗平そうへいは唖然、変な性癖モードのエイダの姿、そしてリアの光景に言葉が見つからない。

 

「冗談はさておき……子供もトロールに捕まっていたかもしれぬな?」


 アリシアは軽く予測する。


 母親と一緒に街道を歩いていた所、トロールに捕まった可能性はある。だが、肌の質感は人よりは固く、体つきは少し筋肉質である。それに腕力が強く、12・3歳の子供とは思えない。何年か前に捕まっていて、そのまま育てられたのか……。


───とりあえず、他に誘拐された人はいないな、洞窟の中を調査することにする……。

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