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F・F 異世界の神になった少年の話   作者: やませさん
慣れて来た日常
151/153

―――――真実、そして全ての答え


「これが……真実なのか……」


 漆黒の空間に帰還した宗平そうへいは、自分の経験、正体、目的を知り、震えた……。

 

―――――これが、アナタの真実です……アナタは……。


「神の命令だ、少し黙ってくれ……」


 無情な光の球の声に、宗平そうへいは震えた声で黙らせる。

 宗平そうへいは、神本人、光の球は命令により、沈黙。

 


――――――数分……。



――――――数十分……。



――――――数時間……。



 受け止められない真実に、無の時間が経過していく。


「世界から男性を消滅させたのは神で、その神は自分で、アレックスの正体は神であって自分で……」


 宗平そうへいは情緒不安定。

 頭の中は、色々な出来事により、グチャグチャ、本当に何が何だか……神として、荒廃した世界でアレックスを名乗り、世界から男性を消滅させ、老戦士のそうへい、アリシア達と漆黒の思念体を撃破し、試練を乗り越えた……。

 自分は、何を答えたら……アリシア達に託された。



 神は、この状況になるように、仕組んだ物語だ……。



 イチから学ぶ為、アレックスと名乗り、世界から男性を消滅させ、世界を破滅状態にする。

 次に現実世界に転生し、壮絶な人生を送り、そして異世界に転移し、そこで成長を学ぶ。

 最後に……あの漆黒の思念体撃破の試練により、神の物語は完成する。



―――――それから……数時間。



―――――答えを聞きましょう……アナタの希望を答えてください。


 光の球は……無情に尋ねる。


「答えか……決まってるッ!!」


 宗平そうへいは、叫ぶ。

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