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F・F 異世界の神になった少年の話   作者: やませさん
慣れて来た日常
129/153

――――宗平(そうへい)の1日・後編



―――――宗平そうへいは、東通りを歩いていた。

 モンスターに襲撃され、町並みは地道な復旧作業により、取り戻しつつである……この風景を直したのも、自分の力、皆の力が含まれていると思うと……。



―――――通りすがりの女性市民達、宗平そうへいに手を振る。



(ハハハハハ……)宗平そうへいは、手を振る。

 前は、かなり嫌われていたが……認められた証であろうか……。

 また、女性達から握手され、カッコ良かった……と、感想を告げられ、自然と目頭が熱くなる……。



――――――〈城下町・中央広場〉―――――



 広場にて、宗平そうへいは、キャサリンに絡まれる。


 そして、半ば強引に連れていかれ、デート。

 これから、ロペスの手伝いに行かないと……しかし、一蹴され、キャサリンに連行。


―――――宗平そうへいとキャサリンは、町中を色々と連れ回す……。

 露店屋に寄って、色々と試着され、笑われたり、美味しい飲食店に寄り、演奏会を観賞したり、思い出の場所、と言っても裏路地の広場など……。



――――――〈城下町・中央広場〉―――――



―――――夕方、宗平そうへいとキャサリンは、ベンチに座る。


「楽しかった……」


 宗平そうへいは感謝。

 少し、強引だったけど……。


「そそそ……そうかよ……楽しかったなら、それはいいんだけど……私は、その……」


 キャサリンは、モジモジと恥ずかしい声をプルプルと震わせる。

 何せ、男性とのデートは、初めてだからだ……。


「その?……」


 宗平そうへいはジロり。

 裏路地で、ハイエナのように現れ、イジワルなセリフを吐いて……今の関係になり、人間って不思議だと……。


「私に、恥ずかしい事を言わせる気かッ!!やっぱり、アンタは、アンタはッ!!」


 キャサリンは顔を赤面。

 鼓動をドキドキさせ、数秒……宗平そうへいを眺める。

 火事の時には助けに来たり、水路で溺れている女の子を助けたり……真面目に復旧作業をしている姿に、私は宗平そうへいの事を……。 



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