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女にモテても意味が無い。  作者: しゃぎしゃぎうまうま
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2.5話

 いつもよりも早起きしてしまった。昨日姉の彼氏が来てからいろいろあった。父さんが号泣したりとにかくいろいろ。

 眠い目を擦りながら俺は制服に着替える。

 スカートに慣れてしまった自分に恐ろしさを感じながら姉に押し付けられた姿見で寝癖を確認する。


 女になった当初は髪がくるぶしまで伸びてしまい切りにいくまでが本当に面倒だったし母や姉からは思いっきり切ることを最後まで反対された。


 俺は男として最低限の自我を護るために普段と変わらない程度に髪を切った。

 

 今更ながらに自分の顔をまじまじと見るが、やはり可愛いなと自分でも思う。こういうのがナルシストだとかいわれそうな気がするが今回ばかりは自画自賛してもいいと思う。


 

 スマホの画面が明るくなり一定のリズムで音楽が流れる。目覚ましだ。

 目覚ましを切って俺はリビングに向かう。


 朝食を用意していた母が俺を見つけるなり抱きついてくる。ここ最近毎日こうだ。


 「おはよう」


 「母さんやめてよ恥ずかしい」


 「いいじゃない」


 

 今日は食パンに目玉焼きとハムをその上に乗せて食べた。

 美味しかった。


 

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