式神との契約
今回は式神の名前が決まります、さて、どんな名前になるんでしょうか?
変な女の子が家に来た日の晩
?「龍治様、見ていてくださいよ、私の料理の腕を!」
そう言って料理を始めだした、自分以外の料理を食べるのは久しぶりだ、楽しみなもんだな
?「えぇっと、まずは、このお肉を強火で焼いてっと、あれ?中火だったかな?」
なんだか不安だ、
?「良し、出来た、あ、焦げちゃった、仕方ないですね」
食材はほぼ炭だった焦げていたまさかあそこまで焦がすとは、
?「次は、塩でしたね」
そういうと彼女は砂糖を手に取った
龍治「ちょまて!!それ砂糖だぞ!」
思わず叫んだ
?「え?本当ですか?」
彼女は少し味見したみたいだと言うか砂糖って書いてあるんだけど
?「ほ、本当に砂糖だった、」
この子はドジなのか?それとも馬鹿なのか?どっちにせよ料理は駄目だな
龍治「はぁ、肉は焦がすし、調味料も確認しない・・・もしかしてお前、料理できないのか?」
?「う、そ、そんなこと無いですよ!あっちの世界で友達に作ってあげたら気絶しそうな位おいしい、って言ってくれたんですから!」
あぁ、こいつはかなり優しい友達がいるんだなぁ、なのに何でここに来たんだ?
龍治「そうか、でもうまく出来てないみたいだし、俺が料理するよ」
?「うぅ・・・わかりました」
龍治「その間、二階の掃除を頼むよ」、
?「わかりました!」
彼女はぱぁっと喜んで二階に行った、
龍治「さて、料理しますか」
俺はいつもと同じように料理を始めた・・・しばらくして料理が完成した
今日はハンバーグだ
龍治「おーい、出来たぞ、」
彼女はすごい速さで降りてきた
?「わぁ、いい匂いですね」
なんだか自分の料理を誰かに食べてもらうなんて変な気分だな
?「いっただきまぁーす!」
彼女は美味しそうに料理を食べてくれた、なんか母さんの気持ちが分かった気がする
?「お、美味しいです!龍治様!本当に料理上手ですね!」
彼女は満面の笑みでそういった、思いっきり喜んでもらえ、
俺は初めて、料理を作って良かったと思った
龍治「そ、そうか、な、何だか照れくさいな・・・」
あまり褒められるのは慣れて無いしかし褒められるのも悪くないな
?・龍治「ご馳走様でした!」
?「龍治様、ありがとうございます!」
彼女はとても嬉しそうにそういった
?「今度は私が凄いところを見せちゃいますよ!」
そういうと二階に走っていった、料理のあとかたずけをしてくつろぎ3時間経過したころだった、
ドタドタ、階段を降りる音だそして
?「龍治様、掃除終わりました!」
彼女は嬉しそうに大声でそう叫んだ
龍治「ん?わかった見てみるよ」
俺は彼女と一緒に階段を上った
?「見たら驚きますよ」
そこは、前までの面影が無いくらい綺麗な二階の部屋があった
龍治「な!?たった3時間ちょっとでここまで!」
俺は驚愕した、あんなドジな子が掃除をここまで出来るなんてな
?「ふっふっふ、どうです?これが私の力ですよ」
俺は素直に凄いと思った、俺は料理は出来るが掃除だけはなんか苦手だったからだ
龍治「あぁ、確かに凄いな」
?「どうです?私を式にしてよかったでしょう?」
龍治「あぁ、まったくその通りだな」
そしてこの光景を見た俺はふと、こいつの名前が思い浮かんだ
龍治「・・・よし、名前はこんなのがいいかな」
?「え?どんな名前です?」
龍治「青だ、漢字で書くと青だな清掃の清にしようか迷ったが青の方が気に入った」
青「ええ、私も清掃の清よりもこっちの方がいいです」
お互いに意見があったみたいだ
龍治「良し、なら今日からお前は青だ!」
青「はい!それでは契約の文をお願いします!」
龍治「よし、それじゃぁ行くぞ」
青「我、かの者を主とし、その一生を捧げ、共に歩み、かの者の障害を共に越えると誓う」
龍治「我、かの者を式とし共に苦難と障害を越え続けると誓おう」
龍治「我が式の名は 青!かの者との契約を絶対とし、我が力を預けん!」
青「我が主の名は東河龍治!かの者との契約を絶対とし、我が力を預けん!」
長くぱずかしい口上との終わりとともに辺りがまぶしい光に包まれた、
青「龍治様、これで契約の儀式は終わりです」
龍治「はぁ、何だか恥ずかしいな、この口上」
青「はい、私も初めてで恥ずかしかったです」
何となく結婚式のあれみたいでお互い恥ずかしかったみたいだ、さて、明日からはこいつと一緒か
あまり実感がわかないが・・・まぁ、これから大変そうだな
「・・ふむ、契約の光か、この時代にまだそのような逸材が居たとはな、ふふ、面白い、試してみるか」
最後まで御覧いただきありがとうございます、次回、ようやく戦闘シーンかも?