嵐の後の静けさ
今回はあの戦いの後のまだましな日常会話です、ゆっくりしていってね
青は意識を失った、俺達は青を連れて安全な場所に身を隠した
アシリヤ「ふぅ、ここなら大丈夫でしょう」
ユウ「青ちゃん、大丈夫かな」
龍治「大丈夫だろう、結構ひどい傷だが」
ユウ「でも・・・」
龍治「ああ、だが青は頑丈だからな、手当も出来たし大丈夫だろう」
アシリヤ「あなたが手当て出来るなんて思いませんでしたよ」
龍治「まぁな、餓鬼の頃よく怪我してたしな」
ユウ「何でもできるんですね」
龍治「薬草の事は詳しくは無いがな」
薬草はアシリヤとユウが探してくれた
龍治「とにかくお前らも休んどけ、見張りは俺がやっとくから」
ユウ「ですけど、私も皆さんの役に立ちたいんです!」
龍治「お前の使える魔法は魔法を逸らす魔法だろ?直接の攻撃には弱いだろう」
ユウ「で、でも、私だって!」
アシリヤ「ユウさん、この人が言ってることも一理あります、魔法を使う魔物は稀ですよ
なのであなたの使える魔法よりも普通に魔物を倒せるこの人の方が安全です」
ユウ「た、確かにそうだけど・・・」
龍治「わかったか?だから休んどけ」
ユウ「は、はい」
そういうとユウはアシリヤと一緒に休み始めた
龍治「さて、何も来なけりゃいいが・・・」
ユウに比べたら戦えるが俺は青やアシリヤほどに戦いが強いわけじゃ無い
しばらくたったころだった
アシリヤ「龍治さん、見張りを変わります」
龍治「大規模な魔法をぶっ放したんだろ?まだ休んどけ」
アシリヤ「大丈夫ですよ、ある程度回復しましたし」
龍治「ある程度じゃ不味いだろ?万全な状態じゃないとな」
アシリヤ「そういうあなたも、あの戦闘の傷とか回復してないでしょう?」
龍治「俺のはちょっとしたかすり傷だ、気にすんな」
アシリヤ「自分も青さんの大技を指示したら自分も力を消費するって言ってたでしょ」
龍治「なに、ちょっと疲れるだけさ、戦うのに大した影響はないさ」
アシリヤ「はぁ、まったくあなたも結構な自己犠牲型だと思います」
龍治「そんなことは無いさ、青の方が自己犠牲だな」
アシリヤ「使い魔は主に似るんですよ?」
龍治「青は使い魔じゃ無いって言っただろ?式神だ」
アシリヤ「同じだと思いますよ?」
龍治「俺はあそこまで元気はよくない」
アシリヤ「確かにそうですね、ですけど似てると思いますよ?」
龍治「そうか?あまり似てないと思うんだが・・・」
アシリヤ「あなたが気づいてないだけですよ」
龍治「ふぅん、まぁいいさ、とにかく休んどけ」
アシリヤ「分かりました、もしもの時は呼んでください」
そう言い残すとアシリヤは戻って行った
龍治「俺と青が似ているねぇ、そんなわけないと思うんだがな、まぁいいか」
そう呟き俺は見張りに戻った
またしばらくたったころ
龍治「そりゃ!」ざしゅ!近くに来た弱い魔物を仕留めた
龍治「ふぅ、急所が分かりやすい相手で良かった」
ユウ「龍治さん、大丈夫ですか?」
龍治「ん?ああ、大丈夫だ」
ユウ「そうですか、それと、そろそろ交代しましょうよ」
龍治「んぁ?まだたった5時間しかたってないぞ?」
ユウ「いや!まだって!普通にかなり長いじゃないですか!」
龍治「そうか?あまりたって無くないか?」
ユウ「普通見張りって3時間おきとかなんじゃ無いんですか?」
龍治「そんなものか?でも俺は大丈夫だ、こういう時くらいは頼ってくれ」
ユウ「私は、その、かなり皆さんに頼ってます、だから!こういう時位は私を頼ってくださいよ・・・」
龍治「わかったわかった、じゃぁ頼むよ」
ユウ「はい!任せてください!」
龍治「何かあったら大声で呼べよ!」
龍治さんはそういうと休みに行った、私はここで見張って皆を守らないと!
アシリヤ「ユウさんと交代したんですね」
龍治「あそこまで言われたらな・・・大丈夫だといいが」
アシリヤ「ユウさんは言い出したら中々引き下がりませんしね」
龍治「そうだな、流石に半泣きで言われたら引き下がるしか」
アシリヤの目つきが変わった
アシリヤ「龍治さん・・・ユウさんを泣かしたんですか・・・?」
かなり殺気のこもった言い方だった
龍治「いや!泣かせたわけじゃ・・・」
アシリヤ「許しません!!!」
龍治「うわぁーーー!!」
そういうとアシリヤは小さな炎を打ち出しながら追いかけてきた!
龍治「ちょ、ちょっとまて!うお!お、落ち着け!は、話せばわかる!」
アシリヤ「だまらっしゃい!容赦しません!大人しく焼かれなさい!!」
龍治「いやいや!そ、それならお前だってユウを泣かせただろ!」
アシリヤ「あ、あれは仕方ないでしょ!とにかく焼かれなさい!!」
ドン!ガン!ドン!ブワーー!!!奥からとんでもない音が聞こえてきた
龍治「理不尽だぁーーー!!」
それと同時に龍治さんの大声が聞こえた私は急いで奥に戻った
ユウ「ど、どうしたんですか!何かあったんですか!?」
アシリヤ「ユウさん、待っててくださいね、今あなたを泣かせた馬鹿な男を始末しますから!」
龍治「何度も言うが俺が泣かせたわけじゃ無いって言ってるだろ!」
アシリヤ「だまらっしゃい!逃げるな!大人しく炭になれ!!」
ユウ「ちょ、ちょっと待って!アシリヤちゃん!龍治さんは何もしてないんです!!」
アシリヤ「え?本当ですか?」
龍治「はぁ、はぁ、だから言っただろ?」
アシリヤ「すみません・・・」
ユウ「アシリヤちゃんは私達に対して過保護すぎるよ・・・」
アシリヤ「いや、ですけどこれくらいは普通なんじゃ無いんですか?」
ユウ「そう思ってるのはアシリヤちゃんだけだよ・・・」
龍治「はぁ、勘弁してくれよ・・・」
青「うぅ・・・うーん・・・」
青の目が覚めたみたいだ
龍治「おお!よかった目が覚めたか、大丈夫か?痛いところとかは・・・」
青「あ、あぁ、龍治様・・・私は大丈夫ですけど・・・その傷はどうしたんですか?・・・」
龍治「はは、大丈夫さ・・・ちょっと焦げただけだから」
アシリヤ「す、すみません・・・」
青「て、敵襲ですか・・・?す、すみません・・・そんな時に眠っちゃってて・・・」
龍治「何、気にすんな、大したことなかったから」
ユウ「その、ありがとうございます」ユウは小さな声でそういった
龍治「さて、青、もう少したったら出発しようと思うが大丈夫そうか?」
青「はい、大丈夫です」
龍治「そうか、ならよかった、でも気を付けろよ」
アシリヤ「もし何かあったら言ってください、私がカバーします・・・う」
アシリヤは少しふらついた
青「だ、大丈夫ですか?もしかして襲撃の時に力を使い過ぎて・・・」
アシリヤ「え、ええ、ですけど大丈夫です」
龍治「はは、その、あんまり無理すんなよ・・・」
私は龍治さんって甘いなぁと思った
しばらくたった
龍治「そろそろ移動するか・・・青、大丈夫か?」
青「大丈夫です、私は頑丈ですから」
龍治「そうか、でも調子が悪くなったら言えよ」
ユウ「アシリヤちゃんは大丈夫?」
アシリヤ「大丈夫です」
龍治「じゃあ、行くか」
俺達は移動を開始した、さて、ユウの親友のエリスは何処にいるのやら・・・
次回からは冒険を再開します、さてさて、エリスは何処にいるんでしょうかね?




