十二話 こちらもお菓子教室。シオンママ登場!
シオン視点!シオ母はシオンのお母さんの事!
は~この人たち二か月前にいるよ。
ユウト)「おじゃましま~す」
シオン)「ちょっと。どういうことだよ。お菓子教室って。」
するとユウトはニヤッと笑って
ユウト)「逆チョコだよ。」
シオ母)「ほんとに⁉シオン、ホントに告白するの⁉」
二人しかいないと思っていた家には母さんがいた。
ユウト)「俺が連絡した。」
そう言ってユウトはスマホを見せてきた。(新しいの買ってもらったよ!)
そこには『シオリさん。シオンがチョコつくりたいって言うのでお手伝い願えますか?』『本当に⁉速攻で帰るから、時間稼ぎお願いね‼私はサプライズでいるから。』『了解です。』と。
シオ母)「ぶっちゃけユウトくんの方が料理美味いし、私は食材サポートになると思うけど、よろしくね!」
シオン)「というか、仕事は⁉」
シオ母)「そんなのこの画面見せたら、即帰りよ。」
うちの母の仕事は漫画家だ。かなり人気で、家だとうるさいのでいつもどこかに出かけているが、今日は締め切り日らしい。………が、帰ってきた。その理由としては母さんは少女漫画がメインで書いているからだ。少女漫画を描く人や、編集者は、大体少女漫画好きだ。(知らん。勝手な偏見)
シオ母)「とにかく!母さんは応援するから‼ちゃっちゃと私に娘を頂戴‼」
ユウト)「シオリさん。早くてあと3年です。もうちょっと待ってください。」
シオ母)「いいじゃない。ユウト君はもう一人義弟欲しくないの?」
ユウト)「そりゃもちろん……ユイカに関してはシオン以外は要らないですね。」
…………ユイカに関してはシオン以外要らない=ユイカの旦那は俺以外認めないということになる。
シオ母)「あら~我が息子もこんなにかわいい顔するのね~」
カシャ
母さんが一枚写真を撮る。
ユウト)「お~幼馴染のこんな顔は永久保存だ。」
カシャ
ユウトが一枚写真を撮る。
すると
?)「じゃあ、そんなお二人を」
カシャ
とスマホの音を鳴らしてきたのはユウヤさん。
ユウヤ)「シオリさんシオンくん。おはようございます。そしてお邪魔します。ユウトから面白い話を聞いたのでお手伝いに来ました。」
シオ母)「あら~お久しぶりユウヤ君!また一段と男前になって~参考にするから写真撮るわね!」
カシャ
母さんはお隣さんを勝手に撮って………。
ユウト)「じゃあ初めて行こうか。覚えろよ?」
シオン)「こうなったらもうやるしかなくなるんだよな…………。」
+*+ ^^) <約一時間後☆)視点がユウトに
シオ母)「あら~美味しそう!簡単だし、可愛いし、バレンタインピッタリ~漫画に参考にしてもいいかしら!」
ユウト)「いいですよ。」
今回シオンに教えたのは、シリコン素材の熊の型を使ったマシュマロとホワイトチョコレート。
他の素材はチョコペンだけといたってシンプルだ。
(毎回言うが、参考程度だ。)
ユウヤ)「うん。上出来だ。可愛くできたんじゃないか?」
ユウヤに褒められるとなんかうれしい………。
ユウト)「うちの可愛い査定班長に………は言っちゃだめだな。」
可愛い査定班長とはユウナの事だ。大の可愛いもの好きで、自分のスペースは大体可愛いものに埋もれている。そんな奴(おねーちゃんを奴っていうなぁ(´;ω;`))に認めてもらえば真の可愛い。
だが何より口が軽い。
可愛いかどうか聞きたいが、詳細を書かずに送ってもユイカに見せられたら意味がない。
ユウト、ユウヤ)「「応援してるから頑張れ。」」
翆 「明日は入学式!というわけでスピッ!(寝たときの効果音)」
小 「お。もう中学生か。」
霧 「残念。同じ期間に中学にいられなかったね。」
小 「ところで霧雨は高校受験どうなったんだ?」
霧 「よくぞお聞きくださいました!ってまだ言っちゃだめだ。今日(2025年4月7日)入学式だったんだけど、翆雨が書くの遅くてまだ二か月前なんだよね……。」(現実世界の時の流れときりはらの時の流れは一緒です。)
小 「ま、作者も寝たし、今日もお開きか。」
霧 「翆雨は、新しい生活にはなりますが、モチベを早く二か月前から脱出させてください(ㅍ_ㅍ)」
小 「ブクマ、イイネ等ヨロ!」
霧 「今日の小雨なんか機嫌よくね?」
長男 ユウヤ 17 高二
三男 ユウト 15 中三
一人っ子 シオン 15 中三
長女 シオリ ×9 漫画家