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第二十八話:あー、なんか超展開? つか、オデ・・・

あー、前回のタイトルはつけ忘れというわけではなく、無題的な感じのタイトルですことよ~。


それよりも、かなり更新が遅れてしまいました!


ごめんなさい!

では、さっそく本編をどうぞ!!!


私が竜也くんから感じ取れた力は、世界に満ちている七大元素には含まれない力でしたのよ!

 

つかね、なんか召喚術を使えるってだけでも怖いのに、さらに得体の知れない力を秘めているってどういうことよ?


 桜子お嬢様も難儀な相手に恋をしてしまいましたね~。


 とかなんとか考えている時でした。


 いきなり藤堂家が寒くなりまして。


 いくら夏真っ盛りだからってちょっとクーラー強すぎない?


 まあね、気持ちは分かります。


 だってクーラーといえば人類が発明した至高の宝だしね!


 魔法を使って涼しくすることも出来るけど、それにしたって魔力を使うわけですから。


 というより、正直面倒くさい。


 クーラーなら、ボタンを押すだけで快適な生活を私たちに提供してくれるわけですから。


 ああ、クーラー最高!




 「竜ちゃん!!」

 「竜也!!」




 ん?


 クーラーに想いを馳せている間に何かが起こったようですね。


 それも、桜子お嬢様がかなり切羽詰まった叫び声を上げるような何かが。


 とりあえず、事態の把握に努めるとしましょう。



 竜也君の胸に氷の槍が突き刺さっていました。



 何があったんでしょう?


 はい、事態の把握なんて無理ですよ。




 「貴様っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


 褐色の肌の絶世の美女で、何故かフォーマルなスーツを着用している完璧な男装の麗人なんだけど、それでいてお色気むんむんという美と美のケミストリー日本語で言うと化学反応を起こしちゃってる人が、何やら尋常ではない様子で外を睨みつけていました。



 藤堂家は趣がある匠の手が掛かったような家、悪い言い方をするならボロ家。さらに竜也君の胸に突き刺さっている氷の槍が藤堂家に飛来したことにより、藤堂家は壊滅の危機に陥っていたりするわけです。


 「何故?」


 ミステリアスさが魅力的な大人しそうな美少女さんが、そうポツリと言いました。


「ど、どうしてこんなことをしたんですか?」


 笑顔が似合いそうな美少女さんはとても驚いた御様子。


 外に顔を向けて震えております。


「どうして竜也を攻撃した、美紀」


 褐色の肌の絶世の美女で、何故かフォーマルなスーツを着用している完璧な男装の麗人なんだけど、それでいてお色気むんむんという美と美のケミストリー日本語で言うと化学反応を起こしちゃってる人は、さっきよりもいくらか冷静さを取り戻したかのように見えますが、それはそう見えるだけでした。


 今にも怒りで世界を破壊しつくしそうなオーラが体中から漲っています。


 「え?」


 問われた美紀なる人物は、攻撃が成功したというのに何故か茫然としておりまする。


 てか、あれに見えるは『氷の女王』の二つ名を持つ、柊美紀さんではないですか!


 よし、後でサインを貰おう。


 とか思いましたけど、さすがにサインを貰えるような空気ではないですね。


 「りゅ、竜也・・・くん?」


 壊れたおもちゃのようにたどたどしい足取りで藤堂家へと踏み込もうとしている美紀さんを、


 「竜也に近づくな!!!!」


 という怒声が、美紀さんの足を止めました。


 声の主は、まさかの桜子お嬢様でした。


 桜子お嬢様がこのように声を荒げる様を私は見たことがありません。


 姉さん、事件です。


 ちなみに私に姉はおりません。


 いるのは根性のねじ曲がった兄が一人。


 まあ、兄と言っても双子なので、あいつを兄と認識したことなど一度もありませんが。

 

 そんなことを考えていると、だんだんと氷の霧みたいなのが晴れていき、美紀さんの後ろに人がいることが判明しました。

 

男の子と、女の子。


 そのうちの女の子は桜子お嬢様と似たような雰囲気を持つ方でした。


 そして、私を一番驚かせたのは・・・。


 「何故ここに竜也くんが・・・。というか、何故皆が?」


 ハリウッドの名優、モーガンフリー○ンがそんなことを言っていました。


 やっべ!


 本物!?


 ミー、大ファンなんだけど!!


 美紀さんのサインは無理でも、モーガンなら大丈夫だよね!?


 「あのサイ――」


 「胸に穴が開いてるが、これはどういうことだろう? そう疑問に思うのは当事者として当然のことだと俺は思う訳だ。そして、俺の胸に穴を開けたのが、俺の彼女ってのも重要なポイントな訳だ。あー、なんか気持ち悪い。やっべ、今すぐ世界を破壊したくなってきた! というわけで、今から世界を破壊します!!」


 まさかの竜也くん復活!!


 そのせいで私はモーガンにサインを貰えない・・・。


 ていうか、なんだか竜也くんてば雰囲気変わったように思うのは気のせい?


 「竜也くん!!」


 と、復活した竜也くんの胸へと美紀さんはダイブ。


 いつの間にか、突き刺さっていた氷の槍は掻き消えていました。


 「おいおい、人を刺し殺す寸前にまでしてどうして抱きついてきてんだよ! てか、うぜぇ~。近づくな」


 「え?」


 「え? って何が? 何でそんな信じられないみたいな顔してるわけ? つかこれ当然の反応だろ? どうして俺を殺そうとした相手に優しくしてやんなきゃいけないの?」


 「りゅ、竜也くん?」


 「気安く人の名前を呼ぶな。それよりいつまでくっついてるつもり? そろそろ離れてくれないか? 邪魔。熱い」


 そう竜也くんが言うと、


 「きゃああああっ!!」


 美紀さんの体が突如、後方へと飛ばされた。


 「うおっとっ!」


 飛ばされた美紀さんを、背後にいた男の子が抱きとめる。


 「おい竜也! お前何してんねん!」


 「は? 何って何? つーか、お前誰に口聞いてるか分かってる? 殺すぞ?」


 ブンッ。


 そんな鈍い音が聞こえたかと思うと、美紀さんを抱きとめた男の子の目の前の地面が一瞬で抉り取られていた。


 「何故?」


 さっきと同じ台詞を、ミステリアスさが魅力的な大人しそうな美少女さんが言う。


 だけど、さっきとは違いその後にはまだ続きがありました。


 「どうしてあなたが魔法を使えるの?」


 え? 


今の魔法なの?


全然気付きませんでした。


それにしてもこんな魔法は見たことも聞いたこともありません。


しかも、何の属性の魔法かも分かりません。


「・・・そんな」


「・・・マスター」


「・・・竜ちゃん」


とても明るそうな美人さん。


褐色の肌の絶世の美女で、何故かフォーマルなスーツを着用している完璧な男装の麗人なんだけど、それでいてお色気むんむんという美と美のケミストリー日本語で言うと化学反応を起こしちゃってる人。


黙っていても大人の魅力溢れる美人さん。


その三人は同時に声を漏らした。


あーたたち何か知ってるのかしらん?


ただ今、実家のPCで更新しております。

未だに引っ越し先のPCはネットに繋がっておりません。

いえ、そんなことよりも・・・。

大変お待たせいたしました!!!!


本当にごめんなさい!!!

こんな私ですが見捨てないでやってください!!

それと、感想ばっちこーい!!

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