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幕間:その件につきましては・・・

人生いろいろですね~。

そうだそうだ!

まあ、何が言いたいのかというと・・・。

あっ、すいません。

ということで、本編スタート!

もう三日は走っていた。


一日ごとにホテルに泊まりながら車は目的地である陵聖学園へと向かう。


途中でアメリカにある自由の女神像やフランスの|凱旋門≪がいせんもん≫のような建物が見えてしまったが、きっと目の錯覚に違いない。


一度だって船に乗っていないのだから車ごと海外に行くなんてできるわけがない。


何故なら日本は海に囲まれた島国なのだから!

 

そんなことを考えていると、いつのまにか今日も夕日が沈んでいった。


 「マーちゃん、今日もホテルですか?」


 「ううん、もうじき到着するよ~」


 やっとか。ここまでの旅路は長いようで短かったな。


 「そういえば聞いてなかったですけど、俺の住む場所ってちゃんとあるんですよね?」


 「もちろんだよ~」


 「寮ですか?」


 「うーん・・・そうね~、寮と言えば寮ね」


 「寮じゃないんですか?」


 「ううん、寮だよ~? でも違うと言われれば違うかな~?」


 謎かけか? 


まあいいや、行けばわかることだし。

 

「そうだ聞いてよ~!」


 マリンさんはぷぷぷ、と目尻に涙をためて、笑うのを必死に堪えていた。


 「はい?」


 「陵聖学園は~、魔法の使い方を教えていることで有名でしょ~? まあ~、一般の人でも軽い魔法くらいなら使えるだろうけど~」


 「そうですね。あとはすごく設備が充実していて綺麗な学校だって噂ですね」


 「まあそれもそうなんだけど~、ぷぷぷ! もっとおもしろくて有名なことがあるんだから~!」


 おもしろくて有名なこと?


 「先生方の中にね~、モーガン・フリー○ン似の先生がいるのよ~! ぷぷぷ~! 竜ちゃんも|牛丸普利男≪うしまるふりお≫先生と会ったら絶対に笑っちゃうんだから~」



 そんなに似てるのか?


つーか牛丸普利男って・・・

 

「あっ! ああっ! そういうことかっ!」


 牛=モー、丸=ガン、普=フ、利=リ、男=マン。


 繋げてモーガン・フリー○ンか!


 「あはは、おもしろいあだ名の先生ですね!」


 しかしマリンさんは首をかしげて、


 「あだ名~? はて~? なんのことやら~?」


 「いや、だから牛丸普利男って名前がおもしろいあだ名だなって・・・」


 「あだ名じゃなくて本名だよ?」


 本名?


そんなおもしろい名前なんてありなの?


親は名前をつけるときになにも思わなかったのか?


モーガン・フリー○ンに似てなくても牛丸普利男って名前だけでモーガン・フリー○ンって呼ばれるよ。


絶対。


・・・。

次の話で・・・とうとうヤツが現れる!!


感想お待ちしておりま~す!

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