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幕間:そのときヤツは・・・ところでヤツって誰?

一つ前のお話で一応、第一部完!


みたいな感じなのですが、別に明確に区切りがあるわけではなく・・・。


まあ、何が言いたいのかと言いますと。


本編をどうぞ!!

 千代木市内のとある住宅街を、白いスーツを見事に着こなした男が家路を歩んでいる。

 

男の額と右頬には大きな傷跡があった。


 「失敗か」


 男はそう呟くと、白銀の頭髪を苛立たしげに掻き毟る


綺麗に整っていた白銀の頭髪は、男の行動によって、無造作に散らばり見る影もなくなっていた。


「ふむ」


唐突に男は立ち止り、その場で腕を組み、何かを思案し始める。


「何か・・・重大なことを忘れているような?」


男はすぐそこまで思い出しかけていた何かを思い出せず、再び白銀の頭髪を苛立たしげに掻き毟った。


「まあいい。そのうち思い出すだろう」


そう自分に言い聞かせ、足を動かし家路へと向かうことにする。


男はどこか面白くなさそうな顔で、歩いている。


十字路に差し掛かり、毎日通る十字路を右に曲がる。


そこには、男を待ち構えていたように百を超す屈強な男たちがいた。


「・・・・・・」


百を超す男たちは、無言で男を睨みつける。


「ふむ」

 

男がそう言った直後だった。


 「お勤めご苦労様です」


 『御苦労さまで~す!!』


 男たちが一斉に唱和した。


 「ふむ。あのな、何度も言うがソレはやめろ。禁止。駄目、絶対」


 男は苦笑しながら言う。


 「何故でしょうか?」


 軍服姿に顔を黒いフェイスガードで覆い隠した、見るからに怪しい人物が男の抗議に、不満そうな声を隠しもせずに言う。


 「何故ってお前それはな、ご近所様が不安になっちまうだろうが」


 「知ったことではありません」


 「あのな~、そんなこと言うんじゃありません」


 「・・・とても、ジャパニーズマフィアの首領たる山中達郎氏のお言葉とは思えませんね」


 「うちの組は『カタギには優しく、ご近所付き合いは大切に』をモットーにしているんだから当たり前のことだ。お前も早く慣れてくれよ。つーか、俺たちの世界にも、交換留学とかあること自体が俺は未だに信じられないのだが?」


 「ミートゥー」


 「馬鹿にしてんのか?」


 「若干((笑))


 男こと、山中達郎。


 今年で四十になる彼の職業は、マフィア。


つまり日本のヤクザ屋さんだ! 


彼は五年前、全世界の人間が魔法という摩訶不思議アドベンチャーな存在を知ったその時に、一般人では世界で初めて魔法の存在に気づいた人間なんだ! 


そして、魔法をいち早く理解して、使いこなし、このジャパニーズマフィアの世界をのし上がっていったんだって! 


てか、ちょっと卑怯だよね! 


ぷんぷん! 


一人で日本中の組にカチコミに行った漢義に惚れた野郎どもを取りまとめて、山中組を結成して、その後も魔法の力を使ってどんどんとのし上がっていき、今では日本中のヤクザ屋さんを取りまとめる首領になったんだとか!?


それなんてシンデレラ・ストーリー?


あれ? 


男の場合でも、シンデレラ・ストーリーって言うのかな?





「おい、お前誰に向かって喋ってんだ?」


軍服姿の黒いフェイスガードで顔を覆った怪しい人物に、達郎は顔中の血管を浮き上がらせて、今にも爆発しそうな怒りを必死で押さえながら言う。


「いえ、組長ヒストリーを語っているだけですが?」


「お前、やっぱり俺のこと馬鹿にしてんだろ?」


「若干(笑)」


「あはははは~、そうかそうか。うん」


達郎の顔は、ヤカンを乗せれば今にも沸騰しそうなほど赤く染まっていた。


「死・に・さ・ら・せ♪」


白のスーツの内ポケットに手を忍ばせた達郎は、そこから黒光りするものを取り出すと、軍服姿の黒いフェイスガードで顔を覆った怪しい人物に向ける。




何の躊躇いもなく、達郎はその引き金を引いた。




さて、新しい話を書こうかどうか迷いながらも更新をしている私です。


いや~、まあ、その~。


うん、もう気分次第で更新するか新話を書くか!!


ご意見・ご感想などがあれば是非に~

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