十八・五話:皆で覗けば怖くない(覗きは犯罪です)
はい。
今回は(も?)十八話と十九話を結ぶ補足的なお話です。
それでは、本編をどうぞ~!
竜也と美紀が、イリーナの背中でキャッキャ、ウフフ、イチャイチャしていたそのときのこと。
「なあ先生」
「な~に虎ちゃん?」
「こんな覗きみたいなことしてえーんかな?」
「だって~、竜ちゃんとひーちゃんが心配だったんだも~ん!」
「心配ってなー、先生が竜也と先輩を転送したんやないか」
「ちょっと黙っててクソ野郎。いますごくいいところなんだから。あー! 柊先輩がキスしたー!」
「どれどれ! ほほう! 美紀もやるわねー! 自分からなんて! 親友として私はあんたを誇りに思うよっ!」
「・・・・・・激しい」
「はっはっは! 竜也くんはうらやましいねー!」
「お前も黙ってろ。モーガン・フリー○ンに似てるからって調子に乗ってるとぶっ殺しますよ? 理事長先生」
「はい、すいません・・・」
マリン、すもも、虎之助、きぬ、マリア、モーガン・フリー○ン。
六人はいま、マリンの『ヴィジョン』という魔法で、竜也と美紀の安全を確認・・・訂正覗きをしていた。
『ヴィジョン』という魔法は術者の魔力によって覗き見ることができる範囲が決まる。
マリンの魔力ならば日本からオーストラリア辺りまでの範囲を見ることができる。
しかし、何故かマリンはなにかとてつもない魔力の妨害にあい、いままで二人の様子を見ることができなかった。
「おー! 今度は藤堂くんから美紀へのキスだよ! 自分のマスターのこういう場面を見て、仕える身としてはどう思われますか? グリシーヌさん」
「うむ、そうだな。相手が美紀ならば問題はない」
「おおー! グリシーヌさんのOK入りましたー!」
「ただ・・・」
「ただ?」
「ちょっと寂しい。美紀にばかりかまって私たちは放っておかれるのではないかと考えてしまうと・・・」
「あはは~! グーちゃんかわいい~! 大丈夫だよ~! 竜ちゃん優しいもの~!」
「そ、そうか? マリンは本当にそう思うか?」
「うん~!」
「あ! もうすぐ二人が戻ってきますよ! 先生も先輩も準備しましょう!」
「そうだね! 美紀と藤堂くんのお祝いだもんね!」
「・・・・・・ついでに優勝記念も」
「そうでしたな!」
「ほらほら~! みんな急いで着替えなきゃ~! あ~! グーちゃんも着替えるんだよ~!」
ただいま番外編を執筆中!
ご意見、ご感想などございましたら是非!
それでは今回はこの辺で!!