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番外編:プロローグ

一応、キャラクター紹介も兼ねたお話になっています。



竜也と美紀が大変なことになっちゃっているときより、話は少し遡る。






「じゃ~いってらっしゃ~い!」

 

マスターこと、竜也がイリーナを迎えに行くため、マリンに飛ばされた。


その竜也と一緒に美紀も飛ばされてしまった。



 私はその光景を見ながら、一つ思ったことがある。


 「・・・寂しい」


 竜也はイリーナを迎えに行っただけであって、もう帰ってこないというわけではない。


 それはわかっている。


 でも寂しい。

 

少しの間、マスターがいなくなったからといって、私ほどの幻想種ならばどうということはないはず・・・なのだが。

 

とにかく寂しい。


 むう、私はどうしたというんだ?


 「あれ~、グ~ちゃん? どしたの~?」


 「うむ、その・・・竜也は今いないよな?」


 「うん、そうだね~。竜ちゃんイ~ちゃんをお迎えに行ったね~」


 「そうだ。であれば、マスターである竜也がいない私は、竜也が帰ってくるまでの間、何をしようかと考えていたわけだ」


 そう言って、腕を組んで悩んでいた私の身体をマリンは赤ん坊を抱くように持ちあげた。


 「そっか~、グ~ちゃんは~、竜ちゃんがいなくて寂しいんだね~?」


 その通りだったのだが、改めてそう言われるとなんだか無性に気恥ずかしい。


 「それじゃあ~、竜ちゃんたちが戻ってくるまで~、皆とお話でも~」


 マリンはそう言いながら、虎之助、マリア、きぬ、すもも、と順に見ていき、


 「皆と~、仲良くなろ~!」


 のほほんと言うのだった。


ご意見、ご感想、お待ちしておりま~す!


ではでは~

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