新たな作戦
サヤはニャイアルをカフェの個室へと連れて行く。着くまでの間にニャイアルはステータス確認を済ませておくことにした。
名前:ニャイアル
種族:猫又lv14→15 職業:疾風狙撃魔銃士lv5→6
HP:120→130 MP:310→330
筋力:9
頑丈:12→13
器用:10
敏捷:31+5→6 【種族ボーナス】
精神:28→30+3
知力:31+5→6 【種族ボーナス】
スキル:【魔銃ダメージ増加lv5】【チャージショットlv5】【ボムショットlv3】【ブリーズショットlv2】【精神強化lv3】【鑑定lv1】【消音lv1】【魔力探知lv3】【軽業lv2】【移動速度上昇lv1】【ウェポンチェンジ】
SP:6→9
STP:0
装備:武器【白金のスナイパーライフル/電虎子のスナイパーライフル】頭【岩大鳥のフード】体【魔鉄糸の迷彩服】腕【岩大鳥の革手袋】脚【魔鉄糸の迷彩ズボン】靴【ボアの靴】アクセサリー【深緑のシュシュ】【革のポーチ】
名前:ウルル
種族:アクセルウルフlv3→4
HP:200 MP:150
筋力:24→25
頑丈:20
器用:6
敏捷:51→53+5 【種族ボーナス】
精神:15
知力:6
スキル:【危機察知lv2】【近接攻撃ダメージ増加lv3→4】【悪路走法lv1】【移動速度上昇lv2】【全力疾走lv1】
SP:7
STP:0
装備:武器【無し】頭【無し】体【無し】足【無し】アクセサリー【ボアの首輪】
カフェに着き、お互いに飲み物を一口飲み終えた所で話が始まる。
「いきなりどしたの?」
「今すぐにと言う訳ではありませんが一つお願いごとがありますの」
「なになに?」
「私のメイドをこのゲームに連れて来て、戦力にしようと思いますの。ですがほとんどがVRゲームをしていないのですわ」
「何で僕が出てくるの?」
「メイドたちの訓練をしてもらおうと思いましたわ。ニャイアルちゃんの実力と人気と可愛いさなら問題は無いはずですわ」
「僕は特段ゲームが上手いとかそう言う訳じゃないんだけど……外部から雇えないの?」
「出来るならそうしたいですが……お父様直々から法律関係は何とかするから私たち主体でゲームの中は解決しろと言われていますの、メイドたちはあくまで最低限の支援が出来るようになれば良いですわ」
「てことは全員僕と同じ狙撃魔銃士か、でも教えるってどうやれば」
ニャイアルは勘とサバゲーで培った経験と聴力で狙撃している。教えるとなると自分の動きをコピーさせるしかないのだ。
「ふふ、それについても大丈夫ですわ。私のメイドは全員優秀ですし何より……パーティーの時のお楽しみですわね」
「何かやるの?」
「ニャイアルちゃんには頑張ってもらう必要がありますが詳しくは言えませんわ」
「はぁ……とりあえずやってみれば良いんでしょ?」
「そうですわ、今はとにかく人手が足りませんの。メリットは私たちの人気が上がる可能性があるのと強さも証明出来ますわ」
「ま、そこら辺の話は僕は関わらないからね。頼んだよ」
「勿論ですわ」
ニャイアルは不安で視線を下に向ける。ついこの間まで普通の学生だった身が今やこんなことになっているのだ。
とは言っても立ち止まってはいられない。覚悟を決めるしかない。
「街の外に出るのは危険だし闘技場行ってみる?」
「そうしましょうか」
二人は一旦闘技場へと行くことにしたのだった。
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