表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/151

役割分担その1

「配信まで後十分ですわ、それまでに諸々を済ませてしまいましょうか」


「はーい、とは言ってもステータス確認だけだけどね」


ニャイアルは慣れた手つきでステータス画面を開く。


名前:ニャイアル

種族:猫又lv6→7 職業:狙撃魔銃士lv3→4

HP:100 MP:220

筋力:9

頑丈:10

器用:10

敏捷:21+4 【種族ボーナス】

精神:20+2

知力:21→24+4 【種族ボーナス】

スキル:【魔銃ダメージ増加lv3→4】【チャージショットlv3】【精神強化lv2】【鑑定lv1】【消音lv1】【魔力探知lv2】

SP:6

STP:0

装備:武器【白金のスナイパーライフル】頭【無し】体【魔銃士の迷彩服】腕【無し】脚【初心者のズボン】靴【初心者の靴】アクセサリー【深緑のシュシュ】【革のポーチ】


名前:ウルル

種族:スピードウルフlv5→6

HP:150 MP:110

筋力:13

頑丈:15

器用:5

敏捷:30→33+2 【種族ボーナス】

精神:11

知力:5

スキル:【危機察知lv2】【近接攻撃ダメージ増加lv1】

SP:0→3

STP:0

装備:武器【無し】頭【無し】体【無し】足【無し】アクセサリー【無し】


ウルルの分の強化を終えてステータス画面を閉じる。今は少しでも多くダメージと機動力を増やしたいと言う気持ちからそれぞれこうなった。


「それでは始めますわよ?」


「はーい」


サヤは開始ボタンを押し、挨拶に入る。


「皆さまおはようございます、サヤですわ」


「僕はニャイアルと……こっちは新しく仲間にしたウルル」


「ワフッ!!」


視聴者は予めサヤが時間帯を何かしらの手段で知らせたのか、既に三十人ほど集まっている。コメント欄を見ると謎の団結力が存在していた。


名無しさん:おはようございますわー

名無しさん:おはようございますわー

名無しさん:おはようございますわー

名無しさん:初見ですわー


「おぉ、結構来てる……」


「私がツオッターでお知らせ用の垢を作りましたわ、チャンネル登録者数も増えてますし。チャンネルからツオッターへと移動出来るようにしてますわ」


「なるほどね、じゃぁ今日の配信の目標のボスに行こっか」


「そうですわね、今回は第三の街に行くためにボスと戦いますわ。少し画面が見づらくなる時があるかもしれませんがご容赦を願いますわ」


視聴者の了承を得ながら森へと進む。ボス戦までに無駄な戦闘をしてMPを失わないために全力でダッシュしていった。そしてボス戦前へと辿り着く。


「ニャイアルちゃん、大丈夫ですか?」


「大丈夫、ウルルも元気そうだし」


「グルルルル!」


「今回の主なダメージソースはニャイアルちゃんですわ、私は妨害に徹しますので気をつけてください」


「はーい、ウルルはカバーよろしくね?」


「ガゥッ!」


ウルルもやる気に満ち溢れた返事をする。視聴者も徐々に増えていく中、ニャイアルたちは例の画面を確認する。


フィールドボス《ビッグボア》へ挑みますか?

YES/NO


YESを押した瞬間視界が暗転する。そして気がつけば木々が数本生えているだけの広めの場所に居た。奥から立派なツノを二本生やしたかなり大きめの猪が姿を表す。


「ブルルルル!」


「来ますわ!」


「さぁ、やるよ!」


「ワォーン!」


ビッグボアが突進して来るのを合図に戦いが始まった。

読んで頂きありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ