戦利品確認
「経験値もかなり入りましたね、それにこれは……」
「骨と骨と骨と……何これ?」
「私も何かありますわね」
強敵だったこともあり、経験値は勿論素材も大量に落ちていたのだ。それに加えてそれぞれ何かしらの装備がドロップしていた。
「自分は骨の剣、ですね」
「私は弱点部位を小さくした首飾りですわね」
「僕は……骨笛?」
「ワゥッ?」
現実である物よりかなり小さいが、形状は確かに似ていた。ニャイアルは一旦性能を見ることにしたのだ。
王骨の笛
防御力:10
効果:物理被ダメージ4%減少、近接ダメージ8%増加。
ニャイアルにとっては無縁の装備だが、隣に目を輝かせている存在に気づく。
「ウルル、いる?」
「ガゥッ!」
「ん、分かった」
やー子から貰った装備は一旦外し、王骨の笛を装備させる。サヤたちの方もドロップした方に変えていた。
どうやら良い物が手に入ったようだった。
「単純な攻撃力は下がりましたが魔法の効果が増えるのは嬉しいです」
「ふむふむ……ステータスの底上げは頼もしいですわ」
「次はステータスだね」
そう言いながら画面を開く。
名前:ニャイアル
種族:猫又lv28→30 職業:天賦ノ狙撃魔銃士lv4→6
HP:130 MP:560→590+10
筋力:9
頑丈:13
器用:10
敏捷:42→45+8→9 【種族ボーナス】
精神:51→4+5
知力:46+8→9 【種族ボーナス】
スキル:【魔銃ダメージ増加lv8→9】【チャージショットlv7→8】【ボムショットlv5→6】【ブリーズショットlv3】【煌撃lv1→2】【ダブルショットlv1→2】【状態異常耐性lv1】【精神強化lv5】【鑑定lv1】【消音lv2】【魔力探知lv3】【軽業lv3】【移動速度上昇lv3】【暗視lv1】【ウェポンチェンジ】
特殊スキル:【妖の陣・小】
SP:21→9
STP:0
装備:武器【火紅鉄のスナイパーライフル/電虎子のスナイパーライフル】頭【岩大鳥のフード】体【軍魔の制服】腕【岩大鳥の革手袋】脚【軍魔のスカート】靴【軍魔の靴】アクセサリー【身隠しのチョーカー】【革のポーチ】
名前:ウルル
種族:アクセルウルフlv18→20
HP:250→280 MP:150
筋力:40
頑丈:25→28
器用:6
敏捷:75→78+8 【種族ボーナス】
精神:15
知力:6
スキル:【危機察知lv5→6】【近接攻撃ダメージ増加lv7】【悪路走法lv1】【移動速度上昇lv3】【全力疾走lv3】【暗視lv1】
SP:18→15
STP:0
装備:武器【合金の獣刀】頭【無し】体【無し】足【無し】アクセサリー【王骨の笛】
ニャイアルのレベルも三十になった。サヤもシルクロードも大体同じくらいだ。ウルルも進化が近づいて来ただろう。
「次の街って洞窟都市だけど何があるんだろ?」
「鉱石類が豊富と聞いたので装備が沢山ありそうですわね」
「自分もそれくらいしか分からないですね、ただここ最近珍しい人が二人入って来たとは聞きました」
「なるほど……ま、行くしかないね」
「ワゥッ!」
全員がステータス画面を閉じると、奥にある街にへと向かうのだった。
読んで頂きありがとうございます、かなりステータス画面はガバガバですがお許してください。次回作を書く時があればなんとかします……。




