寄り道への準備
ニャイアルたちはしっかりと身体を休め、自由都市とは反対方向にある場所に行く準備をする。配信に関してはサヤが逃げながら終わりの挨拶を言い、切っているので問題はない。
「あ、経験値入ってる」
「あら、私もですね」
ステータス画面を見るとレベルが上がっていたのだ。
名前:ニャイアル
種族:猫又lv24→25 職業:天賦ノ狙撃魔銃士lv1→2
HP:130 MP:500→520+10
筋力:9
頑丈:13
器用:10
敏捷:40→41+7→8 【種族ボーナス】
精神:45→47+5
知力:43+7→8 【種族ボーナス】
スキル:【魔銃ダメージ増加lv7】【チャージショットlv6】【ボムショットlv5】【ブリーズショットlv3】【精神強化lv5】【鑑定lv1】【消音lv2】【魔力探知lv3】【軽業lv3】【移動速度上昇lv3】【暗視lv1】【ウェポンチェンジ】
特殊スキル:【妖の陣・小】
SP:9→12
STP:0
装備:武器【火紅鉄のスナイパーライフル/電虎子のスナイパーライフル】頭【岩大鳥のフード】体【軍魔の制服】腕【岩大鳥の革手袋】脚【軍魔のスカート】靴【軍魔の靴】アクセサリー【身隠しのチョーカー】【革のポーチ】
名前:ウルル
種族:アクセルウルフlv15→16
HP:250 MP:150
筋力:36
頑丈:25
器用:6
敏捷:70→73+8 【種族ボーナス】
精神:15
知力:6
スキル:【危機察知lv4】【近接攻撃ダメージ増加lv6】【悪路走法lv1】【移動速度上昇lv3】【全力疾走lv3】【暗視lv1】
SP:12→15
STP:0
装備:武器【合金の獣刀】頭【無し】体【無し】足【無し】アクセサリー【ボアの首輪】
SPは貯めることにし、ステータス画面を閉じる。
「シルクロードさんは今週の日曜日が空いているそうですわ」
「オッケー、僕もその日で大丈夫」
「また会えることを楽しみにしていましたよ?」
「……暴走しないように言っておいて」
「言ったとしてもあの様子だと無理でしょうね」
「覚悟は決めとく……」
ニャイアルは口では少し嫌がってはいるものの、頭を撫でられたりするのは嬉しいのだ。だから拒否はしていない。
「かなりの強敵だそうですのでしっかりとレベルは上げなければ行けませんわ」
「ん、ウルルも不完全燃焼だし頑張らないとね」
「ワゥッ!」
「ふふ、やる気は伝わりましたわ」
「そう言えばリアルも修学旅行が近付いて来たなぁ」
「ですわね、今年も私と一緒に行動しますか?」
「うん、だって他に居ないし」
「私にとっては嬉しい限りですが……まぁ良いでしょう」
「どうかしたの?」
「いえ、何もありませんわ」
そうして何気ない会話が終わり、ニャイアルたちはレベル上げへと向かったのだった。
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