錬金術師は眠らない その2
凛林が寝ている間は休憩を兼ねて調合や買い物を済ませることにした。現在はニャイアル一人で買い物中である。
(ステータス確認もしておかないと……)
ニャイアルは道中でしていなかったことを思い出し、歩きながら確認する。
名前:ニャイアル
種族:猫又lv22→24 職業:疾風狙撃魔銃士lv15→18
HP:130 MP:460→500+10
筋力:9
頑丈:13
器用:10
敏捷:38→40+7 【種族ボーナス】
精神:42→45+4→5
知力:39→43+7 【種族ボーナス】
スキル:【魔銃ダメージ増加lv7】【チャージショットlv6】【ボムショットlv5】【ブリーズショットlv2→3】【精神強化lv4→5】【鑑定lv1】【消音lv2】【魔力探知lv3】【軽業lv2→3】【移動速度上昇lv3】【暗視lv1】【ウェポンチェンジ】
特殊スキル:【妖の陣・小】
SP:9
STP:0
装備:武器【火紅鉄のスナイパーライフル/電虎子のスナイパーライフル】頭【岩大鳥のフード】体【軍魔の制服】腕【岩大鳥の革手袋】脚【軍魔のスカート】靴【軍魔の靴】アクセサリー【身隠しのチョーカー】【革のポーチ】
名前:ウルル
種族:アクセルウルフlv12→15
HP:250 MP:150
筋力:30→36
頑丈:25
器用:6
敏捷:67→70+7→8 【種族ボーナス】
精神:15
知力:6
スキル:【危機察知lv4】【近接攻撃ダメージ増加lv5→6】【悪路走法lv1】【移動速度上昇lv3】【全力疾走lv1→3】【暗視lv1】
SP:12
STP:0
装備:武器【合金の獣刀】頭【無し】体【無し】足【無し】アクセサリー【ボアの首輪】
「そろそろ転職出来るかなぁ……?」
MPもついに五百台に来た。だがウルルもニャイアルもプリン並みにHPが貧弱なため回避を失敗すれば回復薬のお世話になるだろう。
そしてサヤに頼まれていた材料や屋台で食べ物を買ってカフェの個室へと戻る。余談だが個室の広さはそれなりにあり、値段は少しするがカフェとは名ばかりの貸し切り作業スペースとして使えるのだ。
そして戻っている最中、クレープを頬張っているとふと耳にこんな噂話が入ってきた。
「またやられたよ……」
「またってここ最近出たあのクソ強い敵のことか?」
「あぁ、手も足も出なかった」
「確か女王蜂だよな?」
「そうだよ、三パーティーがかりで襲い掛かっても負けたって話だ」
「強さバグってるんじゃないのか……」
(うわぁ……僕たちも気をつけよ)
ニャイアルは気に留めるだけで特に直接聞きに行くなどのことはしなかった。少し興味はあるが、目標はあくまで金策だからである。
戻るまでに同じような話を何回か聞いたが、聞き流しつつ個室へと戻ったのだった。
読んで頂きありがとうございます