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目標確認

一通り写真を撮り終わったニャイアルたちは忘れかけていた装備の性能確認をすることにした。


軍魔の制服

防御力:53

効果:状態異常耐性(小)


軍魔のスカート

防御力:42

効果:属性被ダメージ5%減少


軍魔の靴

防御力:24

効果:砂漠や雪原の移動の際に行動が制限されることが無くなる。移動速度上昇3%


防御力も前のものより上がっており、尚且つ状態異常耐性などの有難い効果もついていたのだ。これでニャイアルたちが一撃で倒される心配は少しは減っただろう。


とは言ってもHPは少ないので全く持って油断は出来ない。二人は少しづつ上げてはいるものの紙装甲程度のものでしかなかった。


「良い感じ、ここからどする?」


「少し目標確認でもしましょうか?」


「うん」


席についてそれぞれ飲み物を飲みながら確認していく。


「先ず私たちの第一目標ですが少し変更をしようと思いますわ」


「確か厄介ごとから逃げる時ように家を買うだったけど…….」


「えぇ、しかしクランの勧誘などは切ってもどこまでも着いて来てしまいます、なので私たちでクランを組んでしまおうと思いますわ」


「う、うん……?」


「そこでクランハウスと言うのを購入してそこを家にし用と思いますが…….調べてみたところ一番安い所で三百万、でも私たち二人だけなら広いくらいですわね」


「クラン作る時は何が必要なの?」


「冒険者ランクをBまで上げて十万Gを払えば誰でも作れるそうですわ」


「ふむふむ……ま、頑張って貯めなきゃね」


「次ですが第三の街から行ける鉱山都市と言う所に行こうと思いますわ」


「自由都市とは反対方向だったよね?」


「そうですわ。そこで金策と装備を少し強化出来るそうなので向かいたいのですが、ボスが強いと聞いているのでシルクロードさんに助けを求めようと思いますわ」


「予定の方は大丈夫なの?」


「えぇ、呼んでくださればいつでも駆けつけますと言う旨を既に受けていますわ」


「なら大丈夫……かな?」


ニャイアルは前のシルクロードの暴走を思い出し少し震えるが、前衛が居るのは頼もしいので文句はない。


「最後になりますが私たちのチャンネル登録者数が五万人を超えましたわ」


「んっ?!?!」


椅子から転げ落ちそうになりながら言われた言葉を理解する。チャンネルを作ってから一ヶ月程度しか経っていないのだ、驚くのも無理はないのだ。


「私も驚きましたわ、私たちの真似をして祈祷師と狙撃魔銃士を選ぶ方も増えたと聞きましたわね」


「そんなことに……」


「ニャイアルちゃんのプレイヤースキルを真似しようとして失敗したと言う事案も同時に聞きましたが……少しづつ有名になって来たのは良いですわ」


「あまり実感がないけどね」


「ふふ、その内分かりますわ」


「……?」


ニャイアルたちはその後は配信を再開し、雑談をしながらその日は終わったのだった。

読んで頂きありがとうございます、近々作者の気が向けば改稿作業を行うかもしれないのでご了承ください

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