②デグーって、どんな食生活?
本日もよろしくお願いします。
どうも、デグーマニアの海でぐーです。
マニアを語っておきながら、ノーマルカラーの安価なデグーしか飼ったことなかったりしますが。デグー飼育界では、まだ中級者かも。
で、でも、デグーの生態や飼い方を勉強した期間なら10年以上になるし、繁殖の経験もあるから初心者ではないんだからねっ。
……と、お見苦しいツンデレ(誰得)はこの辺にして。
今回はデグーの食生活について書き記したいと思います。
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デグーがどんな食生活をしているのか。
これは、野生の様子と私の家のデグーさんたち両方を紹介してみましょう。
まず野生のデグーですが、ひと月かけて資料を漁って調べ尽くしたところ……嘘です。本とネット情報です。
で、でも、どれも同じことを書いているので合ってるはず。たぶん。
気を取り直して……野生下では、基本的には粗食のようですね。
生息地は標高が高く、しかも半乾燥地帯のため、植物の種類も限られていて粗食にならざるを得なかったと思われます。
イネ科の植物の葉や根、種子が多く、それ以外にも木の根や樹皮、サボテンの果肉なども食べていると、ほとんどの本・ネットに書かれてます。
そして、秋冬は巣穴に食べ物を貯め込む習性もあるとも書かれていますね。
……さて、曖昧な情報はこの辺でいいでしょう。
ここからは私のターン! 私の知るリアルな情報を開示しようではないか!
飼育下のデグーさんたちは、主に三種類の食べ物を用意することができます。
それは以下の三つ。
①イネ科のチモシー牧草
②マメ科のアルファルファ牧草
③ペレット
……です。
まずは①②の牧草ですが。
ペットショップに行くと、「チモシー」「アルファルファ」という種類の牧草がウサギや小動物向けに販売されています。これはホームセンターなどでも購入可能で、あるいはスーパーマーケットですら扱っている場合もあります。
なので、万が一ゾンビが闊歩する終末世界にスーパーマーケットやショッピングモールで籠城することになっても安心ですね。
というかデグーさんは、すばしっこくて隠れ上手なのでのろまなゾンビには捕まりません。噛まれてゾンビになった飼い主を見捨てて、逞しく生きていくことでしょう(笑)
閑話休題。
そんなわけで、牧草は簡単に入手できるということが分かりましたね。
ですが、ここで終わったらさあ大変。
「あれ? ペットショップに来たら、海でぐーが言ってたのと違う商品しかないぞ? あいつ嘘吐きだな」
と、こうなります。
何故かというと、チモシー、アルファルファという牧草の名前そのままの商品は無いからです。
大抵は「○○チモシー」「チモシー○○」や「○○牧草」、あるいは「うさぎの○○」などの商品名で売られています。
一例をあげると、2021年7月現在では「おいしい牧草」「ナチュラルロングチモシー/カットチモシー」「牧草物語」などの商品をよく目にしますね。ちなみに私の愛用品は、ナチュラルペットフーズ株式会社さんの「おいしい牧草」と、株式会社アラタさんの「ナチュラルロングチモシー」です。勝手に紹介してすみません。
ですが、商品の多さで混乱してはいけません。間違っても商品名や見た目から「フィーリングでこれ!」と選んではいけませんよ?
大事なのは、確かにチモシー/アルファルファであること。そして、見るべきなのはパッケージの色合いの良さやマスコットキャラクターの可愛さよりも「一番刈り」や「二番刈り」かどうかということです。
この「〇番刈り」というのは意外と重要で、生えた牧草を最初に刈るのが「一番刈り」、その後に再び伸びてきた牧草を刈るのが「二番刈り」、さらにその後が「三番刈り」です。脳裏に「〇番絞り」というワードを連想したあなた……お酒はほどほどに(笑)
それで、一番刈りが最も栄養価が高いと言われますが、二番刈り三番刈りの方が柔らかいため、二番刈りを好んで食べるウサギやデグーもいます。三番刈りは主に床材用ですね。
なお、イネ科の牧草はもちろんチモシーだけではありません。
他にも色々と種類があるのですが……この辺は結構「沼」で、深く語るとそれだけで今話が終わるので割愛。
ちなみにチモシーは大抵アメリカやカナダが産地なのですが、日本の北海道産のチモシーや、地域の牧場などから直接入手する方法もあるそうで……すが、私は詳しくないのでこれも割愛させていただきます。
これは実際にデグーさん(あるいはウサギさんなど)を飼った際に、その子の好みなどを見ながらどっぷり沼にハマっていただければいいかと。
毎月のように「これはイマイチ? こっちは? 敢えてマイナーなイネ科牧草選んだら好んで食べてくれたけど、メインにするには値段と流通が……」なんて悩むのも楽しいものです。
おっと、アルファルファを忘れていました。マメ科のアルファルファにも少し触れましょうか。
アルファルファはマメ科牧草で最もメジャーな種類です。イネ科のチモシーより栄養価(特にタンパク質やカルシウム)が高く、嗜好性も高い傾向にあります。つまりは好んで食べてくれるということ。
なら、栄養豊富なアルファルファの方がメインでいいじゃん……と思った、そこのあなた?
人間で考えてみてください。そんな食事を続けてたら……太りますよね?
実際、アルファルファばかりだとデグーさんも太ります。デブります。
それに長年粗食で生きて世代を重ねてきたデグーさんたちは、高タンパクのアルファルファばかりだと体調を崩してしまう恐れがあります。
なので、基本は低栄養で繊維質豊富なチモシーなどの牧草をメインで。
妊娠中や出産前後など栄養が必要な時は、アルファルファ牧草をメインにするのが理想です。授乳にも栄養が必要ですからね。
美味しい美味しいと好んで食べるものを与えてやりたくなるのは確かに飼い主の愛なのですが、デグーさんの生態を考えるとやはり低栄養で繊維質豊富な方をずっとモシャモシャしててもらう方が正解だと私も思います。
ここは心を鬼にしてチモシーメインの牧草を投げ入れましょう。
でも、栄養乏しい牧草でも文句も言わずモシャモシャしてくれるので大丈夫です。そしてその姿は天使級に可愛いのです!(笑)
あ、ちなみに売られている商品の中にはチモシーとアルファルファを混ぜたものや、一番刈りと二番刈りを混ぜたものなんかもありますのでご注意を。
逆に言えば、適度にアルファルファを混ぜた商品なんかだとデグーさんが逞しい子になってくれるかもしれませんよ。
さて、ここでようやく③のペレットのお話です。
……が、ペレットも語り出すと「沼」なので、サラッと話しますね。
ペレットとは所謂「配合した材料を固めた固形飼料」のことで、様々な原材料・栄養素を混ぜて固めたものです。
多くの商品が出ていて、一粒の大きさや形、内容物も様々。当然、デグーの個体によって好みも様々。なので色々と試す必要が出てきます。
牧草との違いは、牧草はいくらでも与えていい(元々野生ではそういう食生活だから)のに対し、ペレットは適量を守る必要があります。
何故なら、ペレットは人工的に必要な栄養を集めたものだから。人間だとカロリーメ〇トのようなイメージです。
もしもペレットを好きなだけ食べるだけ与えたら、ぶくぶくのデブーちゃんになってしまう上に、あっという間に病気が多発します。
商品ごとに適量が表示されているので、それに沿ってあげましょう。
余談ですが、野生では秋冬に食べ物を貯め込む習性があると最初の方に書きましたが、実は飼育下だとペレットを貯め込む子がいます。
なので油断していると、ペレットが大量に奥に隠され、しかも尿や湿気でフニャフニャに(笑)
さておき、牧草は基本的に乾した草(乾草)なので、どうしてもいくつかの栄養素が足りなくなってしまいます。なので、栄養補助食品のペレットでそれを補ってあげるというわけですね。
デグーさんは草食性で、しかも粗食向きです。
なので、食事は基本的にチモシーの乾草を。それにペレットを毎日適量。たまに乾燥野菜やごく少量の果物、野草などをおやつとして与えるというのが、飼育下でのデグーさんの食の基本となります。
ハムスターのように「ヒマワリの種」をポリポリ。
猫ちゃんのように「ちゅーる」をペロペロ。
そういうシーンはありませんが、毎日ひたすらに草を食みながら懸命に暮らすデグーさんの姿も尊いものですよ♪
それでは、今回はこの辺で。
また次回、お会いしましょう。
次話(生活環境とペットとしての歴史)は7月13日の夜に投稿予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。