マイルド・グロス
錆びた刀身に落ちた月明かり
帰る道のり忘れた君を迎える荷馬車
ズタズタになった思い出を影法師にしてどこかへと旅に出る
忘れないで、あの鎮魂歌を
幼い日に詠った英雄叙事詩を
いつか私とともに語ろう
貴方の涙拭いたいから
貴方の瞳美しいから
私のなかで黄金色の夢を見て
絞り出した声が悲しすぎる
手にする錆びた刃君自身を傷つける
上辺の慰めなんて欲しくないでしょう貴方にあげるこの命
忘れないで、あの鎮魂歌を
心に炎宿したいつかの日々を
その耳に囁いてあげる
私の昨日は貴方のもの
私の血潮貴方のもの
私のなかで黄金色の夢を見て
忘れないで、あの鎮魂歌を
幼い日に詠った英雄叙事詩を
いつか私とともに語ろう
貴方の涙拭いたいから
貴方の瞳美しいから
私のなかで黄金色の夢を見て