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第三章

 私は、この世の凡てのものを護りたい。自分自身の、自分の家族の、自分の会社の、自分の国の、自分の惑星の、安定。安定こそが平和であり、平安に勝るものは何も無い。

 護ることで、平安が獲得できる。だから、私は護りたいのだ。何ひとつ余すことなく、護るのだ。いつもそれを心に掲げて生きてきたつもりだ。これこそが、私の天命だと信じて。


 今、改めて自分自身に問う。それは正しい生き方なのだろうか。良い生き方だと呼べるのだろうか。どんな行動が「護る」ということなのだろうか。

 私の今までの人生で「護る」ことができたものは、一体どれくらいあるというのだろう。


 もう、どうすべきなのか分からない。達成不可能な目標を持ったことで、私は潰されてしまったのだ。









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