つまらない話第五話奇襲
パソコンふっかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーつ
うん、泣いてないよ。パソコンのデータ全部吹き飛んでもね。…はぁ。
朝田が約六十歳ぐらいのある日の要塞
『ビーーービーーービーーー』
「くそっあいつらなにやってる。絶対防衛圏内だぞ」
『スクランブル!!スクランブル!!全機発進せよ!!』
「愛、義、ほむ」
『『『はい』』』
「ウェポンズフリー」
『『『了解』』』
「護」
『はい』
「限界態勢、アラート発信、自由裁量権レベル3」
『了解』
けたたましくサイレンが鳴り響く。
「義、発報を」
『エマージェンシーエマージェンシーこちら朝田のカゴ第七支部。敵の空襲を受けている。繰り返す。こちら…』
対Gスーツを着て、自分の愛機に乗り込む。
「電源供給確認、smm-11クリス、起動。マスタースイッチオン」
『CBMデータ更新開始』
「No1エンジンセルモーター起動。メインシステムスクランブルモード、よし。N1回転率、起動水準に到達。エンジンモードセレクターイグニッション。メインシステムオンライン。」
『CBMデータ更新完了』
「ラジャー、パイロットオートチェック開始。N1ローテーション。セルモーター発電異常なし。電源切り替え。火器管制システムグリーン。電源切り替え確認完了。外部接続解除」
『ラジャー接続解除了解』
「ピーーー!…ガーピッ!」
ガピー君整備型が答え、電源端子を引っこ抜く。
「パイロットチェックグリーン」
チラッとガピー君達をを見る。
「ピッ」
整列して敬礼していた。
「ほむ」
『安全確認よし、異常なし。整備班、GOです」
「よし、…護!!出るぞ!!」
『いつでもどうぞ』
「タキシングスタート!」
格納庫から出る。滑走路へ行きながら、点検や、確認をしておく。
「ランプチェック、ベルチェック。N2セルモーター起動。テイクオフチェックリスト、可変翼マニュアルに設定、N2回転率、起動水準に到達、N2エンジンモードセレクターイグニッション。N3セルモーター起動。可変翼最大角に展開。N2ローテーション。フラップダウン。ギアダウン。N3回転率、起動水準に到達、エンジンモードイグニッション。可変翼ロック確認。…チェックリストコンプリート。N3ローテーション、N2、3セルモーター発電異常なし。N2、3スラストアイドル」
滑走路に着いた。
「パーキングセット、テイクオフチェック」
『チェックリストクリア』
「ラジャー、パーキング解除。フルスロットル、アフターバーナー点火。…V1 、ローテート、V2…ギアアップ、スピードチェックフラップアップ、スピードチェック可変翼収納、可変翼オートに設定…可変翼ロック確認」
『敵、三時の方向』
「了解…満載だからなぁ。…格闘戦にどう影響してくるか」
おやつの方向へ向かいながら、レーダーをチェックする。
「護、義、状況報告」
『IFFに応答が無いため、無線警告しましたが応答しませんでした』
『各国に確認しましたが、心当たりは無いとの事』
「了解」
『ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー』
『敵、長距離ミサイル発射』
「各機、戦略レーザー発射用意」
コックピットに、レーザーの準備状態を示す、電子音が響く。
「目標、敵ミサイル及び敵性戦闘機」
そして…
『ピーン』「打てーーーーーーーーーーー!!」
朝田のカゴから発射された高出力レーザーは、目には見えないものの、光の速さで敵に直撃した。一見、見た目には変化はないが、ミサイルにはセンサー部を。戦闘機には、…無慈悲にコックピットを。ガラスは、いとも容易くレーザーを通し、パイロットは上半身が素敵なことになって墜ちて逝った。しかし、運良く体は無事だったものもいた。しかし、コックピットの後ろにある垂直尾翼が吹き飛び、同じ道を辿った。
「各機、戦略レーザーを投棄!格闘戦用意!!ウェポンズフリー。戦闘目的は拠点の防衛、以上!!」
とある拠点の白い無機質な■■にて
目を開く。いつの間にか伸ばしていた無機質な手を戻す。…泣いていたらしい。あと少しで届きそうだった。
「お目覚めになられましたか?」
「いや。少し、■■年ばかり昔のことを思い出しておった…今回はどれほど寝ておった?」
「二週間頃です」
「…人は、たとえ宇宙へ進出しようとも、地球上の人口が減ろうとも、愚かな戦争を繰り返しておる。
ワシの子供でさえ、命と引き換えにするしかなかった。ワシの最愛の人も、母も、父も、子も、だがワシだけは、死ねると思うても、死のうと思うても、生きてしまった。
奴らに最後を宣告しようとはた四十年。
ワシは、なぜ生きるのだろうか」
「ですが、マスターには、この第■■界■■を見届ける責務があるはずです」
「「ああそうだよ」」
「だっ誰だ!?」
「人払いを」
「よかろう」
手をサッと振る。
「なっ」
言うことを聞かないので、睨み付けてやった。すると転がるように飛び出て行った。
「ふん、軟弱な。この今死んでもおかしくないワシに怯えるとは」
「まま、そんなことより」
「で、何の用じゃ?■年前いただいた知識によって、ワシはあれを作り上げた。後は、あれをどう使うかだ」
その視線の先には、暗い塗装をされた、どことなく不安を誘う兵器がズラリと並んでいた。ガピー君らしき物から、果ては巨大な武装艦まで。さらに、朝田のカゴの兵器には大抵デカデカとイラストが書いてあるが、それらのほとんどは、朝田のカゴのシンボルマーク以外の装飾が一切施されていなかった。例外でイラストがあるのは、戦闘機3機だけだった。しかしそのイラストは銃を抜いて睨みつけていたり、泣いていたり、無表情で片手をこちらに向けていたりと、明るい印象はどこにもない。
「さて。ワシの役目は終わりかの。まあ、最期の望みはこの戦いの最後を見届けたいの…さて」
『ガチャ、ウィーーーーン』
ベッドの横にある箱の上部が開いて、ひとつの腕輪が出てきた。
「それが操作デバイスじゃ。それを使えば、あれを壊すことも使うことも自由じゃ。…お主らを信じておる…ぞ」ドサッ
『ピーーーーーー』ガチャ
「マスター!?」
「いや、気を失っているだけのようだ」
彼らは、いつもどうりに業務をこなす。そこには、腕輪も、先ほどいた男女二人組の影は、・・・なかった。
戦略レーザーの説明をここで少し。この時代(前半の頃の朝田を除く)の最先端技術ではまだ軍用レーザーで豪快に敵の戦闘機やミサイルを溶かすような出力が出せるレーザーを戦闘機に積むのはまだ不可能だった。(まぁ、細かい設定は、感想で聞いてください)しかし、朝田のカゴも、本来ならば新型が出る頃合いになっても、旧型のマイナーチェンジや延命改造を続け、頑なに新型はほぼ出さなかった。しかし、知恵を絞り、補助兵装で優位に立っていた。レーザーを一回撃っただけで投棄したのは、これが連射できないため、第二射を行うには、わざわざ補給のために基地へ帰還しなくてはならない弱点があるためだ。しかしこの模擬戦の結果を見た軍部は真っ青になっていた。ちなみにこの時、新型でさえ相手にならないということで、国際世論は、放って置けば良いじゃない。だった。
「デデン!いきなりですが、ここで問題!ベッドで寝ているおじいちゃんと、いきなり表れて居なくなった二人組、おじいちゃんの最愛の人とおじいちゃんの関係はどのようなものでしょう!そして、なぜ、おじいちゃんは泣いていて、何に手が届きそうだったのでしょう!!ヒントは、モガモガモガ」
「バカ、それじゃほぼ答えだ」




