つまらない話第4話
コールサインを変えました。流石にダサいと思ったので。
「いやまってください。何ですぐに引き帰さなかったんですか?」
「あん?そんなもの俺の勘に決まって、···嘘だよ、そんとき護からあの戦闘機が出発した国から来た事を伝えられてね、まさか戦闘機を差し向けられた国に緊急着陸するバカはいないだろ」
「じゃあ、何でその証拠を公開しないんですか?」
「バカ?」
「へ?」
「いやお前の脳みそは何のためにある?すこしくらい考えてみろ。あのなそうすると···」
機上
「よし、フライバイワイヤ を戦闘モードにして、赤外線通信スタンバイ、···よし」
「おい!!機体を倒すな!墜ちるだろうが!!」
『あなた日本の輸送機はみんな機体を立てても問題ないと知らないんですか?』
「そうよ!c1とかc2とか90度倒してokって公開されているでしょ、何で知らないのよ」
「おいそれよ「護、米軍に緊急通信」『だめです、開戦の口実になるそうです』「おう、ただ」俺をおいてけぼりにするな!!通信が回復したのか!?」
「黙れ小僧。義と話せないじゃないか」
「俺の扱い酷くない?」
「ほかのとこは!?」
『ダメです、せめて接続水域に入ってくれと、』
「じゃあそこまでい」
『ピープービープービープービーーーーーーーー「掴まれ!!ヘッドオン だ!!」「「はい!!」」「フレア!」ビーーー「しゃがめ!!」ビーー』グォンダカダカ
「穴が空いた!」
「ロープレッシャー!」
「マスク着用!」
「ラジャ」
「マイクチェックワンツーワンツー」
「ラウドアンドクリア」
「了解」
「い、息が」(二人ともヘッドセットを着けてるから聴こえない)
「ダメージレポート!!」
「右翼燃料タンク燃料減少、機内与圧低下、第一油圧系統圧力低下、右フラップインジケーターに警告、飛行には支障なし。以上」
「横送りポンプ停止、このまま上昇する。」
「ラジャ」
「ねえ、息が、ああ、···」\(^o^)/
「燃料投棄終了、左右燃料タンクの監視して」
「ラジャ」
『米軍が救援に応じました!!』
「あと何分?」
『ゼロだ。戦闘空域に到着』
「おうビリー、お前か」
『c4iのIDとパスワードを転送する、久しぶりだな兄弟』
「このタイミングならもっと早く来れたんじゃない?」
『上が五月蝿くてな』
『『『タイチョーーーーーーまってください!』』』
『オセエぞ!!』
『隊長が速すぎるんです、で、任務は?』
『ああ、言って無かったな、輸送機の護衛だ』
「よろしく」
『米軍?』
『いや、あの国には基地があるわけ無い』
『ああ、米軍がらみ···なのか?』
「表向きは違うな」
『まあ、自己紹介してくれ』
「そうだな早乙女鍄だ。元自衛隊隊員、元FBI捜査官、元日本国内閣総理大臣、日本経済党党首だ、そして、米軍に派遣されていた事もある。まぁ、シッチャカメッチャカやり過ぎてな、今は朝田時彦に改名と改姓してる」
『『『は?』』』
「まあ、話しは後だ、ビリー、悪いが降下させてくれ、さっきの攻撃で···」
『ブツン』
『ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー』『ポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポン』
「マスターコーション プッシュ」
カチッ
「今度はなんだ!?」
「電子機器全滅!!操縦不能!!」
「くそ、保護機能を全てカット!操縦系統を油圧に変更‼」
「補助機能解除」
「無線は!?」
「ダメです、さっきので赤外線が使えません」
「ぐっぐぉーー」(操縦桿を操作して機体を水平にしている)
「姿勢安定!!」
「おい、やけに・・・ラダートリム 確認」
「・・・異常なし」
「ラダーペダルの動きも正常だな・・・操縦桿も問題なし(なんでだ?なんで水平にすると操縦桿が左に傾く?・・・この感じ・・・はっ)」
「左にかた」
「黙って…」
右のエンジン音が・・・しない。
「QRH(クイックリファレンスハンドブック )のエンジン停止のページを参照取り敢えず降下!」
「危険です!現在は失速速度も高度も機体の状態も分からないんですよ!!」
「だからこそだ!!」
『···と·よ』
「待ってください」
『りょ··答』
「感度上げろ」
『鍄、応答しろ!』
「こちらモーニングファイターc1!!」
『繋がった!···鍄、あと十秒でランデブーだ!!みえるか!?』
「···ああ!」
『状況を報告しろ!』
「電磁パルスで電子機器が死んだ。おまけに第二エンジン停止!」
『うへぇ』
「一機くっ付けてくれ、あと、パルスを撃ったやつは?」
『安心してくれ、海の藻屑だ』
「OKこのまま嘉手納まで直行するついでにエンジンの再起動するために降下するから根回しよろ」
『分かった』
「それと福岡管制に中継ヨロ。周波数は127.500」
『ちょっとまて。…いいぞ』
「福岡コントロールこちらモルゲンc1」
『こちら福岡コントロール、モルゲンc1どうぞ』
「緊急事態を宣言する」
『了解、状況は?』
「第二エンジン停止、油圧系統一部故障、右燃料タンクから燃料が漏れている。あとフラップに異常、電子機器が全滅、あと急減圧。以上だ。速やかな着陸が必要だ」
『了解、どこの空港に着陸しますか?』
「嘉手納へ」
『了解。現方位を維持し、ポイントビシスへ直行せよ』
「現方位を維持、ポイントビシスへ直行。了解」
「高度一万フィート」
「APU スタート」
「う、うう。···頭が、」
「オッケーマスク外そう」
「おい!」
「んあ?···あ」
「どうなった?」
「ねぇキャプテン」
「ん?」
「こいつのこと忘れてたね」
「あ、お喋り小僧」
「お喋り小僧ちゃうわ!!友輔だよ!大野友輔!」
「「ああ!そうだ!!」」
「忘れられてたのかよ!」
「APUオンライン」
「エンジンマスタースイッチ オン」
「おーいどうだ?」
『第二エンジンより熱源を探知···起動したと思われる』
「ありがとう」
「これで取り敢えず安心ですね」
「え、エンジン止まってたの?」
「「うん」」
「(ポカン)」
『モルゲンc1神戸コントロールと周波数132.100で交信せよ』
「周波数132.100モルゲンc1…神戸コントロール、こちらモルゲンc1」
『モルゲンc1、こちら神戸コントロール。現在の状況を報告せよ』
「先程、第二エンジンの再起動に成功、それと、燃料漏れ、機体に穴が空いている、あと第一油圧系統に異常、フラップに不具合···」
『了解、最優先で誘導します』
「これでよしと。さて、打ち合わせをするぞ。まず、現状の確認だ。第二エンジン一時停止、油圧系統一部故障、これによりフラップ、スラット 、スピードブレーキ、グラウンドスポイラー が使用不可能。ただしホイールブレーキは使える。右燃料タンクから燃料が漏れていて、現在は燃料移送ポンプをカットしたため、半分ほどの燃料を撒き散らしたが、飛行には十分に燃料がある。しかし右タンクがほぼ空になっているため、操縦に影響がある。システムが生きていた時はフラップに異常を示す警告が表示されていた。そして電子機器が全滅これによりCDUもILSも何もかも使用不能だ。あと急減圧。以上」
「絶望的ですね」
「とにかくまずいのは…まぁ全てだな。一つずつ対処していこう」
「エンジンの対処は完了しています」
「油圧も、今のところは問題ないな」
「燃料もOK」
「フラップは…」
「触らぬ神にたたりナスだ」
「あ、今噛みましたね」
「あいつをみならえ」
「えーと、QRHの、オールフラップアップランディングの···バージョン2.2、これだ!」
「貸してちょうだい」
「アッハイ」
「航空電子機器室へ行ってシャットダウンして来い。出来たら物理的に電流を遮断してくれるか?今勝手に操縦に介入されたら大惨事だからな」
「了解」 「(´・ω・`)」(俺しっかり仕事したのに…)
「えーと、ブイレフ +10ノットだから、183」
「はぁ。了解、そのまま読んで」
「最終進入まで速度を維持」
「了解」
「フラップの警告装置の解除」
「解除」
「ランディングチェックリストのページを参照」
「今から着陸しないから読むだけにしといて」
「チェックリストコンプリート」
「よし。これでフラップ周りは終わったな」
「シャットダウンしてきました」
「よし、これで電子機器周りもOKだな着陸時に飛ばすのはフラップ、オートブレーキ、etc…」
『モルゲンc1、嘉手納タワーと周波数134.100で交信せよ』
「周波数130.100モルゲンc1…嘉手納タワー、こちらモルゲンc1」
『モルゲンc1、こちら嘉手納タワー。滑走路にリクエストはありますか?』
「05Lをリクエストします。」
『了解。05LにILS での誘導を予定しています』
「無理です。05Lに有視界飛行での着陸を要求します」
『了解、受理しました』
「ランディングチェックリスト ···あ、そっか、全部死んでるんだ」
「ああ、QRHのオールフラップアップランディングを再確認して」
「りょ」ドゴン!!
「なんだ!?」
「分かりません、計器全部死んでるので」
「おい!右エンジンが吹き飛でるぞ!」
「あちゃーこのタイミングかーQRH開いて」
「えーと、バージョン1.3···これね!影響のあるエンジン推力をアイドル」
「No.2エンジンスラストアイドル?」
「アイドル」
「スラストアイドル」
「影響のあるエンジンのカットオフ」
「No. 2エンジンカットオフ?」
「カットオフ」
「カットオフ」パチ
「影響のあるエンジンの燃料停止」
「停止」カチャカチ
「潤滑油循環停止」
「停止」カチ
「圧搾空気停止」
「さっき止めたままだから飛ばして」
「まだ状態が改善しない場合」
「ダメだな」
「No.2エンジンファイアスイッチ プル」
「No.2エンジンファイヤスイッチプル···」カチッ
「状況が改善しない場合、エンジンファイアスイッチををどちらかに一秒以上捻って消火剤タンク1を使用する」
「消火剤散布」カチッ
「三十秒計測開始」
「その間に連絡して」
「タワー、第二エンジンが爆発しました」
『着陸履行しますか?』
「いえ、続行します」
『···承知しました。ご武運を』
「ありがとう」
「三十秒経過」
「状況が改善しない場合、反対に捻る」
「消火剤散布」カチッ
「三十秒計測開始」
「三十秒経過」
「no.2エンジン点火装置カット」
「no.2エンジン点火装置off」
「no.1エンジン点火装置on」
「no.1エンジン点火装置on」
「チェックリストコンプリート」
「ギアダウン、手動で下ろせ」
「了解」
「ギアダウン完了」
「諸君、ご苦労だった。脱出してくれ」
「キャプテン!?」「機長!?」
「君たちは未来がなくてはならない。私は助かったとしてもいつかは殺されるだろう。私のような消される運命にある命より、君たちのまだ永く続くであろう命を、一人の機長として、握り潰す訳にはいかない」
「···了解しました」「はい」
「おい、そんな顔するな」
「「機長、ご武運を」」
「違う、また会いましょうだ。ほら、パラシュートはそこだ···」
『モーニングファイターc1、有視界飛行での18Lへの着陸を許可します。風は北北西から20ノット。準備はいいですか?』
「乗員を二名脱出させた」
『了解、手配します』
「ギアは下りてるか?」
『確認できました』
「ランウェイインサイト」
『消防班、救助隊準備OK』
ゆっくりと、降下していく
「計器死んでるから静かだな」
「フィフティー」
「サーティー」
「テュウェニイー」
「テン」
ぼん!!
「うぉ!?」
いきなり機体が右に傾き、反射で操縦桿を左に倒す。が、機体が何とか左に立て直せそうになった所に、右だけ接地したため、左に大きくバウンドした。
「ぬお!?」
そして、機体は炎に包まれた。
作者メモ
爆発していないのがキモ!!
救助隊
「当該機炎上!!」
「行くぞ!!」
「消火活動急げ!!」
「消火剤散布開始!」
誰もが、こう考えていた。ああ、これはもうだめだ。と。辛うじて機体は原形を留めているが、これで生還したら、ハドソン川級だ。と。
しかし、
「コックピット回りはまだ火がまわっていない模様!」
「要救助者はそこだ!」
「延焼を少しだけでいい、止めろ!」
「発見!!」
「状態は!?」
「かなりひどいです!それと体が挟まれています!直ちに救急搬送が必要です!」
「スプレッダー をもってこい!」
「あと、空気鋸もだ!」
事故調査委員会の報告書
正常に着陸できなかった原因は、機銃の着弾により、損傷を受けていたフラップが、エンジンの爆発によって発生した破片や振動によって脱落寸前となり、接地寸前で脱落したことにより右翼が突如失速。さらに立て直そうとした操作により、バウンドにより反対に傾いたのを更に傾けてしまったことが原因と考えられる。
なお、第二エンジン停止の原因は、エンジンに細工が施されていたためである。停止しなかった第一エンジンは、少々派手に細工しすぎたために、不調と判断され、今回のフライト直前にエンジンが交換されていたため、停止に至らなかったと思われる。
真っ白な部屋
「と、こうなるわけだ」
「なるほど、つまり、公開すると、相手は追い詰められる訳ですね、それにより、戦争を止められなくなるわけですか」
「ま、そう言うこった。ああ、そうそう、次の衆議院選挙、立候補するから、よろしく」
「は!?」
註脚
※1フライバイワイヤ
当初は、油圧で伝達していた操縦士の操作を、電気配線に置き換えた物。間にコンピューターを挟み、操縦を補助できる。
※2ヘッドオン
向かい合わせですれ違うこと。
※3マスターコーション
警告を確認してから押すボタン。
※4ラダートリム
ラダー(垂直尾翼についているやつ)が左右にずれていないか確認するやつだと思ってください。
※5クイックリファレンスハンドブック
緊急時のマニュアル
※6APU
発電機
※7エンジンマスタースイッチ
エンジン起動レバー
※8ブイレフ
失速速度
※9ILS
誘導装置。
※10ランディングチェックリスト
着陸前に必ず確認する事項が書かれたもの
※11エンジンファイヤスイッチ
引くと消火剤の散布準備が完了する(燃料遮断、潤滑油停止、etc)左右どちらかに捻ると消火剤が散布される(二回まで)
※12グラウンドスポイラー
滑走路内専用のブレーキ
※13フラップ、スラット
着陸などの時、低速で安全に飛行するための機構。詳しくはググって。
※14スプレッダー
レスキュー隊が使うアレ。




