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16/19

prima prima:16 彩香

--------------------


「ふぅ───着いた」


「おっきな駐車場──!!」


あたしたちは家具専門の大手の店へ来ている──当然だが、お昼間ここは、新婚の夫婦やらが家具を揃えにとかで──それはもうごったがえしているのだから…


「はぐれないように

手を繋ぎましょ♪」


大変だわ!!

汐里ちゃんが奇声をあげてる!!

↑自分のせい


「恥ずかしいですよ─…」

「うふふ…良いから、良いから」



二人一緒にエレベーターに乗り、中に入って行った───



────────────────────────────────────────


──チン────────


エレベーターを出ると予想通り、もの凄い混み方だ──


そだっ───

「基本どんなデザインがいい─??」


「手頃な───」

やっぱり。言うと思ったわ(笑


「値段なんて良いから──!!

値段気にしてたら、

良いもの買えないわよ」


──────あっ!!


あそこの一角は──

「これなんてどうかしら♪」


この机に…椅子に…

それから、あのタンス──


後は………………


「ひ、久木さん!!

早いです────!!」


ありゃ、汐里ちゃんが息をきらしてる…悪いことしたなぁ──


「ごめんね──つい夢中になっちゃって」

あそこのカフェで一息つこうかしら────

「ちょっと休憩しよっか──」



────────────────────────────────────────

「ふぅ─…」

「それで──どうだった?」


「ふぇ─??」

「家具よ─家具…

気に入ったかしら?」


「あ、凄い気に入りました!!

でも、申し訳なくて…」


「気に入ったならいいじゃない♪

言ったでしょ─?


あたしお金持ちなの…

一人じゃ使いきれないくらいに…」


──さ、行きましょ♪

そういってあたしは彼女の手を引いた──────

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