ｐｒｉｍａ ｐｒｉｍａ：１４ 汐里
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はぁ──朝の汐里ちゃんってば…
ホントかわいかったなぁ──
あたしのこと枕かなんかと
勘違いしてたのかしらね(笑
ついむぎゅってしちゃった…
そういえば今日は授業、
午前で終わるっていってたわね…
お昼はいるのかしら…
──重たい身体を起こして
キッチンに向かうも、
ひどいものだ
──冷蔵庫は空っぽ…
今日はじゃあ、
サンドイッチでもこしらえて
車で迎え…いっちゃおうか─
---ｍａｉｌ
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ｈｉｓａｋｉ ａｙａｋａ
汐里ちゃん──
今日はサンドイッチでも
こしらえて、
車で迎えに行くから
良い時間教えて──！！
---ｍａｉｌ
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ｓｈｉｏｒｉ ｃｈａｎ
ええと、じゃあ
二時半に葉山冬木公園に…
---ｍａｉｌ
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ｈｉｓａｋｉ ａｙａｋａ
了解────！！
楽しみだなぁ──！！
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「汐里──！！」
──友達に呼び止められた
「ん──？」
「今日この後一緒に
お昼食べにいこ！！」
「あ…や、ちょっと
大事な約束あってさぁ…」
「え──、まじで─？
彼氏か！！とうとう
あの独り身汐里に
彼氏できたか───！！」
「そ、そんなんじゃ…
だいたい、女の人だからさ
──それより時間ないの！！
ばいばい！！」
---ｍａｉｌ
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ｈｉｓａｋｉ ａｙａｋａ
大学出てすぐのちっちゃい
青い車よ──
──青い車…？
いや、まさか……
だってあんな高そうなの…！！
「汐里ちゃ──ん！！
早く───！！！」
ま・じ・で・す・か───
「汐里──！！
彼氏は金持ちか──！！」
友達のやじも耳を通りすぎてく
ほどにびっくりだった──
