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入院
精神科に受診することになり、順番などは無視され、私を有線に受診してくれた。担当の先生に「ゆっくりでいいから」と言われ、泣きながら話した。今までの事を全て話、泣きはらした顔で、先生の返事を待った。
「今日から入院です。お母さん、荷物の準備をお願いします。」
母親も分かっていたと思う。私は異常なまでに痩せていたのだ。気づいてあげられなくてごめん、と残し、荷物を取りに行った。
まず身長と体重を図る。身長が163センチなのに対して、体重は38キロしかなかった。ここから精神安定剤や睡眠薬投与が始まった。
荷物を運んできてくれた母親は「安心しな。最後はちゃんとやってやる。お前はゆっくりしな。」と言い残し、病室で一人になった私。その言葉の意味は、一週間後にわかる。