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ロマンスの神様

[前回の話]

 弱虫ヘタる

[今回の話]

 ああっ 女神さまっ

『小説家になろう』というサイトを利用していて思うこと。

 投稿者たちにもいろいろとあるのだなということ。

 喩えればきっとこんな感じ。




 泣き言ばかりで歩みの遅い鈍亀。

 地を這うばかりで飛ぶことと縁のない蛇。

 飛べど星に届くことなき信天翁。

 風の吹けど道に迷い彷徨う駱駝。

 煩く騒ぎ続けるどら猫。

 多分私は蛇だろうな……。




 誰もが星を願い、月に祈る。

 みんなして夜の住人だ。

 一番星に希望を見る。

 満天の星に憧れる。


 されど星は届かぬ空に在り。

 全ては女神の気まぐれ次第。

 月を読むことは難しい。

 それは人の領域に非ず。

 されど神に挑まずにいられない。


 女神の誘惑。

 一夜のロマンス。

 今夜は誰が彼女の心を射止めるのだろう。

 やはり正攻法で口説く紳士か。

 できれば乱暴な狼藉者であってほしくない。

 でもちょい悪ワイルドが意外とモテるみたいなんだよなぁ……。



 夜明けと共に宴は終わる。

 夢から覚める朝がくる。

 だけれどもきっと雨が待つ。

 日の当たる場所は遠い。

 虹の橋は遥か彼方。

 さあ、現実と向き合う時間だ。



 日が暮れて闇が訪れる。

 いつものように夜がくる。


 星の誘う夜の世界。

 現実を離れた夢の時間。


 月の女神が今日も笑う。

 さあ、宴が始まる。

 詩を奏で口説きに行こう。

 ナンパのセンスが気になる日々。

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