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詠んでみた その4
[前回の話]
言葉の大豪雨?
[今回の話]
ブーメランはお好き?
なんかエッセイでやるには場違いなのですが、それでも懲りずにまたやります。
言の葉は 他人事であり絵空事
部屋の中から外を笑えり
ブーメラン またもや放つブーメラン
そのうちかえることを知らずや
投げる球 魂なしに投げる球
他者にぶつけて後は投げ出し
叩いても叩かれたくない傾奇者
きみはぼうっとしてはいないか?
亡霊を呼び出し操る魔道しの
とりつかれしを 知らぬ憐れさ
転んだら足許の石に腹が立つ
バリアフリーもそこまで知らん
疲れた……。
書いていてなぜかBOØWYの『Marionette』とか中原めいこの『鏡の中のアクトレス』を思い出していました。
海援隊の『人として』とかもいいんだけど、どれも今の時代じゃ古い異物……じゃなく遺物なんでしょうね……。




