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相棒との会話  作者: 反逆者
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取り柄

拙く短い文章ですが。

さらっと目を通して頂けたら嬉しいです。

女がスムーズにハンドルを切り、駅のロータリに向かう。

今日の彼女は「ピックマン」だ。女だけど。

なかなかに絵になるなと俺は思いエアコンの送風口を左に除けた。


「聞いてるの!? 今回は事故に見せかける事。その分頂いてるんだからね。」


わかったわかったギャラは良いに越したことはないしな。

不慮の事故に合ってもらいましょ。

俺は流れる景色と人々を眺めながらふと思った。

中肉中背、顔も可もなく不可もない、目立った傷や身体的特徴もない。

、、、、、なぁ俺ってどうなの!?


「何よその質問?」


いや人混み眺めて思ったんだよ、これに紛れたり自分の雰囲気変えてみたり

これは技術だよな!? この仕事には大切な事だよな!?

でも目立つ奴は目立つし、光ってる奴は光ってる。

俺って人的に面白くない?


「何言ってるの、その目立たない風貌じゃ無ければこんな仕事で生きてないでしょ。

それはそれで才能よっ。」


うーんそれはそうなんだろうけどさぁ。普通が才能かぁ。


「普通の何がいけないの? 才能って誰が決めるのよ?」

そうなんだろうな・・・多分。

車がゆっくり停車した。


「人は自分が特別だと思ってるものよ。それに少なくともあなたがやってる事は

誰もが出来る事じゃないんじゃない!?  ほら、着いたわよ。」


へ~いとドアを開け降り立つ。

歩道の段差でつまずいた。振り返ると女が笑って手を振っている。

くそ。格好悪い普通な男だ。せめて普通の最上級を目指そう。

俺は事故に向かって歩き出した。








不定期思い付き更新ですが、修行も重ねて続けていければなと。

どなたかに読んで頂けると、、、よだれ出ます笑

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