欲しい欲しい
あぁ、最近これを詩ということがあまりにもおこがましくて投稿した小説の編集部分を常に見つめるようになりました。
短いと怒らないでくれると幸いです。
『愛愛しい』
好きだった彼女も、仲がいい彼女も、親愛なる彼女も、みんな1人の男を見つめている。
マスクでも隠し切れないほど微笑みながら、いつもより数段声を高くしながら、女らしさや魅力をとことん放ち、一人の男と喋っている。
好きだった彼女も、仲がいい彼女も、親愛なる彼女も、みんな遠くなっていく。
まるで何もなかったことのように連絡を切りながら、段々と無視していきながら、軽蔑や嫌悪感を溢れんばかりに放ち、一人の男から離れていく。
『承認よっきゅうと言うのだろう』
知って欲しい。
私が彼女を愛しているということや、裏ではえんえんと泣いていることを。
知って欲しい。
私は本当は汚い人間だということや、大人ぶっているイタイやつだということを。
知って欲しい。
彼女が男と喋れば嫉妬することや、辛くて辛くていつも吐きそうなことを。
知って欲しい。
そんな自分に酔っているところを。
そんな顔をしないで欲しいです。
私は心配屋さんなので。