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02:クロス・オーバー

 なんか知らないけど前世の記憶(アニメとかプラモの知識のみ)を持ったまま、アニメ『重鋼騎士(ハードロック)レガート』っぽい世界に転生しました。

 ぽいって言ったのは、この世界が純粋な『重鋼騎士(ハードロック)レガート』の世界じゃないからだ。

 『重鋼騎士(ハードロック)レガート』とは別に4つのアニメ作品が存在していて、それぞれの作品の世界観で、大陸ごとに分かれて存在していると言えばいいのかな?


 大陸でいうと、


 マズン大陸=『重鋼騎士(ハードロック)レガート』


 アース大陸=『機動剣士ハンザム』


 パリストン大陸=『聖騎士タンバリン』


 シズオー大陸=『無敵戦機ボットヨン|4≪フォー≫』


 ゼラ大陸=『戦闘ロボ フトングル』


 といった感じだ。

 まぁ、クロスオーバーしているとはいえ、別に敵対してわけでもない。なんならどこの国も友好国といっても過言ではない……らしい。学校で習ったことが正しいのであれば、だけど。

 でもまぁ、信じてもいいような気もしてる。だって平和だし。

 アニメだと世界を牛耳っていたフセイヤル軍も、トップのホンニ・フセイヤル本人もこっちでは至って真面目で清廉潔白だという話。

 真のフセイヤルで死の商人の裏ボス、アカンヤロ・アカンダロと彼の商会も、この世界では見当たらないのだ。

 そもそも、ホンニ・フセイヤルの名前がホンニ・コウセイヤって変わってるし。合わせて軍の名前もコウセイヤ軍になってる。公正な軍なんですね分かります。……いやどういうことなのん? まあ悪人よりも善人のほうがいいんだけどさ。

 ほかの大陸も似たような感じで、それぞれの作品に出てた敵がいないっぽい。

 んでもってそれぞれの大陸が、食糧や資源など過不足なく(おぎな)えていることで侵略行為をおこす必要性がなく、善政を()いているのでずっと内乱が起こらなかったことで、今日まで続く平和な世界情勢になっているらしい。


 じゃあなんで各国が独自のロボットを保有しているかというと、どこの世界にも一定の馬鹿はいるってこと。テロリストや犯罪組織、そういった集団を鎮圧・掃討するために開発されたのが、各国のロボットなわけだ。

 近年では相手も、どこかからか仕入れてきたロボットを持っていたりして凶悪化の傾向にあるけれども。……あれ? やっぱりアカンヤロ・アカンダロとかどっかにいるのか、これ?

 余談だけど、『聖騎士タンバリン』の世界観を持つ山と森の大陸【パリストン】は、他にも虫型の魔物に対抗するためという目的が加わったりする。



 さて、世界情勢がなんとなく分かっただろう所で――お待ちかねの作品紹介だぞー! え、誰も待ってない? ハハッ、気にすんなよ!(自問自答)


 んじゃ、まずは自分の住んでいる大陸の元ネタたる『重鋼騎士(ハードロック)レガート』から。


 『重鋼騎士(ハードロック)レガート』――辺境の惑星コラムから大志を抱いて旅立った主人公ザバが、反乱軍とともに複数の惑星間を舞台に巨悪フセイヤル軍へと立ち向かう。やがて判明する行方不明だった幼なじみ、クワスヨ・イセェヴィーの行方とサバの血筋。田舎町から飛び出した青年が、いつしか大人たちの思惑を乗り越えて英雄へと至る! それまでのメカデザインとは一線を画すロボットたちと、半公式といえる豊富な裏設定に毎秒心躍らせろ!


 他のもドンドンイクドー。


 『機動剣士ハンザム』――宇宙に進出した人類は、やがてコロニーに暮らす|人々≪スペースノイド≫と地球に暮らす|人々≪アースノイド≫の戦争へと発展していく。「ママァは私の母になるはずだった女性だ! それを寝取ったお前に言えたことか!」「妄想だよそれは!」。ファーストから続く主人公アフロと好敵手ニャアの決着は劇場版でいかにしてつくのか!? テーマは『人の核心』。数十年続く超ロングシリーズ。


 『聖騎士タンバリン』――海と空のはざまに浮かぶ蜃気楼の果てにある異世界『パリストン・ウェイ』。膨大な魔力を持つ地球人を召喚し、聖騎士としてオド・ファイターに乗り込ませ世界征服をたくらむ帝国と、それに抗う国々を主人公テンカイ・ザマアを中心に描く戦記物。


 『無敵戦機ボットヨン|4≪フォー≫』――凶悪な宇宙民族トウゾックに母星を滅ぼされ、地球へと逃げ込んだ宇宙人の末裔である(ブツ)ファミリーが、地球へと侵攻してきたトウゾックを静岡県の駿河湾にてボットヨン4で迎え撃つ!


 『戦闘ロボ フトングル』――西部劇×ロボットアクション。操縦席でカウボーイハットがこんなに似合うのはこのアニメくらいだろう。車形態へと変形できる人型ウォ―キング・マシンの腕前はハンドルさばきで決まる!? 主人公はまさかのリキシボディ。さてさて。


 とまあこんな感じ。以上の5作品が共存してるんだぜ? すげーとしか言いようがない(小並感)


 だけどなんでこの5作品なんだろね? リアルロボット系とスーパーロボット系がごちゃ混ぜだし。

 共通点があるとすれば、全部『燦燦(さんさん)ライス(株)』が作ったアニメってことくらい? ……あ、あと監督が同じか。監督の名前は思い出せないけど。


 そういや前世でこういったロボット作品が一堂に会するゲームがあったような? なんちゃら大戦的な? 覚えてないから何とも言えないけど。そもゲームってのが何なのかすら覚えてないんだけどね!

 主人公が覚えているのは観ていたアニメと設定・関連商品(プラモとか完成品トイ)のみで、ゲームとかの記憶は持ち越せてません。覚えていたら真っ先にスパ〇ボ大戦の世界かもと疑ってたでしょうねw

 さて、思いつき100%でこんな感じの話を書いてはみたものの、需要あるのかなぁ?

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