第5話『魔法と魔術って何ぞ?』
5話まで参りました。今回は、リクエストを頂きましたので、魔術と魔法についてお話ししようかなと思います。せっかく前回ファイアボールを熱く語りましたし!
さてさて、皆さんはどちらの言い回しが好きですか?
自分は少し前まで魔術でした。まあ、響きというか、何ですかね、より専門的に見えたと言いますか。
今は魔法ですよ。
なんでかって?説明いたしますね。
まず、魔法について考えてみましょうか。
天下の神サイト、ウィキペディアを検索してみましょうか。
【魔法 ウィキペディア】検索
↖︎
えーと、なになに、
はい、まさかの魔術の項目に飛ばされました。
魔術の解説を読みましょうか。
魔術とは、仮定上の神秘的な作用を介して不思議のわざを為す営みを概括する用語である。魔法とも。
ウィキペディアによると魔法も同じに括られていますね。
では自分の知識から簡単に説明しましょう。
魔法とは
「超常的で不可思議な説明できない現象、こと」であり、
魔術は
「原理が明確で、手順をなぞれば実現できる現象、こと」です。
さあ、ではどう違うのか、さらに深掘りしていきましょうか。
魔法は、言ってしまえば時を戻すなどの、証明できない現象を引き起こすのですね。
魔術は、例えば氷を作り出す魔法。これは、空気中に含まれる水を冷やして凍らせればできますね。うん、証明できる。
分かってきましたか?どうやら魔法は奇跡であり、魔術は人が成せる技なんですね。
ではでは、言葉の面から見てみましょうか。
魔法、すなわち魔の法。
魔術、すなわち魔の術。
法と術が違いますね。調べてみますと、法は「掟」や「法則」、「理」
術は「何度も行って身につけた能力」「技術」
とされていますね。ということは、魔法と魔術は、
魔の法則と魔の技術、になります。
とすれば、魔法は「魔に従った超常的な法則」、魔術は「魔を使った技術」になりますかね。
やはり魔法の方が理や法則に従う、人間を超越した規模ですね。一方魔術は技術ですから、普通の人間でも扱えそうです。
英語にしてみましょうか。
魔法も魔術もMagicですね。でも、魔術は有名なのが、witchcraftです。
ウィッチクラフト。魔女の技能。
おや、やはり魔術は技能なのか。
ウィッチクラフトとは、主に、薬草などを使った治療、薬を作ったり、護符などを作ったり、占いだったり。
今もハーブで治すなんてのがありますが、言ってしまえばウィッチクラフトみたいなものです。
ではここで、我らが大先生、ハリーポッター様を使わせていただきます。
流石に読んだことはあるかな?無い人は是非。読んだら今の100倍は魔法を知れます。
ダニエルラドクリフ演じた主人公、ハリーは、ある日、手紙をもらいます。それは、とある学校からの招待状でした。
さあ、皆さんご存知あの学校。
「ホグワーツ魔法魔術学校」
「ホグワーツ魔法魔術学校」
大切なことだから2回言いました。
あれ?もう分かりました?はやいですねえ。お、分かっていない?そんな方も大いに結構。
「ホグワーツ魔法魔術学校」
固有名詞のホグワーツは省くとして、魔法、魔術、学校。
おっと。魔法と魔術が混在しているっ!!
これは一体……。と、その前にハリーが受ける授業を思い浮かべましょうか。
薬草学、天文学、魔法薬学、占い学、変身術、呪文学(妖精の魔法)闇の魔術に対する防衛術など。
魔法薬学……これ、ウィッチクラフトですね?ってことは魔術。薬草学もですね。占い学も。天文学だって。ほら、ウィッチクラフト、魔術だらけですね。
一方、変身術……これ、人間には無理よ。ってことは魔法。妖精の魔法ってことはもちろん魔法。ほうほう、魔法もあるじゃ無いか。
なんとハリーポッターのホグワーツは、しっかり分けて校名をつけているんですね!
「ホグワーツ魔法魔術学校」は、英語版だと「Hogwarts School of Witchcraft and Wizardry」
ウィッチクラフトと、ウィザードリィ、しっかり魔法魔術だ!
ウィザードが魔法使いですからね。ウィザードリィも魔法でいいでしょう。
なんとJ.K.ローリングも分けて書いてましたよ!
上の授業で特殊な
「闇の魔術に対する防衛術」は、英語版では
「Defence Against the Dark Arts」
となっております。ダークアーツ……闇の芸術、まあ闇の術ですね。
これは魔法なのか魔術なのか。はっきりはしませんが、おそらくローリングは、闇の力、黒魔術なんて単語を連想させたかったのでしょう。
これは闇の魔法でもいいと思いますが。
某最強の呪文、アバダケダブラ。死の呪い。これを受けただけで即死、なんの外傷もなく、健康体のまま一瞬で息絶える。
およそどんなファンタジーにおいても最強の呪文でしょう。これを使うヴォルデモートに他作品の魔王が勝てるわけがない。
確死ですからね。
これ、魔法じゃないですか?
なので、闇の魔術に対する防衛術は、魔法に対するでも良いとは思います。
ここまでまとめると、魔法は「魔に従った超常的な法則」、魔術は「魔を使った技術」でしたね。これで確認ができたと思います。
しかし、実際のところ、魔法と魔術は同じと考えても良い、可能だと思っています。魔法が魔の法則に従った力なら、魔術はその法則を人間の術に落とし込んで使う。
なので、魔法も魔術も根本的には変わらない。
ただひとつ、魔法の方が強い。ということは、
魔法使い>魔術師
ですね。
上に書いてきた考えだと、魔法使いはあらゆる魔の理を操りし者、魔術師はどちらかと言えば祈祷師や薬師に近いですね。なので、自分は作品内では魔法としています。
ウィッチクラフトは魔術なので、ファンタジー作品で使うのであれば、回復薬などを作っているのが魔術師、さまざまな現象を起こして戦うのが魔法使いですかね。本当は炎を出すのだって術なので魔術とすることもできます。
結局は自分の好みでどうとでもなるってわけです。唐突の放棄ww
重要なのは大きなことを為せるのが魔法使いってことですかね。
おまけですが、魔導師っていますよね。あれは?ってことですが、日本語の解釈次第なのでなんとも言えませんが、言うなら魔を導く者ですね。
これは魔法使いの下位互換、魔術師の上位互換と考えられる?
そうですね、魔術師のボス。そのくらいの感覚。
ですが、魔導師は魔を導く、魔の法則を導くと捉えれば魔法使いと同格ですね。
魔導師は好みで使うようにしましょう。
ちなみに魔道具ってよくありますが、自分は魔導具にしています。何故かって、魔力を導いて使うから。
魔導具はよく魔力を込めて使うなんて言われますよね。じゃあ魔力を体内から器に導く、でもいいでしょう。
もちろん魔道具でもおっけー。魔の道具か、魔を導く具(物)か。後者で自分は行きます。
さて、こんな感じでしょうか。最後にもう一度、
魔法は「魔に則った超常的な力の法則」、魔術は「魔を使った技術」、よってファンタジー作品で戦っていたりすごい力を発動しているのは魔法使い、薬草屋とかポーション作る人、普通の魔法を使っている人は魔術師、魔導師は魔術師より強くて最高でも魔法使いと同格!
以上です!
参考になったら幸いです!!ここまでお疲れ様でしたぁ!!!
前回に引き続き、魔法についてでした。プラス魔術ね。
どうでしたか、分かりやすいといいのですが、とにかく魔法使いの方が強い!魔法の方が強い!
ということで、ブックマーク、☆☆☆☆☆に評価を入れていただけると幸いです!感想なども大喜びしますよ!取り上げて欲しい話などがあれば書き込んでくださいませ。それでは次話で!