狂気
代役を引き受けるホープさてその心意は?
海賊達は女探しをしている地下迷宮に逃げた女捜索に1000人投入するらしい
役1/5の人数を投入するというのである。
結局1000人は戻らなかった。
海賊達も「女探しに1500人投入されるらしいぜ」「女を連れてきたものには
金貨5000枚だとよ」「早いもの勝ちだ早く登録にいくぜ」とか
結局船員半分を失って地下迷宮の捜索は打ち切られた
これ以上船員を失うと船を動かせなくなるからである
姉さんズは既に5回位拉致されてるし、ティムの嫁ファンさんだって一回は
拉致されている。この街の女という女はほぼほぼ拉致監禁誘拐をされている
なにせ市議会から海賊に刃を向けるなとのお触書が配られると
抵抗が全くできない訳だから捕まるしかない
しかしミーファ・マーナ・リーシャは特殊空拳と魔法を組み合わせた技で
魔法と感じさせずに追い払っている
海賊が殴り飛ばされても女に殴りとばされる情けない奴という風にしか
みられない
不思議なのはホープである魔獣を出している様には見えないのだが
追い払っているのである。
襲われてスカートまでたくし挙げられているのに男達は逃げて行くのである
彼女はマラリアを媒介する蚊を使っていたのである
女を襲おうと男達が裸になると全身蚊に刺された上にマラリア特有の
頭痛やら吐き気で彼女の事など気にしていられなくなる。
市議会に海賊が突きつけた要求は最後の積み荷はミーファだ彼女を乗せれば
半分の50隻はこの港を離れ無法者も半分に減るだろうというもの
だった。
市議会から要求をノムしかないだろうと冒険者ギルドに要請がくる
テッシンの胸で泣くミーファ
そこに次女が来客する。ミーファは気持ちを取り直して次女と話をする
「お姉ちゃんの化粧の仕方を教えてほしい」と言う
自分と会うのが最後だからこんな気晴らしをさせてくれているのだろうと
教えてあげる
「どう?お姉ちゃんに似てる?」とテッシンに聞く確かに瓜二つだ
ミーファは自分の後釜でもねらっているの?不審な顔をすると
「私が替わりに海賊船に行こうと思うの」という
「流石に体型が違うバレるだろ」と言ったら
「お姉ちゃんはテッシンさんと一緒にいたくないのかな」と言ってくる
妹の案に乗るしかなかった
海賊は顔の写し書きしかもってなくてすんなり妹を乗せ
50隻の船は出航した。
湾を出た頃アルバ王子がホープに会いにきた。
体型を見てというか身長が10cmから違う即バレする。
「でもこの娘もいいなこういう顔が好きなのじゃ」とか言っている
「とりあえず港に船を戻すぞ」と言っている
ホープは「お忘れですかアルバ様?あんなに愛してくださったのに」
アルバ王子は真近で顔を覗き込むも首を傾げる
「ミーファの妹のホープです貴方の嫁の」
アルバ王子は腰を抜かして後ずさりする「お前は死んだ筈じゃ」
「何で死んだと思われるのです」
アルバ「ワシは貴族城の周辺に強力な魔獣を呼び寄せた」
「無駄な浪費ばかりする女共を成敗する為だ」まあ嫁を一人にしておけば
そんな浪費など気にする必要もないんですけどね
ホープ「私は浪費など..」
アルバ「お前は容姿が地味だった」「最初からその様に着飾っておれば」
ホープ「じゃこれからは私を愛してくださいますのね」
アルバ「ダメじゃ」ホープの何かが「ぷつっ」とキレタ
アルバの乗った船の隣の船が水しぶきを上げ沈んでいく
アルバがビクッとする
ホープ「アルバ様貴方が何度も愛してくれた私は妻なんですよ」
アルバ「ダメじゃ」「ダメじゃ」
アルバの視線の先のある二隻の船が穂先を高く上げ沈んでいく
ホープ「貴方がダメじゃと言った数沈んでますよね?」
「では聞きます私を」
アルバ「ダメじゃ」ボンという音がして又一隻が
ホープ「貴方は仲間を失って悲しくないのですか?」
アルバ「ダメじゃ」って言うたら「ダメじゃ」ボンボン二隻が沈む
アルバは何回ダメだと言っただろう自分の船を残して他49隻の船は海の藻屑と
かしていた
ホープは泣いていたマスカラが流れ黒い涙の様である。
アルバは逃げた手漕ぎボートを降ろさせ自分は最後尾に乗り
船の船底を破壊して船を沈めた女が船の上からこちらをうらめしそうに見ている
まあ女は助からないだろう今度こそお別れだと
砂浜にやっと手漕ぎボートがたどりつき「港の船に合流して乗り込むぞ」と
言うと後ろで「私も連れて行ってください」と女性の声が
ゆっくりアルバが振り返るとそこに今海水から上がったようにびしょ濡れの
女がいた。周囲は暗くPM7:00以降になっていた
アルバは死にもの狂いで走った女は走っている様にすら見えないのに
すぐ後ろで息も全くきらさずに「何故私からお逃げになるのです」と泣き
ながら言っている。
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