最闘、最後の決戦
第二十五話です。誤字脱字等の間違いがあるかもしれませんが温かく見てください。
午後三時
私たち三人は有明の工場跡地に来ていた。
「そういえば、櫻子。どうして午後三時なの?」
私は櫻子に聞く
「確かに、それは私も聞きたい。」
志乃もどうやら聞きたいようだ。
「はぁ、まぁ、見ててよ。」
櫻子は指を指す。
すると、ルンルンに歩いてるシスの姿が・・
「し!シs・・!」
「静かに華。気づかれたら作戦失敗するでしょう。」
「で、でもどうしてシスが・・・」
「この時間は、いつもシスはフォードに三時のおやつを持ってくるんだ。」
「そんな、子供みたいことするの?」
「まぁ、フォードの考え的には仲間の心身回復らしいから」
「そうなんだ。」
私は少し納得しそして、おやつタイムって言うのを自分で作ったのに鼻で笑った。
「志乃さん、櫻子、じゃあ、作戦開始」
私の合図で二人は一斉に持ち場に急ぐ
そして、作戦が始まった。
「ふんふん、さて、フォード様におやつを持ってきてあげないと今日は・・」
シスはウキウキに歩いていた。
「今日は特別クッ・・あべ」
シスは視界を奪われた。
「な、何!!誰や!!オラ!!離せ!!」
シスの怒号が布越しに聞こえる。
「はぁ、あんま暴れないであ、もう。」
志乃は暴れるシスを押さえる。
「志乃さん、大丈夫?」
私は志乃に聞く
「華、櫻子さん。先に行ってあたしはこのシスター姿の奴を倒すから先にアジトに行ってフォードを地獄に堕とせ!」
「分かった。じゃあ、志乃さん。お願い。」
「お願いします!志乃さん。」
二人は工場跡地を目指す。
「へぇ、早乙女華と櫻子か・・あいつら手を組んだのか・・」
「おい、シスって言う女の人、大人しく白旗出してくれない?」
志乃はそう言ったがシスは聞いて内容で「面白い。だけど、フォード様に勝てないでしょう。そして、私の首を掴んでいる人貴方は私に勝てないでしょう。」と言う。
「それは、分からないよ。」
志乃もそんなこと言った。
「華、着いたよ。ここが帝都有明軍事工場跡地」
「ここにフォードが・・」
「えぇ、入りましょう。」
二人は工場に入った。
「うわ、汚い。」
「まぁ、工場だからね。それも軍事。連邦も危険視する薬剤がゴロゴロあるから気を付けて・・」
「うん」
そんな話をしていると
「あ~れあっけなく捕まった。櫻子じゃないか。どうしたのかな?こんな所に来て?」
と低い男の声
「その声、麦田か。私はこのBLACK DOVEを倒すために来た。」
「はぁ~そうなのか。ハハハハハ」
麦田は大きな笑い声を出す。
「無理だね。お前の銃の腕前は随一だがフォード様に勝てるとでも?笑わせてくれる。」
麦田は目をがん開きして言った。
「誰がフォード一人目的のために・・来たって言った。私が倒すのは麦田!!お前だ!!」
櫻子は銃を構える。
「へぇ、こんな事はしたくはないがお前ら二人徹底的にぶっ潰す。お前ら出てこい!!!」
麦田の合図で部下がぞろぞろと出て来た。
「さぁ、始めようか。闘争を元同志よ。」
「ふ~ん、ざっと百人か。」
櫻子はそんな事を言った。
「さぁ、どうやってこの膨大な数を対峙するか見ものだ。」
麦田は不敵な笑みを浮かべる。
「イケるわ。」
突然、華がそんな事を言ってきた。
「は!?早乙女華なにを言って…」
「というか、私の学校を爆破未遂したんだからお前の好きな爆破でやりなよ。こんな多くいる部下じゃなくてさ。それとも、自信がないの自分の調合した爆弾に・・」
私も負けじと不敵に笑みを浮かべる。
「な、何だと!!!」
麦田は歯を食いしばる。
「そんな、歯を食いしばるんだったら爆弾の一つでも投げれたんじゃない?なぁ!」
「早乙女!!!!お前だけは許さない。お前ら邪魔だ!!!退け!!」
「ありゃりゃ、本気になって草生える。キャハ」
私は大煽りをかます。
「早乙女!!!」
麦田は腰回りにある爆弾に手を取る。
「死ね!!!!」
そして、爆弾を華たち向かって投げつける。
すると、私は不敵な笑みを浮かべ
「櫻子投げるぞ!!」
「うん、分かった!」
櫻子はそう言うと銃を構えた。
「軽軽手袋!!小麦フロー!!」
私は10Kgある小麦の入った袋を空高く投げた。
「じゃ、後は櫻子よろしくな!!!死ぬなよ!」
「それは、お互い様でしょ!!」
そうして、私はフォードを倒しに行く
「何を投げた!!」
麦田はそう言うがもう、櫻子の耳には届いていない。
櫻子は無我夢中に銃を撃つ。
袋が破れると小分けの袋が出て来た。
それもまた無我夢中に撃つ櫻子
小分けの袋が破けると粉がいっぱい出て来た。
まるで、きめ細かな吹雪のようだ。
麦田、部下があっけに取られていると櫻子はしゃべり始めた。
「小麦粉って舞うと雪みたいで綺麗だよね」
櫻子は歩きながら倒れたテーブルに隠れる。
「そして、その雪たちは協力的で闘心を燃やすと連鎖的に燃え上がるんだ。その事象には名前があって・・」
にやけ顔が止まらない櫻子
「その名も・・粉塵爆発!」
麦田は正気に戻った。
「お前ら逃げろ!!」
と言うがもう遅かった。
爆弾は爆発してその火種が小麦粉に移るそして、小麦粉が次のまた次のと連鎖的に反応する。
「ギャーーー!!」
麦田は思い出したくない物を思い出した。
・・・麦田の家は東海で花火職人を営んでいた。
父親は大曲の花火での優勝経験もあり麦田も父親のような立派な花火師になると幼少の頃から志していたが・・戦争でなきものになる所だったが・・麦田は諦めなかった。
だが、とある日
麦田は父親と一緒に花火の仕事を手伝っていた。
「親父、こんなものでいいか。」
「おう、いいぞ。お前も上手くなったな!」
「ありがとう。親父」
「この戦争が終わったら俺と一緒に花火で日本を盛り上げよう!!」
「うん、親父!」
そんな目標を話し合っていた。矢先・・・
【空襲警報!空襲警報!!】
麦田の街に敵の戦闘機がやって来た。
「親父、逃げよう!」
「おう、逃げるぞ!!」
けたたましくなる爆発音、戦闘機の音
「もう、来たのか。予定時刻より早い」
麦田の父親は驚く
「早く逃げよう!親父!えッ!」
麦田の父親は麦田を外に放り投げた。
「親父?」
その瞬間花火倉庫に爆弾が投下された。
倉庫は花火の音、色が鳴る。
そうして、麦田は・・空襲で憧れの父親を亡くした。
麦田は父親の死後、花火職人になる夢を諦め放心状態になっていた。
だが、そんな日々を続けて数年・・
麦田はフォードに会った。
フォードは優しく接し花火師の子供と言う事から爆弾づくりを命じこれが、麦田の転機になり麦田は明るくなったが心は黒くなっていた。
「ハァハァ、あぁぁぁ」
麦田は爆発に巻き込まれ倒れていた。
麦田は手を見る血まみれだった。
すると、麦田の視界に櫻子が現れる。
櫻子は麦田の頭に銃を突き出す。
「おいおい、怪我してる奴に銃を向ける女は好きじゃない」
「大丈夫。これ空気銃だから人体は貫通しない。」
「そうかい。いや~一本取られた。粉塵爆発なんて・・お前が考えたのか。」
麦田は櫻子に聞く
「いや、華だよ。」
「そうか」
麦田は一言そう言う。
「じゃあ、この睡眠スプレーで寝て。」
櫻子は麦田の顔にスプレーをかけようとする。
すると、麦田は奪い捨てる。
「親父に会ってくる。叱られると思うがもう一回花火の勉強をしたいから、教えてもらいたいから・・・」
麦田はそう言うと目を瞑った。
フォードはけたたましい爆発音で目を覚ました。
「何だ!!」
フォードは爆発音の方に向かうと血まみれの麦田、そして、床に座り込む櫻子の姿が・・
「何だ。あれは・・・どうして、櫻子が・・まさか」
フォードはある場所に急いで向かう。
フォードが着くと狐のお面そして、変な服を着た少女が鎮座していた。
『お、そんな急いで来たと言う事は櫻子の作戦は大成功ってことだな。いや、詩音の文化祭の発言がなかったらどうなる事かと思ったけどウラの最高級な頭のおかげでどうにかなったわい』
「誰だ!!お前は?!」
フォードは叫ぶ。
『おう、ウラか。』
そう言うとお面少女は狐のお面を外す。
『ウラの名はアロルフラート。今宵、フォードお前を倒しに来た!』
「早乙女!!あの爆発もお前なのか!」
『あぁ、そうだともなにか?』
「絶対殺す!!」
フォードはそう叫ぶ。
『じゃあ、勝負じゃな。ハハハハハハ』
華は大きく笑った。
一方志乃とシスは・・・
「おい、いい加減離せ!!」
まだまだ、拮抗していた。
「じゃあ、はい」
志乃はシスを離した。
「うわ、この野郎!!」
シスは倒れ立ち上がった。
「殺す。神の器にも代えて!!」
「よしじゃ、やろうか」
シスは志乃に蹴りを入れるが志乃は軽くあしらう
「死ね!死ね!」
シスは蹴りをどんどん入れるが志乃は軽くあしらう。
「そういえばさ、あたしあんたを見たこと病院で見たことあるけどさ。あんた、こんな背低くて若い見た目してるのに29歳なんだって?」
「な、なんで?それを」
シスの蹴りが強くなってきた。
「だって、あんた免許書落としてたもん。」
「あの時か!!」
シスの蹴りが激しくなる。
「まぁまぁ、そんな怒りなさんな。と言うか私が聞いたいことは違うんだよな。」
そう志乃が言うとシスは「なんだ」と言う。
「いや、フォードって言うやつ元は私の恋人で私の親友を殺した。最低野郎なんだよね。どうしてそいつを庇うの?」
すると、シスは攻撃を止めた。
「あの人は私にとって神様、救世主だ。こんな年上の私でもあの方は救ってくれた。嬉しかった。」
「でも、あいつはたくさんの命を根絶やしにしてくれてる。それについては?」
「まだ、10代後半の小娘には分からないでしょうね。あの方は神様なのよ。いらない命の選別は許可されてるの!分かる。」
「分からない」
「でしょう!!」
「いや、どうしてアイツを神と錯覚してるのかが・・」
「は!?どういう事よ。」
「神だったらいろんなもの殺してもいいのかそれが特権なのか?」
「は?フォード様は・・」
「じゃあ、あたしはアイツと付き合ってたのよ。あたしにも何か能力とか付与しなかったの未来や全てが分かる神は?」
「そ、それは・・あぁ~もう。」
シスは憤怒した。
「どうして、お前らはどうして強欲なの?そして、ひねくれてるの!!!」
シスはそう叫んだ。
・・・シスは交通事故で親が亡くなった。
そのため独り身の叔父の家に引き取られることになったが叔父に性的精神的な虐待を受けていた。
そして、戦争が始まるとより一層それが激しくなった。
が、その苦痛の時間はすぐに終わった。
叔父が出兵した。
叔父から解放されてシスは喜んだが・・さらなる地獄が襲う。
収入源が無くなったのだ。
収入源が無くなりシスは炊き出しに行くがそこはもう一つの戦争で人々が自分のためだけに食べ物を奪っていた。
シスはそれがトラウマになり炊き出しにはもう行かなかった。
そして、終戦直後・・ヨーロッパで火山が噴火世界的な大飢饉が起きた。
シスは、大人になりバーのごみ箱に捨てられたワイン瓶の残りをちびちびと飲むという生活をしていた。
そんな時、ある男がシスの前に現れた。
その男は新興宗教の教祖らしいシスはその男について行った。
そこは宗教施設兼男の住宅だった。
そして、男はお肉を出した。
「えっ、いいんですか。」
シスは男に聞く
「あぁ~いいとも。」
男は優しい口で言った。
そして、シスは肉をおいしそうにむしゃぶりついた。
「おいしい、これなんていう肉ですか?」
シスは男に聞く
「あぁ~人肉。若い肉付きのある女の子を選んだんだ。」
人肉と聞いてシスは驚いたが空腹が勝ったのでむしゃぶりつく。
「まだまだ、あるからね。次は胸かな。」
そんな楽しい会話をしてシスはこの宗教の勉強をした。
そして、優秀なシスターになった。
そして、新興宗教はドンドン大きくなった。
そして、世界に名を轟かせる宗教集団【マンドゥカーレ】と言われるようになった。
だが、しかしそれも長くは続かなかった。
「お前らの悪事を暴きに来た。」
「フーテンガーデンと申しま~す」
そう謎の男女二人組に宗教施設を滅茶苦茶にされ教祖まで逮捕された。
こうして、シスはまた一人ぼっちになり腹ペコになった。
数日後
「大丈夫かい。シスター」
そう、フォードだ。
フォードは年上のシスにも優しくお菓子やら何やらやり仕事もくれた。
そして、シスはまた宗教を復活させたいと思い今のようになっている。
「お前らみたいな強欲な奴がいなければ世界が平和に!!」
「無理だ。あたし、入院中に院内の教会に行ったのそしたら、人間は最後の審判が来るまで強欲なままなの」
「はぁ~あっあっ」
シスは力のない声を出す。
「あんたはずっと強欲な奴らと一緒に生き続けるのこれからもずっと・・」
「いや!!いや!!いやだ!!!」
シスは叫ぶ
「そんだったら死んだほうがまし!!!」
シスはバスケットから果物ナイフを取り出す。
「ちょ、なにやって・・」
「来ないで!!もう、だったらこんな世界やだ!!死んでやる!!」
そうシスは告げ果物ナイフを首に刺した。
血しぶきが舞いシスは倒れた。
『なぁ、フォード。ウラと勝負ってことはいい度胸だね。』
私はそう言い笑う。
「はぁ、お前をこの手で殺す。」
『良い威勢だね。じゃあ、その前にここの部屋を知ってるか?』
私はフォードに聞く
「はぁ、知るかそんなもん」
フォードは軽くあしらった。
私は軽くため息をしてこう喋った。
『ここは昔、空調室だったらしいよ。』
「それがどうした。」
『ふ~ん、まだ気づいてないんだ。この部屋は空調室この工場の空気が全部入ってくる。そして、私たちはまだ小麦粉を持ってる。と言う事は・・』
「貴様!!何を!!」
フォードは走るが扉は閉まっている。
「おい、出せ!!」
『閉まってるぞ。櫻子空調ON』
私はトランシーバーで合図する。
「はいよ。」
空調が稼働し工場の空気が一気に入る。
そして、白い靄も入る。
「ちくしょ!!」
フォードはそう言いボタンを押した。
『何を押した。』
私はそう聞くと
「お前らに国家転覆計画を防がれたくないからな!!」
とフォードは叫んだ。
『櫻子!!大変だ!!国家転覆計画とか何とか言ってる』
「あぁ、あれか。分かった。詩音ちゃんが作ったミサイル探索機があるから場所は分かった。解除してくる」
『ちょ、そんなド直球な名前の奴があるの?ご都合主義にも程が・・・切れてやがるし』
私は詩音は凄いなとすごさから呆れが勝った。
そして、ドンドン白くなる空調室
「う、うわ。クソ見えない!!どうすれば!!」
慌てふためくフォード。今だと私は思い
『じゃあな、フォード。友達の遊び場を奪い!詩音を誘拐して!学校を爆発させてそして!!幸おじさんを殺して!!くそ喰らえ!!!リベンジパンチ!!』
私は駆け出してパンチをする予定だったが偶然にもある瓶を踏み転んだ。
『ギャ!!!』
その瓶は偶然にもフォードの頭に当たり割れた。
「あぁぁぁぁ!!!」
そして、瓶に垂れる液体を飲んでしまった。
「あぁぁぁぁ!!!」
俺はここで死ぬのかこんなばかな!!死に方で!!
・・・幼いころからフォードには両親はいない
大人たちはあなたを助けたから両親は亡くなったというがフォードは、その行動に対しバ愚かだと思っていた。
そんなフォードは勉強も体育も全然できなくて虐められてきた。そして、ひどい癇癪持ちだった。
いつも喧嘩ばかりしていた。
そして、年齢が上がるにつれて体力が増さりドンドン暴力的になってきた。
中学の頃初めて寄り添う仲間が出来た。
それは、志乃だった。
志乃も劣等感を抱いていた。そんな薄い関係だったが楽しくは出来た。
そして、どんどん劣等感仲間が増えていつの間にか中二でギャングのリーダーになっていた。
だけど、志乃がギャングを辞めた。
フォードはなぜか悲しくてそれを止めたくて一緒に死にたくて志乃の幼なじみの家に入り志乃を連れ去った。
そして、なぜか志乃の幼なじみを銃で一発撃った。
その後、死んだらしい。
フォードは殺した贖罪意識で東京から逃げた。
そして、いろんな所に行った。
だが、見ている光景はいつも一緒で大人が子供を虐めている光景ばかりだった。
だからフォードは決めた。
子供を精一杯愛すとそして、そのためにまず、大人を排除すべく麦田を仲間にした。
そして、次に孤児園で小さい子のお世話をしてた櫻子をお仲間にそして、癒されるためにシスターのシスを仲間にしたって言うのに・・・どうして、大人たちはあんな反抗的なんだろうか・・・
だったら、愛して欲しかったよ。一度でもいいから撫でて欲しかった・・お前ら大人たちに・・・
フォードは静かに目を瞑った。
『あ、あれ倒れてる?』
「華、急いで来て!!」
トランシーバー越し櫻子の言葉
華は『は~い』と一言だけ言い櫻子の所に向かった。
「あっ、華。良かった生きてて」
と志乃さんが迎えてくれた。
『はい、生きてますよ。そういえば、櫻子。ミサイルは解除した。』
「もちろん解除したよ。」
『それは良かった。』
すると、サイレンの音
『け、警察!?』
私は驚きを隠せない
「まぁ、爆弾の音で通報が入ったんでしょう。」
「そうだな。」
なぜか志乃と櫻子は冷静になってた。
『ヤバいじゃん!!とにかく逃げよう!!』
私はそう言うと・・
「なぁ、華これに乗って・・」
と巨大な大砲。
「それって、詩織姐さんの部屋にあった。大砲」
私は驚きを隠せない
「華、これに乗るんだ!!」
志乃はそう言った。
「えっ、でも二人は・・」
「いいから早く乗って」
櫻子は叫ぶ
「はぁえぇ・・・」
私は驚きながら二人に連れられ大砲に入れられた。
「じゃあね。華。あたしたちの事は気にするな!」
「華。本当にいろんな事してごめん」
二人はそんな事を言っているが顔は笑顔だ。
「はぁ、どういう?」
大砲は意気良いよく私を吹き飛ばした。
「警察だ!!いる者は手を頭に!!」
警官がそう命令する。
二人は素直に手を頭につけた。
二人は顔を見あって笑みを浮かべた。
「べきし!!」
私は公園の砂場に降りたった。
「おぉ~ちゃんと着くもんなんだな。お姉ちゃん本当凄いな」
と詩音が喋っていた。
「詩音、どうしてここに?」
「ん?櫻子さん、志乃さんたちに頼まれて」
私は一瞬で分かった。
櫻子たちは元々私を逃すために自分たちが警察に捕まると仕向けたってことを・・
「ど、どうして教えてくれなかった!!!しおん!!」
私は泣き崩れた。
「まぁまぁ、泣くな。はいこれ」
詩音は私に紙を渡す。
「なにこれ?」
「櫻子さん、志乃さんから手紙」
私は手紙を読む。
華へ
ごめんね。こんな別れ方ででも華にはもっといい人生があると思う。
あたしたちみたいなもう人生絶望エンドの奴らには警察にでも捕まって過ごすっていうのがお似合いだよ。
華にはいっぱい可能性がある。それをこんなので潰さないで自由に生きて
華頑張れ!!糞兄貴が持ってきた話を台無しにするなよ。
じゃあね。
春風櫻子、橘志乃
手紙には私の大きな涙が当たる。
「本当だよ。こんな別れ方嫌だよ。」
私は泣き崩れた。
「まぁ、華立て!!私の家に行くぞ。お母さんと執事が美味しいご飯作って待ってる。」
「うん」
私は立ち詩音に持たれながら詩音の家に向かった。
次回 最終話
読んでくれてありがとうございました。もし面白いと思ったら☆を一つでもいいです。(原作者が大喜びします)あと、ぜひご感想もしてください。
例としては(例:シンプルに物語が面白くない)等をお待ちしてをります。
そして、誤字脱字があれば即座に報告をお願いします!!!




