カルチャーディープアドレフラワーズ
第十九話です。誤字脱字等の間違いがあるかもしれませんが温かく見てください。
「よし、みんないよいよこの日が来たよ!!」
凪は大きな声でクラス中に言った。
クラスの皆は「「「おおおお!!!」」」と言った。
「じゃあ、みんな頑張って!!」
私はどこかに行こうとする。
「ちょ、ちょっと待て!!華ちゃんどこに行く気?」
「いや、生徒会のやつに行かないと・・」
「なるほどそういう事か・・じゃあちょっと待って」
凪はそう言ってどこかに行った。
数分後
「お待たせ!!華ちゃん」
と凪はメイド服を持って来た。
「はっ、着ないよ。凪。え、普通にいやだよ。」
私は逃げようとするが凪は私の首根っこを掴む
「逃がさないよ。詩音ちゃん!!華ちゃんを持って」
「はいな!!だったらたらら!!束縛ロープ」
詩音は束縛ロープを使い私を捕まえる。
「うへへへ、華ちゅゎ〜ん。覚悟」
「ちょ、やめ。やめろー!!!!キャー!」
そんなこんながありましてメイド服姿になりました。
「う、う、うなりたく無かった。」
「キャー!!華ちゃんカワイイ!!キスしたい!!」
「凪先輩。いろいろ心の声が駄々洩れですよ!」
詩音は凪を咎めた。
「おっとごめんなさい。ちょっと、おいどんの理性・・理性が」
「急に西郷にならないでください」
「なぁ、もう脱いでいい」
私は凪に懇願した。
「ダメ。そうだ!写真を撮ろう!華ちゃん!」
「ハッ、嫌だ!」
「じゃ、撮りますよ!!」
「なんかもう、準備完了しているし!」
「ほら、ニッコリ笑顔にして」
凪にそう言われて私は限りなくニッコリ笑顔にした。
【パシャ】
「ふ、やっと終わった」
「ありがとうね。華ちゃん。また、後で」
「華。誰か連れて来いよ!」
と二人はどこかに行った。
私は急いでメイド服を脱ぐ
「アッ、ヤベコンロに小麦粉ブチまけちゃった。」
とクラスの男子が言う声がする。
「まぁいっか。火をつけるぞ・・ボウェェェェェ」
男子はそんな事を言っていると誰かにぶん殴られ鈍い音がした。
「こら!小麦粉を吹け!大爆発して死ぬぞ!!」
と詩音の声だった。
怖!!と思いながら私は生徒会室に向かった。
生徒会室に着いた。
「おはようございます。会長、真理」
と言っても誰もいなかった。
「うん、誰もいない。どこ行ったんだ?」
と私が思っていると置手紙があった。
ん?なになに
今、生徒会は体育館にいます。
用がある人は体育館に来てください。
はぁ~面倒くさいなと思いながら私は体育館に向かった。
そういえば、この学校、四か月前に大事件起きてたな。
そんなものを忘れるほどに綺麗になったな。
と気楽に歩いていると体育館に着いた。
「う~ん、まずいどうしようでしゅ」
「本当どうしましょう。会長」
「う~ん、これは不味いな」
と龍雅と会長、真理が話し合っていた。
「どうしたの?三人とも何話しているの?」
私は聞いてみた。
「「「あ!!この人だ!!!」」」
と突然三人は言った。
「どうしたの?三人とも!!急に大声出して」
すると真理が
「いや、早乙女さん。実は‥二年生の劇の人が足りなくて・・」
「どうゆう事?」
「みんなインフルエンザになってほぼ来れないらしいんですよ・・」
「そうなんだ。で、どのくらい休んだの?」
と私が聞くと龍雅が
「僕と真理ちゃん以外の皆は休んだでしゅ」
はぁ!?
「いや、いや。嘘でしょ。龍雅そんな見え透いた嘘。私見え見えだぞ!!」
「嘘じゃない。早乙女。これは本当だ」
会長は神妙な物持ちになる。
本当の事のようだ。
「で、私は何をすればいいの?」
私は三人に聞く
「早乙女。君には劇に出て欲しい」
「まぁ、いいですけど」
私承諾した。
「それは、良かった。じゃあ、今すぐステージに・・」
「えっ、どういう事?」
私が聞くと会長は
「だって、あと五分で始まるもん」
と会長は呑気に言った。
「ハァ!!!!」
「ここが華の中学校か。」
櫻子は学校の門を通った。
本当に来てよかったんだろうか。
私は鼻にとっても私にとっての大事な人を殺したのに…
櫻子はそんな事を思ったが朝の出来事を思い出した。
「なぁ、櫻子。文化祭来てくれ」
「えっ!?」
櫻子は驚いた。
「ふ、これは私の自己満じゃない。あれだ。櫻子の罪の懺悔の一環だ。だから来いよ。」
「うん」
「じゃあ、行ってきます。」
うん、これは懺悔の一環。そして、幸さんに華がどんな事をしたか伝えないと
櫻子はそんな思いを胸に華を探した。
「う~ん、華どこにいるのかな?」
櫻子は華を探していると・・
「体育館で劇あるみたいだぜ!!」
「行ってみようぜ!!」
「劇か‥行ってみよう。もしかしたら華いるかもしれないし」
そんなこんなで櫻子は体育館に着いた。
そして、適当に席に着いた。
【続いては二年生と生徒会の劇です。少々お待ちください。】
放送が鳴り楽しみにしていると・・
「はぁ~あのバカ兄貴。メイド服の生徒に興奮してどこ行った?」
と独り言を言う女の人。
櫻子は驚きながらも無視をした。
「さてと、劇見よう。」
と女の人は櫻子の隣の席に座った。
「そういえば、華はどこにいるんだろう」
と女の人は独り言を言った。
櫻子は驚き女の人に話しかけた。
「華を知っているんですか?」
「えっ、そうだけど・・あなたは・・」
「あっ、すいません。今、華の家で居候している・・」
「あぁ~華から聞いたよ。アイツを倒すんだって」
「まぁ、そうですね。」
「私も手伝うよ。アイツはマジで地獄に堕ちないと・・」
女の人は復讐心を出すが
「まぁでも今日は楽しもう。あなたの名前は何?あたしは志乃っていうの」
「あっ、私は櫻子・・」
「櫻子って言うんだ。もう、劇が始まるよ。」と志乃が言った。
「で、何をやるの?」
私は三人に聞いた。
「桃太郎にしようかなって思っているんですよ。早乙女さん。で、早乙女さんが桃太郎で。他の役は生徒会でどうにか役はたてます。」
真理はそう言ってきた。
「そうなんだ。分かった。じゃ、桃太郎ね。」
「あ、あれ私は‥」
と会長が言ってくる。
すると、真理は
「会長は怖いから鬼で」
「はぁ・・」
「じゃあ、私、ナレーションなので行ってきます。まぁ、どうにか繋げますから頑張りましょう。」
真理はそう言うと放送するところに向かった。
「なぁ、桃太郎ってなんだ?」
と会長は言った。
「えっ!?」
私は驚いた。
「いや、私たち真理の言う事に従ったんだが桃太郎のストーリ大体しか知らないんだ。」
と会長は言い後ろの生徒会の人も会釈する。
そして、なぜか龍雅も会釈する。
「おいおい、まぁ、私も分からないからまぁ、みんな中二病になればいいんじゃない!!」
私は適当なことを言った。
だって、分からないんだもん。仕方ないよね。
【お待たせしました。二年生と生徒会の劇です。】
【むかしむかしある所におじいさん】
「我の名はロウゼンロード」
【は?あっ、とおばあさんがいました。】
「我の名はキョウセイローゼンタール」
【は?おじいさんは山へ芝刈りにおばあさんは川へ洗濯に行きました】
「じゃあ、キョウセイローゼンタール我は山をしばきに行く」
「ロウゼンロード。我はアリエールしに行くわ」
【は?】もう、真理の頭の中は、は?でいっぱいになっている。
【おばあさんが川で洗濯しているとドンブラコドンブラコと桃が流れてきました。おばあさんは桃を家に持ち帰りました】
「ロウゼンロードよ。お前に桃色の魅惑の果実を献上する。これを斬しておくれ!!」
「分かった。キョウセイローゼンタールよ。斬撃必勝奥義煉獄斬り!!」
【おじいさんが切るとそこには小さな男の子の赤ちゃんがいました。】
『おぎゃおぎゃ』
「おう、赤ん坊だ。こいつはピーチ太郎と名付けよう。」
【こうしてピーチ太郎と名付けられた男の子はすくすくと成長していき十五歳になりました。そんな時、町では暴れ回り盗みや殺人を起こしていました。ピーチ太郎は鬼を倒すことを決意しました。】
『ロウゼンロード、キョウセイローゼンタールよ。ウラは悪の鬼を倒しに鬼ヶ島へ行く。』
「分かった。行って鬼を鬼気迫る勢いで倒してこい。儂の剣はいるか?」
『いいのですか。ありがとうございます。』
「ピーチ太郎。これを・・」
『キョウセイローゼンタール。これは!!』
「君の好きな牛丼、かつ丼、親子丼だ。これを大事に持って頑張っていきなさい。」
『ありがとう。皆では行ってくる!!』
【こうして、ピーチ太郎は鬼ヶ島に向かいました。その道中桃太郎は犬に会いました】
「ピーチ太郎さん鬼退治に行くんですか?」
『きも、犬が喋った』
「僕、腹減って死にそうなんだ。助けてください」
『仕方ないな。ほらよ。牛丼だ。食え』
「ありがとうございます。是非ともピーチ太郎さんの仲間にならせてください」
『勝手にしろ』
【こうして、犬は仲間になりました。犬が仲間になり鬼ヶ島に行く道中次はサルに会いました。】
「ピーチ太郎さん。僕も仲間にしてほしいでしゅ。」
『うるせぇ!!サルはウキウキ言っとけ!!』
「うぇ~~~ン」
【おっと、サルは泣きだしました】
『泣くなよ。このかつ丼食って泣き止め』
【ピーチ太郎はサルにかつ丼をあげました】
「仲間になっても・・」
『勝手にしろ』
【こうしてサルが仲間になりました。犬とサルが仲間になり鬼ヶ島に行く道中次はキジに会いました】
「ピーチ太郎さん。僕鬼に家族を殺られて復讐したいんだ!だから!僕も仲間にしてくれないか!」
『良いぜ。』
「やった!」
『だが、条件がある。』
「なんですか」
『この親子丼を食べろ』
「共食いだっぴ!!」
【まぁ、いろいろありキジは仲間になりました。】
『いよいよ。鬼ヶ島だ!!お前ら気合いあげろ』
「「「おお!!」」」
【こうしてピーチ太郎たちは鬼ヶ島に着きました。】
『お前らが鬼か』
「あぁ、そうだがお前は誰だ?」
『ウラの名はピーチ太郎。お前らを倒しに来た。』
「ほう、大層なことだ!だが!お前らの墓場はここになる!お前ら殺れ!!」
「「「「うお!!!!!」」」」
『ウラたちも殺るぞ!!』
「「「うお!!!!!」」」
【こうして鬼との激しい闘いが始まった。】
「わおーん」
「「ギャー!!」」
【犬は鬼の腕を噛みちぎり】
「ウキウキでしゅ」
「「うわー!!」」
【サルは鬼の顔を引っ掻き回し】
「ピュンピュンビューン」
「「うわー!!」」
【キジは空を飛び鬼の目をつつく。鬼は続々と倒されていき最後の大将との闘いになった。】
『さぁ、お前が最後だ。会長!!』
「ハハハ私を倒せる訳ないだろう!!」
『それは、どうかな!はっ!』
華は跳んだ。それはもう凄く
「掛かってこい!ピーチ太郎!」
『終われこの悪しき輪廻を斬る。代々受け継がれるウラの家の技だ!斬撃必勝奥義煉獄斬り!!』
「グギャー!!!」
【こうして鬼を倒した。ピーチ太郎たちは平和に暮らしましたとさ。以上、二年生と生徒会の桃太郎もどきでした。】
幕が閉じ私たちは皆でハイタッチをした。
だが、しかし一人を除いて・・
「おい、何桃太郎大改変しているんですか!!」
このあと私たちは真理にメチャクチャ怒られた。
「まったく子はこんな話も分からないなんて」
真理は愚痴をこぼすがおめも同年代だろ!!!と思ったが心の中で押さえつけた。
「そうだ。早乙女。君が考えた謎解きの所に行かないか?」
会長はそう言ってきた。
「まぁ、そうだな。行こうか。」
「行きましょう。行きましょう。」
そして、私たちは脱出ゲームの会場に行った。
「うわ、結構並んでいる」
「大盛況だな」
会長と真理が言った。
真理たちが言う通り脱出ゲームにはたくさんの人が並んでいた。
悪い気はしなかった。
「むずかった」
「あの問題考えた人天才じゃない」
「問題は一人の生徒が考えたって」
「すごいよね。誰なんだろう」
私の話をする生徒、親、先生
凄く嬉しかった。
「そうだ。早乙女さん早乙女さんのクラスの出し物見に行きたいです!」
「えっ!?」
「確かに私も早乙女のクラスの出し物に行ってみたいです」
「か、会長!!」
と言う事で私たち三人はクラスの出し物メイド喫茶に行った。
「ヘェ〜ここが三年のメイド喫茶ですか」
「うん、そうだよ。真理」
「うわ、看板綺麗ですね。」
真理は看板を指でさす。
「それ、上早さんと私が作ったんだよ。」
「えっ、上早さんってあの絵が上手くて早い」
「うん。」
「すごーい」
「おーい、二人ともそろそろだぞ。」
会長は私たちに言う。
「「はーい」」
すると「お客さまお入り下さい。」とクラスのメイド服を着た男子が言った。
そして、私たちはクラスに入ると男女問わずみんなメイド服を着て本格的だった。
私たちが見惚れていると
「お帰りなさいませ。ご主人様」と凪が現れた。
「あっ、凪」
と私が言うと
「あ、華ちゃん。お客さん連れてきたの?ありがとう。席はあちらだよ。」
と凪は私たちを席に案内してくれた。
「では、ご主人様。何をお食べになりますか?」
と凪は尋ねた。
「じゃあ、私はオムライス」
「じゃあ、私も真理と同じで」
「えっ!?」
「どうした?真理?」
「いや、何でも」
と真理、会長はオムライスを頼む。
がしかし私はいつも通り
「私、牛丼で」
「もう華ちゃん。本当、牛丼が好きなんだから」
「あ、あと飲み物はコーラで」
「水しかないよ」
凪の言葉に私は恥ずかしくなった。
「あっ、そうか」
「じゃあ、少々お待ちください」
と凪はどこかに行った。
「本当、早乙女のクラスのメイドさん可愛いな」
会長はそんな事を言っていると
「会長何見ているんですか?」
と真理が言ってきた。
「うん?何か悪かったか?」
「いや、そういう訳じゃ・・」
真理は顔を膨らませて黙り込んだ。
「どうした?真理?」
と私が聞くと
「いや、何でもないです。」
とだけ言った。
ん~何があったの?と思ったが気にしないようにしよう。
そんなこんながあっていると
「お待たせしました。オムライス二つと牛丼です。」
と詩音が食事を持ってきた。
「あっ、詩音」
「なに?ご主人様」
詩音はメイドの役に型ついていた。
「うわ~おいしいそう」
「美味そうだな。」
とテーブルに置かれる料理たち会長と真理はもう今にも食べそうだったが
「ご主人様。少し待ってください。最後に美味しいおまじないを・・」
と詩音は手をハート形にしておまじないを言い始めた。
「3.1415926535 8979323846 2643383279 5028841971 6939937510 5820974944 5923078164 ・・」
「いや、円周率!!おまじない円周率!!」
「えっ?違った?」
「大分違うわ!!」
とツッコミしていると
「もう、詩音ちゃん。円周率じゃないよ。」
と凪が来た。
「すいません。詩音ちゃんが代わりに私がおまじないをします。」
と凪がおまじないを始める。
嫌な予感しかしないな。
「仏説摩訶般若波羅蜜多心経観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄舎利子色不異空空不異色色即是空空即是色受想行識亦・・」
「ちょっと待て!!そんな事と思ったよ!!」
「もうなに華ちゃん。まだ、おまじないは終わって・・・」
「お経じゃん!!ほら、もっとモエモエキュンとかあっただろう」
「あぁ、あれ、あれやって欲しかったの?」
と凪が聞く
「そうだよ。それしかないだろう。」
「なんだ。じぁ、華ちゃんも連れ添いの人もやってください。モエモエキュン」
「「「モエモエキュン」」」
こうして私たちはご飯を食べた。
ものすごくおいしかった。
「美味しかったな。真理」
「あっ、はい。会長!!」
真理たちの会話が聞こえてくる。
私はボンヤリと天井を見ていた。
すると、
「ねぇ、可愛いね。僕大学教授なんだ。もし、良かったら今日文化祭が終わったらお茶でも・・」
「あっ、大丈夫です。」
「いや、一生のお願いだ!!」
ん?どっかで聞いたことある声、口調だな。と思ったがまぁ、気にしないでおこうと思った。
「ご主人様。このイチゴパフェをもーっと美味しくなるようにおまじないをかけます。ご主人様もお手伝いしてください」
「はーい♥」
「モエモエキュン」
「モエモエキュン」
と野太い声が・・
ま、まさか。いやないだろう。でも、一応・・
と思い私は後ろの方を見た。
案の定だった。
実と杉畑だった。
二人ともクラスの女子に色欲の目を向けているように見える。
ちょ、ちょっと幻滅した。いや、だいぶか。
すると、案の定二人と目が合ってしまった。
私は軽く相槌をする。
すると、二人は
「華!!」
「華ちゃん!!」
と私の名前を連呼した。
「うぇ~華ちゃんじゃん。」
ダル絡みしてくる実。
せっかくのボンヤリする時間が無くなると残念がった瞬間
「いた!!!バカ兄貴!!」と志乃さんと櫻子が来てくれた。
「ヤベ逃げろ!!」
とバカ兄貴こと実は逃げた。
「あっ、待て!!」と志乃さん言ったがもう聞こえる位置にはいなかった。
「あれ、なんで櫻子と一緒?」
と私が聞くと
「あぁ、なんか仲良くなった。」
「うん!!」
「そうなんだ」
と思っているとアイツの姿がなくなっている。
「あれ、そういえば。杉畑は?」
と私が言うと真理が
「あぁ、なんかパフェを急いで食べてどこか行きましたよ。」
あぁ、恥ずかしかったんだろうな。と私は思った。
「ねぇ、華。お化け屋敷行かない」とまさかの櫻子が言いだした。
「あっ、別にいいけど」
「良かった。志乃さんも来ますか」
「うん、いいよ。」と志乃さんは快く承諾した。
「じゃあ、ここで、お別れだな。早乙女」
と会長が言う。
「もう、いいんですか。」
と聞くと
「まぁ、だいたい私たちも終わったからな。楽しんで来い」
「本当にありがとうございました。早乙女さん」
「ここは、私が代金を持つ。早く行ってこい」
「ありがとう。会長、真理」
こうして、私たちはお化け屋敷に来た。
「やぁ、華。来たな!!」
とムッツリマンが出迎えてくれた。
「あれ、ムッツリマン?バーにガールは?」
「あぁ、生徒会に怒られ紆余曲折あってお化け屋敷になった。」
「そうなんだ」
「で、そこのカワイイ人たちは?」
と私の後ろにいる志乃さん、櫻子(主に櫻子)に指を指した。
「ムッツリマン、志乃さんは会ったことあるでしょ。」
「あぁ、あの時の」
とムッツリマンは思い出したかのように言った。
「どうも、六巳くん」
「あっ、ウっす」
「で、この人が新しい私の同居人の」
「春風櫻子です。」
「あ、ああ、ウっす」
「あぁ、よろしく」
と櫻子とムッツリマンは初めての挨拶を交わした。
「じゃあ、さっそくお化け屋敷にどうぞ」
とムッツリマンに案内され私たちはお化け屋敷に入った。
「女の子三人には怖いかもしれないよ」
と言われたがどうなんだろうと思っていると早速お化けが出てきた。
「うわ!!!」
ふ~ん、全然怖くないと思っていると
「ギャーーーーー」
とお化けがそそくさと逃げていった。
なんで?と思っていると二人も一緒で一斉に
「「なんで?」」
と言った。
私たちはその後も進んでいくがお化けは私たちにびっくりして逃げていくばかりだった。
そして、何も怖くゴールしてしまった。
「何も怖くなかったな。二人とも」
私がそう言うと
「本当、そうだよね。」
「なんで、だろう?」
と三人で話しているとムッツリマンが現れた。
「あのう、お三方。ごめんだけど君らの目が怖いって苦情がお化け役から来たけど・・どういう事?」
私たちも逆に聞き返した。
「「「どういう事?」」」
「いや、お化け役の人が言っているのだと志乃さんが元ヤンみたいな目で怖い事で‥」
「ギク」
「で、櫻子さんが殺人する顔って・・」
「ギク」
「で、華がなんか目つき悪くて怖いって・・」
「なんで?」
「そういう訳だから・・まぁ、お化け役が働ないからもう来ないでね。」
とムッツリマンは言いお化け屋敷のスタートの所に行ってしまった。
「元ヤン・・」
「殺人・・」
二人はものすごくダメージを追った。
そして、私はこう思った。
なんで、私だけ単なる悪口なんだろう?
「元ヤン・・」
「殺人・・」
まだ、傷を負っている二人
私は無視して適当に歩いた。
ヨーヨー釣り、射的、綿菓子。
もういろんな所に行った。
そんな事をしているともう、文化祭も終わる時間が近づいてきた。
「はぁ、楽しかったな。文化祭。」
と校庭裏をほっつき歩いていると
「あの!!会長!好きです。付き合ってください!」
と真理の声
えっ!!!
私は急いで木の陰に隠れた。
ど、どういう事だ!!
と思っていると
会長も
「どういうことだい。真理」
と会長も私と同じことを言ってくる。
「わ、私ずっと一人ぼっちで親もいないし友達もいなくてずっと寂しかったんです。けど、中学に入ったと同時に会長は私を生徒会に誘ってくれましたよね。そして、生徒会に参加していく中での仲間作りとかいろんなことを教えてくれました。ありがとうございます。そんな会長に惹かれたんです。今年の文化祭の目標は`みんなに最高の思い出を‘でしたよね。私は会長に告白して最高の思い出を作りたいんです。お願いします。私と付き合って下さい!!」
真理はありったけの愛を会長にぶつけた。
「駿だ。」
「えっ?」
「私の名前は駿。会長っていうのは上の立場の者に言う言葉だ。付き合うんだったら対等にいかないとな。」
「それって」
「いいよ。」
会長は真理の胸に抱き着いた。
抱き着いた瞬間文化祭の終わりを知らせる爆竹が鳴る。
「会長。いや、駿。したい事が・・」
「なんだい。真理。」
真理は目を閉じて唇をとがらせ会長の唇に一直線に向かう。
うおぉぉぉぉぉぉ!!
と思っていると
「うえ~~~~~~い」
と実が来た。
どんな時に来るんだよ。と思っていた。
だがその時、私はこれ、真理たちが気づけばキス出来なくなると
それは、いけない。
私はその想像をすると後悔が出る
そして、私は心を鬼にして中二病を発動した。
「うえ~~~い」
と呑気な実
『やぁ、実』
私は小さく囁く
「あっ、華ううぇ」
実は巨大な声でそんな事を言おうとしたので私は拳を挙げた。
『鼓拳』
実は一瞬にして倒れ気絶した。
ふ~危ないと思って振り返ると
「なにしているんですか。早乙女さん」
バレた。
「早乙女どうしてここに?」
ヤバイ
「あっ、たまたまだよ。」
「もしかしてみて・・・」
と真理が言ってきたので
「何が見てないよ。告白なんて」
「見てるじゃないですか・・」
「あ、はい、見てました。全部」
「そうなんですね。」
と虚空の時間が続いた。
「まぁ、続きをやろうか」
と会長は言い
真理を抱き寄せ真理の口に熱い接吻をした。
真理も最初は恥ずかしそうだったがだんだん嬉しそうな顔になってきた。
私は何を見せつけられてるんだと思ったが
「おめでとう!!!」
と拍手した。
「じゃあな。早乙女」
「早乙女さん。さようなら」
熱い接吻が終わり会長と真理と別れ私は気絶中の実を連れて志乃さんを探した。
なんか今日濃かったな。まぁ、楽しかったしいいか。最高の思い出が出来たよ。生徒会のお二人さん。いや、駿と真理。
その日の夕焼けはものすごく赤かった。あの二人の恋の色みたいに・・
あれ、こんな話だっけ?
<終>
第五節 文化祭篇 終
次回 第六節 冬を歩み春が咲く篇 開始
読んでくれてありがとうございました。もし面白いと思ったら☆を一つでもいいです。(原作者が大喜びします)あと、ぜひご感想もしてください。
例としては(例:シンプルに物語が面白くない)等をお待ちしてをります。
そして、誤字脱字があれば即座に報告をお願いします!!!
あと、短編連載の「鼓の舞」も終わりましたのでそちらも是非読んでください。
次回12月投稿予定これはガチ




